何、見てんだよ。
泳げるっつってんだろ!
‥ちょっと、ムーンウォークの練習してんだよ。
あっち行けよ!
細かにえぐられた容積を抱え込む椎の木立が潜熱としての意味を失う地点であてどなくさざ波は広がる。枝間からこぼれ落ちる木の葉ははじまりを告げる単音を虚空に受精させ大気がむららと熟するのを苔のように待つ。
....
ワタナベ『リフレイン』
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=34796
丘 光平『壁』
http://po-m.com/forum/showdoc.php ....
首をかしげるのが可能である場合にだけ、地球を止めたいと思います。空を見上げるのはいろいろな事です、そして、するのが可能であるなら、まず一つ目はキックの話でしょう。
1.キック。
....
さかさまつげ と診断され
父に手をつないでもらって
眼科に通って いた頃
診察してくださった先生は
遠くをみつめなさい と言った
遠くの山の緑 遠くの景色を
とても 眼にいいか ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=34796
街中でヘッドホンごしにベースソロを聴いていると自分の周りだけが別空間の
ように錯覚する。このリズ ....
女王様は、悩んでいました。
そろそろ結婚してくださいと、家臣たちから言われていたからです。
女王様だって、結婚したくないわけではありません。けれど、女王様が好きになる男性は女王様を相手にしてくれず ....
母をおくる と
おそらく
わたしの半分が終わる
半分が終わる と
わたしには
守るものがたくさんあって
後戻り
できないことも
また
たくさんあるのを知って
さみしさの ....
ネジ巻く、ねこの
足で
びっこひきながらつくる、
足跡は君に
ひとつ残らず
食べられ
慣れ、
パステルカラー、死んじゃえ
と
つぶやきながら
背中の巻き毛も、
くるる ....
忘れたころにやってきて
ああ そうだったねと独り空を仰ぐ
懐かしんでばかりいられない
私にはわたしがいる
君が誰かとsexしているとき
私は君の書いた詩をよんで
自分の小ささに頭を抱えてい ....
詩誌「荒地」に所属していた詩人たちの中でも、北村太郎の存在は一種特異である。鮎川信夫のように出発時に先頭に立つこともなければ、田村隆一のように低空飛行しながら生き延びることもない。最初期にはいかにも ....
堆積する僕らの羽で世界は作られるという話。
リノリウムの床を滑らない上履きの爪先
ゴム製の高音が窓に当たる
スーパーボールの見えない躍動
それが、君らの証しだ。 そして
....
冬からようやく春になります
夜空がもう春になりました たぶん
桜がもう芽吹いています
知っていますか
東京、よりも半月も遅い
川の流れは順調です
これ以上ないほど順調です
その先 ....
私たちは、夜Aを置きながら、暗闇の螢光燈がわずかに照らす縁のNipponia nipponで停止します。 「それはのどが」 声にならない音のためにきしみやすく、最初に「重力がしっかり私をきちんと踏むか ....
午前三時、まぶしい日テレ
閉じた強がり、開き直り。囲繞。全然何も開かない感じ
死んだ貝みたいにメッセージがない。
待望される、着信
悪魔の燃料を蓄えているつもり。
全て100か0で割り切 ....
校長は絶好調!俺は田舎侍、
辻斬りするの、ザウルス
すべからく太もも弾け、
今日は良き日であるの、ザウルス
あっぱれ、俺は因数を分解する、
分解し続ける、ズシン
が、因数は俺を ....
仕事をやめたいやめたいと毎日泣きそうな顔で
働いているCさんは
今年で勤続十年表彰されて金一封
旦那と別れたい別れたいと
言いつづけたHちゃんは
第二子ご懐妊つわりも軽く順調
親な ....
バナナの十本に一本は
キリンでした
知りませんでした
その長い首を
その角を
その身体の中にある様々な器官を
たくさん食べました
たくさん噛みました
だから郊外の動物公園に行く ....
少しだけ死なせて、と
たった一人
君が言った
春の
うつくしい夕暮れだった
ぼくは
君なら死んでもいいと
思ったから
ばんご飯の時間には
帰っておいで、
と言った
ぼくは君が
....
「ネット詩とビート」
{引用=「テレビは深い参与を求める様式であるから、若い詩人たちが突然に喫茶店や公園、その他あらゆる場所で自分の詩を朗読する事態を引き起こした。テレビ以後、詩人た ....
1.
かみさまは、どこですか。
2.
かみさまは、どこですか。
道すがらたずねると
あっち、と指をさした人がいたので
ひたすら あっち、に向かって歩いた
歩いて歩 ....
