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傲慢なアロエが花開き
狼煙が上がれば
いけないものが
ひとつ ふたつ みっつ
投げ入れられた天然の業火によって
焼却され始める
炉の中で
いけないものは
極上の白く澄んだ水晶の球に
....
体じゅう
寒気が
激しい朝
詩がとどく
さむいのに
雨なのに
書いたひとの気持ちが
きれいな色が
入り混じって
ここまで
とどく
チョコレートを
私はスペインの
よく冷え ....
雪の上で 軽い
ステップジャンプ
口元は
叫んでいる
Jisus!と・・・
誰よりも 誰よりも だれよりもはやく
命を捨てよう
ひとのからだ
我先に 我先に われさ ....
喪中はがきのイラストに
スズランの写真をのせてみる
あの人は 花が好きだった
だから もう
それでいいよと親がいう
何十年払い続けた
「年金」を
あともう少しで受け取れるというときに ....