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「いただきM」
なにさアンタいただきますくらいちゃんといえないのかい
、とアニータは言う
日本人なのにアニータと名づけるような出鱈目な親が、23年前からいたということだ。この土地には。
「おい ....
水鉄砲でピューピューと首のあたりに当ててからかって
でもだんだんムカついて来たからコップの水をバシャッとかけてやりたくなってきた
やっぱりバケツの水を遠くから助走を付けて浴びせかけてやりたい
そ ....
お天道様が予定通り昇った事への感謝でカロリーを消費する、
みたいな朝に
きみが
小難しい事について訊ねて来ても
ぼくには答えらんない
それが例えば昼の話だったとしても同じで
そしてぼくじゃ ....
   {引用=バージェス化石群のうかぶ
地底の暗がりで
水晶の音を聞きながら
ねむっていた
あなたへ

拝啓}
東北本線の夜行便が
山沿いの陸橋をちいさくわたり
けわしく青らむ空の奥 ....
新築のマンションみたいな人
白い壁にまだ解かれていないダンボール
靴下を履き変える引越し業者
窓から見える新しい世界
変わらない気分
変わらない歴史

卒業した学校の制服みたいな人
置 ....
自由はみな、無重力の選択圏内を潜行している。
そして、揺るぎない遅れを知る。

 しわくちゃな角笛を持ったサンチョ・パンサ
この身を一体此処からどこへ連れて行ってくれるんだい?
 二月の闇に ....
売れないたこ焼き屋をやってる子を好きになった
屋台の前に置いてあるスツールを意味なく動かしたよ
すごくドキドキする

どうかテントの骨組みの重しに
僕のこの空気抜けタイヤを使ってくれないだろ ....
ミルクが欲しい1歳は
男が欲しい21歳に
あっけなく捨て去られる

新しいゲームソフトが欲しい12歳が
プラダが欲しい32歳の
財布から金を抜き取る

夢が欲しい33歳は
安定が欲し ....
 真昼の冬空 
風は片っ端から雲に形を与えていたが
僕は言葉に出来ず 見つめる視線は気絶した
灰色が潰れた雲の上でジェット機が飛ぶ
ぼろぼろとなった空の鼓膜は 僕の声はおろか 
トラクターの ....
 悲しまないで悲しんでいるような男や女が
広場になだれ込む
梢の上 彼の手は彼女の腰を出発した ようだ
ジュテーム ジュテーム 利根川に雷魚が戻ってきた
またもや文字は泳げなくなった
誰も見 ....
ワリカンで飛んでったビールが
水族館で破裂した

目の前真っ暗
お先真っ暗

手さぐりで見つけたイカが
実は海に住んでいたらしくて
私は溺れた

コレくらい沈んだ
見えない糸でんわで結ばれていても
青い微笑がしみわたる夜ですから
ともだちだけが変わってゆきます


無声音の言葉はみちにあふれ
生きる水位が青い
少女たちの
渋谷です


原石 ....
街の箱

そこで遮断機は間延びした挨拶をする
走り出した少年は億劫な表情で振り返る
無益な背中へ 罵声を上げるかも知れない
少年の背後でにじむ夕暮れは
街を陥没させ、
「磔にされた。」
 ....
とろける 世界では
みんなとろけた
暑くて暑くてとろけてしまった少年
あまりの美人の魅力にとろけてしまったサラリーマン
舌がとろける本マグロの中トロ
みんな とろけて しまった

だ ....


あのお姫さまみたいにうそぶくあなたのその声の中では
死んでしまった方が、良いのですか
初めてそんなことを思いながら
今日もピンを刺します

このピンでは、手のひらを
1センチだけ ....
あんとき、
なんも考えること、できなくって
三条橋の、川原んいけば、
なんかあんじゃないのか
って気がしてた

変わろうとしてた、あらゆるものが
いっしょうけんめいに
風は 台風に
 ....
  言葉を重ねれば重ねるほど
  伝えたいことが遠ざかるような気がしたんだ

  だから今日はもう何も言わない

  沈黙の中でこの感情は満たされるだろう
  目を閉じていても そ ....
一.

