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僕はもう生きてちゃ
いけないみたい

ごめんなさい。

その声が怖くて仕方ないんだ
振り上げた手が僕を
そんな妄想に
捕らわれてしまって――

苦しい
胸が苦しくて
全ては僕が ....
トムのクローンの僕は
実験の為、あるクラスで毎日授業を受けている
ルールは簡単
まじめに勉強をして
必要以上に誰かと仲良くならないこと

それなのに、僕は近頃
クラスメートの早瀬くん ....
かつて国鉄全路線に乗った
作家の宮脇俊三さんはこう書いた
「何かと不満の多い人間は
一度夕張線に乗るとよいと思う
いくらかおとなしくなるに違いない」
文句のある奴は夕張へ来い
文句のある奴 ....
数字の背景に
眼差しがならんでる
いくつもの湿った瞳が加算されて
とても大きな数字になってる

僕と君の質量は
あいかわらずのままで
変わったことと言えば
合わせた瞳と
合わせられ ....
どこまでが今日なのか
分からなくなった今日
昨日のテレビ欄を見たって
へぇ〜と吸って ほぉ〜っと吐く
テレビは見ませんからいつだって新鮮なのです。

今日が分からなくなった今日
サングラ ....
 
ベランダの浮輪に
バッタがつかまってる
夏、海水浴に
行きそびれて

書記官は窓を開ける
木々の梢の近く
監査請求書が何かの水分で
少し湿っている

白墨の匂いを残して
物 ....
ここで会った人にさよならでもないのに
さよならを言いたくなる
すぐに気は変わって
さよならは言いたくなくなる
代わりに、やあ とか どうも だとか
こんにちは を試したくなる
 ....
ひどく深い山奥に
その百貨店は建っていた
百貨店といっても実際にはよろずやで
それでも、食料品から最新のテレビまで
なんでも売っているのだ

ダムが出来ると
集落のすぐしたまで水面になる ....
貴方には大きく翔たく
翼がある
貴方にはやらなければ
ならない使命がある。

生きているからには
役目をはたす。
生きているからには
苦を共にする

くつろぎの時
力が抜け
頭 ....
桃色の四角い顔で
素朴にほほえむ 
ぱすも君 

無数のバスや電車にのりうつり 
街から街へ今日も走る 

今日は職場の老人ホームで 
婆さま達に囲まれて 
歌って踊ってすごした   ....
俄かに浮かぶ朧月を掴もうと三歩前に出る。連なる街灯の明かりの明かりを反射する路側帯と横断歩道。肩に降り積もる湿度と温さを含んだ外気。霧の様に光の中をうごめく蜻蛉の群れ。
小さな虫の声と、靴音と、風が ....
夢をみた

影のない夢

脈絡もなく

断片ばかり

夢の最後は

あさっての新聞を手にして

冷や汗をかいている自分

不安な焦燥に身を焦がして

紙面に目をやると ....
 無表情に首を傾げた 
 自転車の整列する駐輪場の上 

 線路に吊り下がる 
 モノレールは監獄の面影で走る 

 昨日の重たい疲れを残し 
 眠りながら吊革にぶら下がる人々 

 ....
この手が嘘をついたのか

この手が汚い言葉を吐いたのか

いいえ。そんなこと知りませんよ。

嘘だ 嘘だ

そうじゃない
君に知ってほしいんだ

ここにいます ここに ここで
 ....
埼玉のカリスマラッパーサカタ
28歳のドリーミンボーイ
埼玉のカリスマラッパーサカタ
恋人いない暦イコール寿命
埼玉のカリスマラッパーサカタ
アルファベットの扱いは苦手
埼玉のカリスマラッ ....
ぼくらには

見えないことがたくさんあって

想像力で

いままでの経験で

それを

埋め合わせしたりしている

否、

じぶんの器でしか

それを

埋め合わせ ....
あなたはいつも
わたしの
開かれた窓でした
そこにはいつも
新鮮な空気が流れていて
清潔な水色の空とつながっている

たとえばそれは
岬の草はらの淡いスケッチで
たとえばそれは
ガ ....
月曜日のテレビはつまらない
とあなたは言うけれど
そんなに毎日テレビが面白かったら
黒目が原色になっちゃうわ
だからあなたは
月曜日の夜に兎になる
真っ青に鋭い風のように
Tシャツを纏っ ....


