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                    080827


未来少年コナンを呼んだ
コナン! コナぁン! コナぁーーン!!
コナンは来ない!
来ない気だ!!
腹が立つが
2008年の夏も ....
きらめき、眩しさの中
幻の人をさがす

どれくらい歩いてきたのか
帰り道もわからなくなってしまった
もしかしたら
それが本当の旅なのかもしれない

絵に描いたような出会いなんて
まっ ....
暗闇に指を伸ばして
知ろうとしている
指先が暖かく湿る
聞こえるのは、ピアノだけ

鳴いている
泣いている
うまく言えない
でも大好きだよ

ピアノのトリルのような ....
例えば
それが昨日と云う日
であったとしても
恋心を想って
もう通り過ぎたはずの
初恋の儚いだけの記憶が
ほんの微かに
胸の中へと
染み込んでいるみたいに
ふと傍らにいる

ちょ ....
何か おみやげを買っていくか?

駅の通り 大型スーパー五階
食事をすませても 汽車の時刻まで間がある

うん

家族連れ 二人連れ 休日の店内は
活気に満ちていた

何を買う ....
転がるように、おどけるあなた
まるでピエロみたいだった

はらはら、わたしは
あなたが演じるあなたを
ただ見つめてる

空中ブランコ、ゆれてもその手を
つないだその、手をはなしたくはな ....
雨の日にも、
僕は
傘をささずに歩きたい。

張り巡らされている、意図への操作
気分屋の変わりやすい気象だから、


駅に並んだ不法駐輪の自転車を蹴り倒して
ビニール傘を叩き潰して
 ....
咳をしても一人
分け入っても一人
つるべとられても一人
海に出ても一人
水枕がばりと一人
落ち散ってうち重なって
雪とけても一人
あなたみたいに遠くへは行けない。
ぼくには足があるから。
そういっていいわけを考える。
うまい、うまくないかはべつとして。
とりつくろう、縫う、パッチワーク、みたいに。
きれいかどうかは ....
ダラダラ雨が降るり
ナンラン雨がもどり
ランダン雨がもどり
ダンラン雨が降り

記憶が煙草を吸えぬ
から記憶が煙草を吸えぬ

僕は指を描けにして
描けを指にするから

耳が臭くな ....
いつまでそこにいるつもりだい? まあ 夢の話だ
乗り過ごした成人式を
だいぶ前にすませたやつが
不意に眠り込んでしまって
夢を見て
目が覚めても
こわさからは覚めきれなくて
夕方だったはずが
真っ暗なんだ
消し忘れ ....
わたし、さかな

あなたの前では息もできない
それは言いすぎかもしれない

だけど夜になると
淋しさを呼吸するわたしは
誰でもない一匹のさかなになって

どこまでも
きっと、どこま ....
        かなしみを
        おもいだすために
        すぼめられる
        唇から 
        洩れる 
        外国の うた、
       ....
奇跡みたいな陽射しの中を
僕ら目を細めて歩いていたね
陽炎が揺れていた
君は隣で微笑んでいた









思い出せなくなった匂い


あの夏は今何処に
一人歩き出す。
不安も期待も
背負って歩く
足をずって歩く

この思いを
胸に夢中に
生きる。
苦しい思い

ゆっくり落ち着いて
話す。
感情的にならず
冷静に。
闇 は闇だ

 もがいてももだえても闇だ
いかなる場合
 でも
闇だ


今までは  そうだった



光の類義語である闇に対して深海と太陽が協議した結果光と闇を同義語とするこ ....
大塚
都電の線路沿い
ホープ軒の隣の隣にある世界飯店は知る人ぞ知る世界飯店
一番の人気メニューはぱりっとした鴨焼飯
1000円
B級グルメというジャンルがあるらしい
B級
俺が今 ....
{引用=laisser vibrer

(音楽)鳴らしたままに。(打楽器で)振動を止めない。}

0,

ポリリズム、
異なるリズムの孤独が、偶然同期する
ほんの一時の間だけ、でも
 ....
一日が終わっていく
きょうは
1/150億年の一日
ちいさな一日

僕の一日は乾いていた
びしょ濡れだった人もいるだろう
途中で息絶えた人もいるだろう
寝過して飛ばしてしまった
 ....
序曲が終わった

冷却された意志と溜まる静寂が
上昇する
雲が出来た

狭い天井を突き破った精神と共に上空を彷徨する

新緑があどけなくこちらを見ている
同じように偏西風に吹き ....
スガイは或る貧しい村の生まれである
彼は五人兄弟の長男で
下は四人とも妹であった

スガイは十歳のときに夢を見た
光り輝く犬が お前は医者になれ と言う夢であった

スガイには両親が居な ....
紺碧の輝きを放つ
カラスアゲハの翅が
百合の花のつよい匂いに紛れて
大きくひらくのを見た

静止した夏の庭。

そこに私がいる
分岐の先に、
意識が流れてゆくのも――
移ろう涼しげ ....
朝焼けが
虹彩から奥を焼く
明らかな
明日に
確信が持てないから
夜を
終わらせずに
朝焼けの夜を
産んだ

ここは
降りる駅を寝過ごしてしまった
風景に似ている
生まれた日 ....
曖昧と
矛盾が口に残って
痺れてる

それが嫌で
自由のガムをポッケから
ゴソゴソ取り出し
口に放り込む



神様は生きるって
紙芝居をやっている
 ....
 
宝石
ではないものばかり
身につけて
宝石になる
女たちに
贈ったものたちは
埋もれた
地層から発見された
女だてらに
それは
光を失わない
夜空の星の数だけ
駆け ....
一方が立ち止まり、つられて顔部分を黒く塗りたくられた壁のはり紙を見はじめ、所感を述べあう二人がいた。一人は融けかけたアイスを食べていた。わずかに背の高い方はその内容に人生を絡めて例えた。少し背の低いも .... 昨日、彼女が逝った
家族に看取られ、布団の中で

彼女は少しうねるクセ毛の似合う女の子だった
名前は今じゃもうイニシャルしか思い出せない
K・Y
彼女はいつも名前を省略して、そう、物 ....
あなたがいるだけでいいの、あなたがいないと生きられないの
そんなによわくないもん
でもよわいんだ
月をながめてる
くだらないことだっていう
そんなことない
いつかあそこにすむんだ
うまれ ....
魂ヶ崎 


たましいがさきで会いましょう 

希望の岬で会いましょう 


あなたが飲んだ、その泥までも
あなたが裂いた、その腹までも 

すべてを洗い流した場所へ
 ....
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