あんとき、
なんも考えること、できなくって
三条橋の、川原んいけば、
なんかあんじゃないのか
って気がしてた

変わろうとしてた、あらゆるものが
いっしょうけんめいに
風は 台風に
 ....
小木君は白髪が多いので
抜かれた彼のかためなそれが
隣人の指でもってかちくち(旋律)とシャーペンで消しゴムに
のすのすと埋められ(おそれ)

   女! それ、悲鳴をあげたよ!!
   ....
待ち合わせの時間まで
僕は地下街の書店で時間を潰すことにした
詩集のコーナーで数少ない詩集を二、三冊めくってみたが
どれもこれもピンとこなくて他のコーナーにある書籍も
黙りこくったまま ....
   丘が燃える
   潮騒の果てで

   ラムネ壜の中の気泡が何処から生まれ
   そして何処へ消えるのかを知っているだろうか
   耳を澄ませば聴こえるだろう
   遠い海の ....
  冬の木漏れ日の中で懐かしい歌を聴きました
  懐かしくてももう泣けない自分がいました
  それが寂しくてそっと瞳を閉じました
  太陽が淡く輝いた冬の日のことです


  太陽 ....
人間は死んだらどうなるん?
コウちゃんの疑問は
切実

テレビの向こうでは
今日も誰かが流れていく
暗いテロップで

人間は死んだら生まれ変わるん?
次は人間になれんのん?

う ....
三つ目のソラリス(ソダーバーグ)は未体験。

●「ソラリスの陽のもとに」 スタニスラフ・レム について

 この小説を読んで驚くのは、設定の独特さである。惑星ソラリスの「海」はなぞの知的生命体 ....
どうしても子供に本物の象を見せたかった。
それで仙台の動物園まで家族4人車で向かった。

午前9時に起き、チェックアウトの準備をした。
車を取りに外に出、空を仰ぎ見るとそれはどう見ても
クラ ....
現象でくらいそうになる
にじけた光線をぬるりとした衣服にねじ込み
固まっていく木ねじを肉ビデオに録画した

いつでも愛玩ベクトルで
小鳥の影腹切り込んで
圧迫感あるくらいで
天使 ....
                    133時 @ハト通信

はれて
ふうせんやさんになった
これで
すきなときに
すきなだけふくらませられる
ふうせんをひとつ
てにとると
ず ....
この辺の本屋では
  なかなか
  手に入らないので
    直接思潮社に電話を入れた
     正月の三日だというのに
      営業が出た
     ....
白い雲がばらけて見えるのは錯覚ではない
夏は終わりを告げず
静かにわたしの前から去っていた

挨拶はしないことにしている
涼やかな朝の前にそらが幾らか高い

いつも薄れていく記憶の中 ....
降り果てた昨日
いつくしみの跡
アスファルトにておもう
てんてんと
てんてんと

そういえば雲がでていたのです私
秋の空から冬の空にかわるちょうど真ん中の日
雲がでていたのです私
す ....
ねこーとよぶと
ごはんをたべます
さかなはいつまでも
すっぱいまんまです

よぶたんびにちいさくなるので
ちゃんと、おぼえておこうと
なきます
ちんまりしたしっぽが
はたはたとして
 ....
一.

シンクロしている部屋に棲んでいる。

「今日は、耳を貸してくれよ」

ということなので、油に包んで投函しておく。
私は目を借りて、360°サラウンド。

帰ってくると

 ....
全ての窓から水が溢れ出し、流れている。


交差点
2本目のシグナルへ向かう 水群と、
4本目のシグナルから来た 水棲群(もう、繁茂している)は

 光換することなく。 


道、 ....
                    146時 @ハト通信

おおきくてふとい
うでが
ぼくをずっとみはっていて
なにかあるたび
ばかすか
ぼくをなぐる
ちがだらだらながれる
 ....
 センスのいい人のタイトルとか見てると感心しちゃって、「自分にはセンスないからなぁ〜」って思いがち。でも、タイトルってセンスだけじゃない。知識、知識。普段から、色々なことに興味を持って知っていくことが .... ここのところずっと、ある詩を批評しようとして、色々考えていました。
そして考えが横にそれたというか根本的なとこまでいったというかつまり、文章を理解するとはどういうことかに関心が移ってきました。
ま ....
休みの日前。午前七時位まで調子に乗って起きていた。
かみさんが俺の休みなのを知って、娘のカイリ保育園を休ませた。