シンクロしている部屋に棲んでいる。

「今日は、耳を貸してくれよ」

ということなので、油に包んで投函しておく。
私は目を借りて、360°サラウンド。

帰ってくると

 ....
全ての窓から水が溢れ出し、流れている。


交差点
2本目のシグナルへ向かう 水群と、
4本目のシグナルから来た 水棲群(もう、繁茂している)は

 光換することなく。 


道、 ....
あの電線が
鎖に見えはしないか患者達
君達が決して出ようとしなかった
恐るべき街に病棟ごと出ている
ハイキングの歌を歌おう
バイキング気分でさ
バイキンみたいだなんて
もう自分を責めなく ....
本屋で新任女教師が注文したのは
「夫婦交換SP」だったのに
地元の中学生にみられたので
「コレジャナイデス!」と焦って店員にしゃべりながら
その辺にあった適当な本を取ってこれだと言う
「 ....
なにに一生懸命になったらいいかわからなくて
妙にシリアスになったり
バカなふりして楽しんだりしてたこと
全て時代のせいにしてしまいたくなる
っていうかなった
僕の憧れや嘆きは全てインターネッ ....
女神 空を見てごらん
宙を浮かぶくらげだらけだ

漂うくらげは無い中身を求めている
自分の形にぴったりなものを探している

女神 山を見てごらん
てっぺんから牛が生えてくるだろう
 ....
1.口(先端)

隙だらけな口先が尖っていて、三日月だった。どうやらそれは動いている。晴れた夜も、駅の看板は傘をさして咳き込んでいた。メッセージが肩を軋ませあう街で、きみの尖ったり嘯いたりするだけ ....
ドトールで女と待ち合わせ
といっても携帯時代

正確にはドトールで女の連絡を待っていたが
まるで、連絡が来ない

ドトール地下のライブハウスでは
メロコアバンドが「青春」について叫んでい ....
紹興酒どうしようもない日記をつけてガーナ行きというかトンデミーナを詮索および検索のトンガ人が短冊に書くマジックワードセルライト完全燃焼宣言イン西アジア警報発令直ちに避難勧告が韓国から観測纏足中国だそれ .... 時間を重ねて
私をはがして

核に近づいていく

例えば 
水中に転がる 
真っ赤な斑点
(おそらく、魚の血)

私は それを超えて 
鮮やかで 
無防備だ

かきまわす四 ....
俺は攻撃したい
お前らを攻撃したい
正しい奴も間違ってる奴もみんな攻撃したい
むかついてる
自分のことは棚に上げて攻撃したい
攻撃した後になにがあるってわけでもないけど
俺はお前らを攻撃し ....
武装グループよ
今すぐ人質を解放せよ
無益な殺生をするな
彼を殺しても誰も得することは無い
彼は要人でも賢人でも有名人でもない
彼を殺しても日本人はたいして
悲しまない
不注意なヤツだっ ....
この都市の、上空100m 
本当の本当に 都市のど真ん中にて 
風に乗って舞い上がり
そこに留まっている羽毛
 が、もしあるとするならば

僕はこの都市が好きになる
本当の本当に ど真ん ....
モリマサ公さんの自由詩おすすめリスト(1642)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_- hayasakaakir ...自由詩905-4-14
水かけ論- マスイジ ...自由詩6*05-4-11
地球の自転に合わせてぼくらは回転する- たいにぃ ...自由詩105-4-11
風景観察官の手紙- 朝倉キン ...自由詩23*05-4-4
新築のマンションみたいな人- haniwa自由詩2*05-3-28
roots- プテラノ ...自由詩4*05-3-25
リサイクル- 合耕自由詩6*05-3-18
滑らかに廻り続ける欲望の輪- 大覚アキ ...自由詩126*05-2-27
こみあげる景色- プテラノ ...自由詩6*05-2-11
広場の悲しみに- プテラノ ...自由詩4*05-2-8
ブれる- 加藤泰清自由詩205-1-28
渋谷- 青色銀河 ...自由詩705-1-24
街の箱- プテラノ ...自由詩5*05-1-23
世界- 加藤泰清自由詩405-1-21
ぬるっこいサンプル- みい自由詩25*05-1-19
ごめん(京都)- 英水自由詩505-1-12
_- 嘉野千尋自由詩7*05-1-5
隣人計画_2- 英水自由詩304-12-30
隣人計画_1- 英水自由詩304-12-29
都電病棟- 紀ノ川つ ...自由詩904-12-26
毛皮裸でコンビニ- 瓜田タカ ...自由詩6*04-12-25
これが俺の詩スタイルだ!- span自由詩10*04-12-13
くらげと牛と罪- 無言電話自由詩404-12-8
裂け目から- nm6自由詩12*04-11-25
君から電話が来なくて重要なロックバンドが生まれる- 餅ヴィシ ...自由詩2104-11-17
用務員の話- マスイジ ...自由詩6*04-11-11
ビトルビウス的人体図+1_Dimention_∽_茶室- 英水自由詩104-11-8
攻撃したい- span自由詩3*04-11-6
人質を解放せよ- 紀ノ川つ ...自由詩904-10-30
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