怪人ラフレシアは
世界最大の怪人で(よく分らんが)
根なし草で
独特の腐臭をはなつ

体格を活かしたパワー攻撃と
こいつはたまらん の におい攻撃が
彼の武器だ


フラワー団のア ....
中学や高校時代に書き散らかした。へたくそなのに自分で「詩」と呼んで
書き散らかしていました。それは主に大学ノートに、結構きれいに書かれ
ていて、いまのメモ書きに比べると「ほほぉ」と思えるほど詩集風 ....
朝の日向ぼっこは
野生のアサナ
日光から 大気から
吸引するプラナが
主に会陰部に集中して竈の火がおこる
だが それは決して欲情ではなく
深いサマーディでもあるのだ
たとえ
彼のまぶた ....
僕はいままでいくつかの詩を書いてきた。たぶん最初から数えると200編は超えている。
でもいまだにちゃんとした詩の書き方を僕は知らないと思う。

僕の場合詩らしきものを書き始めたのはネットに投稿す ....
フリマの一番隅の方で
いなくなったままの父が
お店を出していた
犬がいっしょにいた
名前をペロといった
父が好んでつけそうな名だった
お店には小さな靴が一足
子供のころ私が履いて ....
まるで邪魔だというように
飴細工のこの脚を
らんぼうに折り曲げて

けがれのない白肌に
小さな毒ひとつ
残していった
あのかた

消そうとこすったその跡を
今になって
人差し指で ....
部屋を散らかしたのは
くうはくを誤魔化すためでした
ちっぽけな体一つあらわにし
眠る胎児のように
埋もれてしまう
冷たい床に左耳を押し当てたら
渦巻く激情が
ごうごうと唸る音

泣く ....
怒声から僕の名前が出てきたら親が来るより、
早く逃げるの
 「詩人さんの朗読はセルフ・プロデュースが多いでしょ。舞台では、演出も監督も音響も照明も
  脚本も役者もプロデューサーも全部別のお仕事ですよ。」


 私がグラス・マーケッツと出会ったのは、 ....
 「声帯だけが発声器官だと思ってるなら、それは間違い。体は全身が発声の楽器なの。」


 あんまり発声練習とか、息づかいとか、活舌(言葉の歯切れの良さ)とか、ほとんど気にして
いなかったんです ....
話に尾ひれがついて
泳ぎだす速度で
泳ぎだす
身体にあたると少し痛く
自分の血はまだ赤い

眠たい目を擦りながら
恋人のだらしない口元にキスして
唇から溢れたものは
唇に戻る ....
ファシストになる
くらいならブタでいい
と言ったブタのバラ肉が
スーパーで売られる
ような国にはしたくない
ともすれば、その人の
冷たい朝なのかもしれない
天井はいつも通りにぴんと張り詰めている
とりあえずは、流行の
そこから外れた道の街路樹のなびく姿を真似て
まずは珈琲をすすることから始める
 ....
 「とにかく朗読でも音楽でも大事なのはリズム。リズミカルに響いてない言葉は聞き苦しい。」


 2002年6月15日、東京某所で行われた「いんこ虎の穴」というイベント。
 これに私は観客として ....
ぼくは詩を書く

第一行目を書く

太陰文月七日

闇に棲む女の肌を鞭打つたましい

こんにちわ   

こんにちわ
   
炎の船の喜劇的な電源

血だまりへの落雷だ ....
 「どうして関西人なのに関西弁で朗読しないの? どうして女の子なのに男の子の言葉の詩なの?」

 2002年6月15日、東京某所で行われた「いんこ虎の穴」というイベント。
 これに私は観客として ....
三部作

「占いの」 
アンタ死ぬね!
日記見られて死ぬから
もし多数決あるなら
隠す方に手あげるね
ミンクは身につけない方がいいね
科学者に抱かれた方がいいね
女のビーカー持っ ....
 「まず、細部までイメージを思い浮かべる。それから朗読すると、ものすごく相手に伝わるの。」


