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今日のぼくはからっぽだ
なんにもない

誰かがぼくのなかで叫んだら
こだましてしまうくらい
からっぽだ


だから

何かで埋めたいんだ


満たしたいんだ

言葉がほしいよ
音楽がほしいよ
快楽もほ ....
奥歯をくいしばり
石を砕いた

ぽろり





無くさないように
ビニール紐でくくりつけとくから
花の都
水の都
霧の都
東の都

東京を愛することと、孤独を愛するということは
同一である
という意見に賛同しない
猫を愛することと、孤独を愛するということは
同一である
という意 ....
俺はビールにしろ冷えたのが好きで
居酒屋などで冷えてないビールが出てると若干静かに腹が立つ
うちでは冷凍庫にコップを冷やしているので
うちよりぬるいビールや冷酒に金を払うと思うといろいろなものを ....
荒野だと思う
忘れられた
木の影をまがると、例外なく砂嵐だ
そこから飛び出してくる無数の手が
後悔や焦燥を
閉じ込めていたのに引っぱり出そうとする
それに気付かないで
なのに逃げようとす ....
太陽のオレンヂを借りて
不釣合いなその眼差しを盗んで
下らない闘争に及んで
わたしはもうダメなのだと
おもった

そのうまく回らない舌で呟くきみの
つたなさが好きだったはずなのに
大き ....
もうだいぶ短くなった青鉛筆を
今日も必死に削っている
先を細く細く尖らせなければ
気がすまないんだ
そのくせ
極度の尖端恐怖症なものだから
どれほど尖っているのか
目で見て確かめることも ....
あさがきたのだ、とおもった

怖くはないはずなのに
黒いマジックで付け足した生命線だとか
あの頃の小さな記憶が赤裸々に飾られて
油性で強くにじんだそれを
わたしはきっと理解できないのだ ....
喫煙所兼休憩スペース
煙の匂いは好きになれない

先輩社員や上司達は
ゴルフの話に夢中になっている

アイアン
ボギー
ブービー
アルバトロス
何のこっちゃ?
 ....
私らは
あなたの為に
集まった
何年振りか
何十年振りか
集まった
微動だにせぬ
あなたの為に
何も知らない
あなたの為に


思い出す
夕暮れの微笑みは
私の為ではなかっ ....
{画像=080726153050.jpg}
手帳をいっぱい持っている。
このリングノートも扉のところに3つの住所が書いてある。
入っているカバン毎に、
引き出しから入れた雑多な順番に出て来るメ ....
経験値が足りない
敵を倒せない
経験値が足りない
呪文を唱えられない

経験値が足りない
宝箱が開かない
経験値が足りない
海を渡れない

経験値が足りない
あなたを守れない
 ....
田舎に来た
星空が綺麗だ
何でこんなに違うのか
数が全く違う

私は変わった。
ハンゴウで飯を炊き
魚を焼く
虫たちの声

花火をする
線香花火を〆にして
水をかけ
来年も来 ....
アセチルコリンが足りなかった。

君に心はない、とお前は宣告される
君は脳にも血が足りない

焦ったお前は青ざめる。
蛇を殺して血を飲むべきだと考えた。
だけど飲む気がしなかった

 ....
微かな音だけになって

宇宙に放り込まれたみたいに


地上の星屑が
夜を点滅させる
   (七色の輝きの物語りを
    伺うことはない)

    ただ
    静かに

 ....
 身を落とし損ねた夜、水鳥の羽音が耳の奥から離れず
 底見えぬセーヌ川のほとり
 水草を揺らさないように息を止めていた
 また、赤子が腹を蹴った

 季節外れなベンチに一つ影落とし、風の遠鳴 ....
最近、我が家ではトラを飼う話が続いている
母さんはもうはしゃいじゃって
名前はなんにしようかしらって
スーパーのチラシの裏に訳の分からない名前
いっぱい書いてる
父さんは麻酔 ....
マーブルチョコの飛び石で家まで誘おう
ホワイトチョコを塗ったウエハースの綺麗な外壁
屋根はチョコクッキー
煙突にはコロンを使おう
支える柱はなんと言ってもポッキーだね
時々プリッツやトッポな ....
その夜
確率論だとか
誰それがとても悲しむとか
そういうくだらない
なんでもない
ことでしか
君を止められなかった
僕だったらそのまま
飛び降りていたと思うから
君は本当に情が深いね ....
海の匂いって何にも似ていなくて特別
波の音って何にも似ていなくて特別