午前中にカイリが起きて騒ぎまくっていた。
俺は眠くて機嫌が悪く布団からカイリ ....
医者になって十三年目の夏。
病棟を回診して、今日も313号室へ入る。
そこは、病棟の患者さんのうちで密かに「十三号室」と呼ばれている、重症部屋なのだ。

5床あるベッドのうち、1つ目のベッドに ....
本屋で新任女教師が注文したのは
「夫婦交換SP」だったのに
地元の中学生にみられたので
「コレジャナイデス!」と焦って店員にしゃべりながら
その辺にあった適当な本を取ってこれだと言う
「 ....
私の「木葉 揺(このは ゆり)」ってペンネームです。本名は平仮名で「ゆり」です。
「ひらがなでいいじゃん!」と声が聞こえてきそう(笑)いや、これ私のこだわりなんですよ。
多くの人の逆の発想。。。皆 ....
悲鳴を解放する自由 
あんたの神様はどっかで凍っちゃっててそれ削ろうぜ
それ削ろうぜ!それ削ろうぜ!
シャーベット状の糸を一瞬で紡げるゲームみたいに簡単な
電気ミシンでアイドルと空気ガムを ....
 静かな夜。まだ眠くはないが、電灯のスイッチを切る。大気が重みを増し、数百メートル離れた隣家から冷蔵庫の低いうなりが伝わってくる。窓ガラスに埃の粒が当たる音がする。ひとつ、ふたつ。そして、目がだんだん .... おおきい かあさん おおきいな

ちいさい とうさん ちいさいな

ひるね ひるね らいおん ひるね

おしろのてっぺん こうじちゅう


+


さとうと えんぴつ けんかし ....
さかさまにシェイクした、ベトンのコンクリートの。
そして壁の天井は。
逆立て、逆立て、彼方の空へ飛び出して。
境目のあやふやな、はっきりとした、灰色と真っ青の。
そして天井の壁は。
聞き耳を ....
あたしだけみつめてベイビ腐るほど吐いた言葉でジェットが飛ぶわ



カラコンで見えた世界がくちづけであなたに全部伝わればいい



ねえロミオあたし記憶になっちゃうわトイレ ....
あなたが ゆっくりと死のうとするので

わたしは ゆっくりと呼吸をするのです

太陽が 月が居る事に 意味なんて要らないように
                    123時 @ハト通信

とてもよい
いれものをひろったので
さっそく
なかみをつめかえた
まえのいれものよりも
すこしちいさかったので
はい ....
いとうさんのおすすめリスト(1499)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ごめん(京都)- 英水自由詩505-1-12
あの事- もりにい ...自由詩405-1-12
身辺雑記より(九)- たもつ自由詩1605-1-11
潮騒の丘- 嘉野千尋自由詩10*05-1-8
十三月記- 嘉野千尋自由詩45*05-1-7
ふたつのうみ- umineko自由詩205-1-7
二つのソラリスについて- 渡邉建志散文(批評 ...5*05-1-7
フラミンゴ平線- 瓜田タカ ...散文(批評 ...10*05-1-6
ペル名- 瓜田タカ ...自由詩6*05-1-5
すきなだけ- アンテ未詩・独白6*05-1-5
現代詩手帖年鑑2005を電話で注文する- 天野茂典未詩・独白405-1-3
そらが高い- たにがわ ...自由詩405-1-1
雲雀- 日下日和自由詩504-12-31
ねこに生まれた- みい未詩・独白5*04-12-30
隣人計画_2- 英水自由詩304-12-30
隣人計画_1- 英水自由詩304-12-29
ばかすか- アンテ未詩・独白504-12-28
タイトルマニアの「例えば」のお話- 木葉 揺散文(批評 ...13*04-12-28
文を理解するということ- 青色銀河 ...散文(批評 ...1204-12-28
いつも君だけが正しい。- 瓜田タカ ...散文(批評 ...604-12-27
ベッドサイド- 宮前のん散文(批評 ...704-12-26
毛皮裸でコンビニ- 瓜田タカ ...自由詩6*04-12-25
漢字の名前にあこがれて- 木葉 揺散文(批評 ...13*04-12-24
電気ミシン_- 瓜田タカ ...自由詩404-12-21
無題(静かな夜〜)- カワグチ ...自由詩9*04-12-21
ファザー・グース- たもつ自由詩15+*04-12-20
正気の国のアリス- 英水自由詩304-12-20
ハッピー!ハッピー!ハッピー!(かわいくなれない編)- ピッピ短歌5*04-12-20
小考- ふく自由詩3*04-12-20
いたみ- アンテ未詩・独白7*04-12-19

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