 2001年、夏。
 ベンズカフェのオープンマイク終了後に、さいとういんこさんと雑談をしていて、 ....
我が浮力は何ぞ
この鳥ならば考えたに違いない

何を見ても灰色

我じたいが灰色に充たされた浮体であるとき
眼から脳までの
ながいながい距離

山岳を漸くにして越えると
途方もな ....
 「どうして、書いてある詩をわざわざ声に出して朗読するんだろう?」

 詩の朗読、ポエトリーリーディングと言われるイベントに幾つか参加した後、当然のように湧いて
きた疑問がこれでした。
 もち ....
 現在、このサイトに出入りしている方々は、そのほとんどの方が「詩の朗読イベント」というものを
知っていると思います。有名な「詩のボクシング」をはじめ、関東ではおなじみのSSWSやベンズカフェ。
関 ....
はじまりのない海は、飽くことなく月光を滅ぼし続けた。海の窓はいつでも閉ざされていて、裂き傷のようなものが表面をいろどるだけだ。海の上では乾いた街の幻影が旋転していて、槍のような水柱を呼ぶ。街は律動する .... 一日に何度も何度も
「わたしのこと好き?」
って聞いちゃうのは
あなたがわたしのことを好きだって
信じているから
だから
しつこいって怒らないでね
もしもあなたの気持ちが
変わるような ....
洗面台の鏡を傾けたら
小さい流木がころげおちた
どうやら 渦巻くのは小さい海
どこか角度の違う世界へと
つながっているらしい

悟ってはいけないよ、と
こころの母の声がして
そっと指を ....
ここに書き込むのは初めてです、フユナですコンバンハ。
「消えてしまいたい」というこの題名に惹かれた方に読んで欲しくて、
今日の自サイトから日記を転載したものです。
不幸自慢だと思われてしまうかも ....
 
 言葉の羅列で詩はなりたっている。一つ一つの言葉が風景を産み出し様様な思いを皆がつづる。詩を書いてきて一つ思いついたことがあった。昔の人達はお経をよんで、心をしずめたり生き方を選択してきた。
 ....
画用紙にピンクのクレヨンで描いていた。
好きな音がたくさん詰まっていた。
周りが全てキラキラして見えるから、
墨で塗りつぶした。
眩しすぎて、目が痛いんだもん。

もう、わたし一人でだって ....
二匹の鮭が
内蔵を捨てられ
切れ端をからませていた
私の手はまだ薄いが
母の手は血にまみれている


頸骨ははさみでぶち切り
卵と白子は引きずり出した
その度にあがる、歓声
嬉 ....
山月記の中島敦は32歳のときに南洋の信託統治領へ教科書編修の旅に出た

トラック島とパラオ島間は
4発の水上飛行機
朝潮に乗り
2000m上空から
輝く海の
小さい島を眺め
 ....
空きカンの残りは
あと二つ
小石を拾いあげては
投げつける
くり返し
とんでもない方向に
消えていく
おおい
こっちだよどこ投げてんだよ
投球フォームを
親切に教えてくれるあな ....
いとうさんのおすすめリスト(1499)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
最兇!怪人ラフレシア(男とは?Mr._チャボ)- 角田寿星自由詩405-11-13
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フリマ- たもつ自由詩20*05-11-10
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生活- かや自由詩4*05-11-7
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4)詩の朗読・初心者の覚え書きメモ/その4・・・さいとういん ...- 宮前のん散文(批評 ...505-10-31
ダイジェスト吉増剛造- がらんど ...自由詩405-10-31
3)詩の朗読・初心者の覚え書きメモ/その3・・・さいとういん ...- 宮前のん散文(批評 ...705-10-30
三部作- 瓜田タカ ...自由詩205-10-30
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0)詩の朗読・初心者の覚え書きメモ/前書と目次- 宮前のん散文(批評 ...9*05-10-28
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わたしのこと好き?- チアーヌ自由詩1105-10-27
- かや自由詩7*05-10-25
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