そんな特別な海に
会いに行くだけで
何か一仕事終えたなって気がする

海に行くって
コンサート会場に行くようなも ....
四角を五つ
縦と 横に

親指の爪の 先の 白いとこと
同じ位の光を

組まれた木の下に灯す

不思議と貴方は私を思い出す
あーこわいこわい
ピエロのすっぴん
やはりあなたもあの類

私はただ赤い風船が欲しかっただけ
私はただ笑いたかっただけ
あなたなんか欲しくない
今のあなたじゃ笑えない

●●●なんか ....
おひさま くるみて あめ玉 コロゲテ 鍾乳洞
そっとブルーシート
どこでだって
ミラーボールは
みなのもの

もういいかいまだだよ

ひえ あわ むぎ こめ
まかないで たべた
ヘ ....
  冷蔵庫の中に
  一本だけしまってある、
  完璧な缶ビール。



  街に流し込まれた
  ゼラチン状の夏が、
  扉をくぐり抜け、
  僕の型を取る……


 ....
貴方の

その無防備な表情を
半開きの口元を
盗み見る

まるで
風光明媚な観光地を
眺めるように

半開きの口元はそれだけで
どうしてそんなにも
淫靡的で

冷静に眺めて ....
愛して
愛して
愛して
愛して
愛して
愛して
異なる存在に拍手
ええ、貴方も私も
せっかくの夏だから
汗をかきましょう

限りがあることに拍手
汗ばむ部分に自分自 ....
俄然わたくしこそは詩ですとか
当然わたくしこそが詩ですとか
昨今、そんな詩も多うございますが

わたしは詩なんかではありませんよと
泰然と構えている
そんな詩の様子です>不詩然
草刈の
虫のざわめく農道に
白いシャツをはためかせる
たちこぎの少年

雷雨にぬれる
つかわれない傘を握り
たぶんすこしにやけていた
長い髪の少女

生ビールをゆっくり
味わうよ ....
落雷

暗転

部屋の中

懐中電灯が見つからない

手探りで

探して

探して

探り当てたのは

君の手のひら





静かだね

星が綺麗だね ....
細長い一日の側面には
たくさんの出窓が一列に並んでいた
窓枠には下手な絵が嵌め込まれていたから
僕は脇目もふらず
いったりきたりするしかなかった

細長い一日の両端には
それぞれにひ ....
モリマサ公さんの自由詩おすすめリスト(1642)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
からっぽ- ヒロシ自由詩308-7-30
wind- 青鈴自由詩208-7-30
東京- rabbitfighte ...自由詩31*08-7-29
落雷のイニング- 馬野ミキ自由詩35+08-7-29
錯覚- アオイリ ...自由詩108-7-28
太陽光ときみと眼差し- 笹子ゆら自由詩308-7-28
「削る」- ルナク自由詩43*08-7-28
起床する朝に- 笹子ゆら自由詩408-7-27
ゴルフ- 1486 106自由詩2*08-7-27
同窓会- 北村 守 ...自由詩908-7-27
ぼくのリングノート- beebee自由詩1908-7-26
LV.1- かいぶつ自由詩508-7-26
一番星- ペポパン ...自由詩4*08-7-25
脳と血- さかまき自由詩408-7-25
- 乱太郎自由詩12*08-7-25
機械仕掛けのジェリーガール- こんぺき ...自由詩4*08-7-25
檻の向こう- 末上シン自由詩708-7-25
スウィートヒルズ- 桜 葉一自由詩508-7-25
いいわけ- まりょ自由詩708-7-25
- ふるる自由詩10*08-7-25
ゆれる- 青鈴自由詩308-7-25
落胆- sunaosnow自由詩2*08-7-25
ミステリードーナツ- さわ田マ ...自由詩108-7-25
缶ビール- 草野春心自由詩608-7-25
電車に揺られるとどうして睡魔が襲うのか- kauz ...自由詩2*08-7-24
蝉女- 暗闇れも ...自由詩208-7-24
不詩然- 海里自由詩408-7-24
持ち物- ひとあめ自由詩608-7-24
ブラックアウト- 1486 106自由詩1*08-7-23
細長い一日- nonya自由詩9*08-7-23

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