{引用=
「詩とはなにか?−この問いに対する答えは、詩の方法的、形式的側面からなされるのが普通です。しかし、形式的規律をもたない自由詩以後は、こうした側面からこれに答えることは、全く困難になってしま ....
日参6000人の大型サイトに、1人のサイト荒らしが訪れた。
5999人がそのサイトを好きだったが、その1人はそのサイトを憎んでいた。
3年前、現在のサイトの前身サイトでそいつと話したことがあった気 ....
まず詩を読んでもらいたい。
花は自らの美しさを知らず
自らの美しさを語らず
ゆえに美しさは
美しいと思う心に常に宿る
たとえば僕が誰かに「美しいですね」と言った ....
その確率で失うものがあるのなら
その確率で得られるものも
きっとある
味わった悲しみは
次の喜びを増すためにあると
誰かが言っていました
先日花見にでかけたのですが
今年の桜は遅く満 ....
肩にまわした枝先から
次々に花が咲くように思えたのは
良く晴れた陽のまぶしさでなく
あれはそう
池のほとりから身を投げ出して
舞う花びらをつかまえようとした
少し危うげな
それでいて柔ら ....
夏、わたしのさみしさへ
はぐれた雲がひとつその影をおとしてゆきました。
青い空はわたしのものではなく
雲はしずかにながれてゆきます。
そのあわいかげにいつか はなの
しろいひとひらがあらわれ ....
熊髭bさんの「詩を書くのを忘れてしまうススメ」を読んで感じたこと
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=34372
やはり、「詩を書くのを忘れ ....
詩を読んだり批評書いたりするときの話。
その作品に対して「それはどこで笑うのか」って思う。それはどこで泣くの
か、それはどこでグッと来るのか、それはどこで頬を染めるのか、どう言い換
....
指でつなぎとめ
奥にひろがるはずの
水をかくした葦の
叢で
わらい戯れてひそみ
その口をふたぎあって
ちいさな音に身を寄せ
ぬくもる鳥となった
あたたかい日に歩こう
の約束は ....
いとうさんのおすすめリスト
(1499)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
うぜー
-
※
携帯写真+ ...
11
05-4-22
滅び
-
葉leaf
自由詩
12*
05-4-22
批評05/4/22
-
黒川排除 ...
散文(批評 ...
11
05-4-22
蝶よ流線をなぞる
-
nm6
自由詩
6*
05-4-21
とおくを_みつめなさい
-
砂木
自由詩
58*
05-4-20
【批評ギルド】『リフレイン』ワタナベ
-
Monk
散文(批評 ...
6*
05-4-20
女王の結婚
-
チアーヌ
散文(批評 ...
6
05-4-19
母をおくる
-
umineko
自由詩
31*
05-4-19
女、春にて
-
みい
未詩・独白
3
05-4-18
詩か
-
madoka
自由詩
5
05-4-18
北村太郎(その詩と死)
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
12*
05-4-17
堆積する、あらゆる羽で世界は作られる
-
千月 話 ...
自由詩
11*
05-4-15
閉ざされているような
-
フユナ
未詩・独白
12*
05-4-15
ミッドナイト・サン
-
nm6
自由詩
9*
05-4-15
真夏の夜中から明け方にかけての少年
-
hayasakaakir ...
自由詩
5*
05-4-14
ザウルス
-
たもつ
自由詩
6
05-4-13
三日月のてっぺんで恋人を待っている
-
大西 チ ...
自由詩
12*
05-4-12
キリンバナナ
-
たもつ
自由詩
5
05-4-12
春
-
ピッピ
自由詩
12
05-4-11
ネット詩とビート
-
藤原 実
散文(批評 ...
8
05-4-11
かみさまについての多くを知らない
-
望月 ゆ ...
自由詩
43*
05-4-10
【家庭の詩学】_#1_詩とはなにか
-
043BLUE
散文(批評 ...
10*
05-4-9
サイト荒らしと冬と春
-
第2の地 ...
散文(批評 ...
9
05-4-8
「美しさ」について__(自分のことをつらつらと書いてます)
-
ベンジャ ...
散文(批評 ...
4*
05-4-7
その確率で
-
ベンジャ ...
自由詩
14*
05-4-7
桜の木の下で
-
ベンジャ ...
自由詩
9
05-4-5
わたしのさみしさは
-
浅見 豊
自由詩
10*
05-4-5
【詩を書くのを忘れてしまわないススメ】
-
043BLUE
散文(批評 ...
14*
05-4-3
それはどこで笑うのか
-
Monk
散文(批評 ...
37
05-4-2
水鳥
-
田代深子
自由詩
12
05-4-2
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