それは私の手じゃない
10数えるまでに360m離れて
ゆっくりでいいから手を繋ぎにおいで
(ドクドク ドク ドク)




まだなの?キミの心へ届くのに
まだ慎重に?そっ ....
胃草が散げると
眠廻獣の柔嘴に
熱涎を揮めなう
這がうことなく
忍かに屠猟する
すぐさま逃潜げ
剥べられる眼筒
いま昂髄を奔ぐ
あなたの誕生日はいつだったっけなぁ
と思いながら

刻々とすぎてゆく日々


選ぶべき言葉も選べないまま
大切なもの
いっさいが流れてゆくというのなら

それは、きっと
わたしが ....
にぎりこぶしに
ひかる心臓
はーと逆襲せよ
学習
なんちゅー
なにちゅう
航行中
どこ中?
たぶんいなかの
誰もしらない学校
ちゅー
ちゅーとはんぱにっく
心臓
 ....
屹立した断崖に守られた
小さな浜である

波は平たく伸びて
漂着したものたちの空ろを
静かに洗う

持参した
小瓶のコルクをひねると
砂つぶのような詩がこぼれて
波にさらわれてゆく ....
小花の、シナモンとマーブリングしている
庭先で教科書を開くキミの紅茶
ユルユルした{ルビ蜉蝣=かげろう}になる朝

キライなともだちのプリクラ
姉妹の関係に似ている 笑顔
笑顔笑顔笑顔 ....
吊り皮を枕にした朝
素肌の味を思い描き
定時を目指す


学食を想い
立ち止まってはみたが
正門のサイズが合わない
すれ違った後輩が
陽ざしに目を細め
素肌をにじませようと
侵入 ....
夜の街道は

甘い匂いに充ちていた

火を付けるまえの

煙草の葉のような

甘い匂いに充ちていた


ぬくもり

ふれあい

ひこうせん


夜の街道は

甘 ....
{引用=
器用な
きみでさえ
泣いている
恋は
単純で
むずかしいのと
きみは言う

不器用な
ぼくは
そんなきみを
好きになりそうで
ああ
だめだ

からっぽの
 ....
きみを知って
わたしのコトだらけでゴチャついていた引き出しを
まずは区分したいと思った
それはすなわち
シンプルになりたいということだ


きみを知って
つぎに シンプルになったわたし ....
夜のドレープに裂け目が入る
夜明けが裾にそっとくちづけると
私はすべてを脱ぎ捨て
一羽の鷹になって飛んでゆく
まとわりつく冷気を翼で切りながら
あなたを求めて飛んでゆく


   私は ....
僕達は容易に 
たくさんのものを失ってしまう
取り戻す事のできないものですら

時計はその時を
刻み付けたまま沈黙している
瞼の裏に
残響だけを刻み付けて

無くなってしまったものを ....
モリマサ公さんの自由詩おすすめリスト(1642)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
覚えたばかりの- AKiHiCo自由詩308-5-26
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夕張aika- 大村 浩 ...自由詩22*08-5-26
数字の背景に- 小川 葉自由詩408-5-26
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あさっての新聞- たもつ自由詩15*08-5-25
ヨルノテガム型- ヨルノテ ...自由詩908-5-25
あのポスト_(_2008_)- たりぽん ...自由詩18*08-5-24
苦しみが和らぎますように- ペポパン ...自由詩11*08-5-24
ぱすも君_- 服部 剛自由詩2*08-5-24
三歩- 龍二自由詩208-5-24
あさっての新聞- ジム・プ ...自由詩7*08-5-24
「_新しい家_」- 服部 剛自由詩408-5-23
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埼玉のカリスマラッパーサカタ- 1486 106自由詩3*08-5-23
光に思う- 吉岡ペペ ...自由詩708-5-22
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鼓動する信号- そらの  ...自由詩5*08-5-22
vision/2- 大覚アキ ...自由詩1*08-5-22
クマのぬいぐるみ- わら自由詩20*08-5-22
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波葬- 佐野権太自由詩12*08-5-21
MY_SWEET_HOME- 西日 茜自由詩11*08-5-21
三本脚- 佐々木妖 ...自由詩10*08-5-21
ぬくもり/ふれあい/ひこうせん- 吉岡ペペ ...自由詩708-5-21
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知って- 唐草フウ自由詩6*08-5-20
五月の鷹- 石瀬琳々自由詩16*08-5-20
- rabbitfighte ...自由詩20*08-5-20

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