心を
傷つけられても
これは心の問題だ
心があるから苦しくなる
でもね
心が無ければ死んだようだ
いいえ
私には魂という命がある
この魂の ひみつには
誰もさわることはできない
こ ....
○「楽しみ」
楽しみには苦しみがはりついている
表に裏があるように

○「自慢話」
人は何でも自慢話に変えるようだ
健康自慢
孫自慢
金持ち自慢
体験自慢
そして手術自慢まである
 ....
箪笥の上に置き去りにされた道化人形は、誰にも気づかれぬまま、長い時をひとりで過ごしていました。

笑ったままの顔は色あせ、細いひびが頬を走り、衣装の金の刺繍は煤けています。
かつてこの笑みを愛し ....
ぐるうりと、ぐるり山に囲まれた、この谷間の村だで。
寒い季節になると、ほれ、屏風山から山おろしの風が、
「ごうごうっ、ごうごうっ。」って
まんず烈しく唸るんじゃ。
その、ずっと向こう、白むくの ....
一人の老人がベンチに腰掛け

腕時計を止め

目の前を過ぎ去る人はなく

街並みだけが歩いてる

過去が現在に蘇り

現在が過去へ逃げ去る

老いは今を知らない

知る ....
ビルの立ち並ぶ、鉛色の大きな町の、底冷えする裏通り。
そこに、子どもたちが大好きで、彼らの前では、銀河の彼方のほんとうの幸せを、細い目をして語るおじいさんが住んでいました。おじいさんは町に一軒の時計 ....
煮詰めた汁


きつい橋からただよう測り方もどうせ数字


どこにもない女がトー横も腐れ縁しばらくYouTube


ガスがいくらも漏れて12万で安かった40万もいた


ギリ ....
紫陽花は、雨の季節に、静かに生まれました。

ひと粒ひと粒、雨のしずくを、その葉と花びらに受けるたびに、紫陽花は、まるで涙でできた水のお城のように、透きとおって光りました。

ある、ひっそりと ....
むかし、北の山あいに、たったひとりだけ色のちがう鬼がいました。赤鬼でも青鬼でもありません。その鬼の肌は、冬の曇り空のような――淡く沈んだ灰色でした。

仲間の鬼はみな、虎の褌を締め、強さのしるしの ....
スターターピストルが鳴った
言葉がフライングしても
やり直そうとしない
怒号や罵声が飛ぶ
失格になった
おかしな未来がゴールで揺れている

一度発した言葉は
なかったことにはできない
 ....
大事にしたかったんだよ。壊したのは私でしたか?陰で何時間もしつこく言う事があなたたちの正しさでした。大事にしたかったんだ。距離感をまもっているつもりで居た。わたしは壊れてしまっても思ってるよ。元気にし .... 「絶対」とか
「何が何でも」とか

不要な力みでしかない
過剰なイエスとでも言おうか

不自然な力は
力というものを
発揮しない

「絶対に叶えてやる」とか
「何が何でも達成して ....
○「独居老人」
いるか いないか
いないか いるか
玄関は閉まっている
カーテンは開いている
新聞はポストの中

いるか いないか
いないか いるか
戸をたたいても反応なし
声をか ....
寂れた窓は動かないふりをし
ひたすら外に目を向けていた
季節の香は失われ
残酷なほどに生をむさぼり続けた
虫はいない
寂れた窓にとって
そういう喧噪ははなはだ懐かしく
色合いの違う風に吹 ....
朝顔が知らないうちに、ひそやかに蔓をのばしていたので、
庭の人は一本の竹をそっと添え木にたててやりました。

その晩のことです。

夜は早くからしんとして、星はどれも遠くで息をひそめ、
虫 ....
耐えられないくらい辛い時。風景の一部になるんだ。夜の街の人波に紛れて。誰も私の事を知らない何処で。心拍も。呼吸も。止まって。存在していることが肯定されている気になれるまで。ずっと。彷徨う。さだめ。 口から生まれてきたみてぇな馬鹿がよ。
知った風の口ぶりで喋り続けてる。
永遠みたいなその語り、
言葉の端に滲む――
小賢しさが!
しゃらくせぇんだよ!

急に黙るんじゃねぇよ!
こっち ....
陽は少し高く登り、白さが緩み始める
まだ静かな住宅街を歩いていく
土手を登って見えるのは広く穏やかな河川だ。

「川と言えばこんな感じだろ?」
買い替えた自転車の試し乗りには遠すぎるサイクリ ....
私の見せている光は闇でできていると誰にも見えてない。だって笑っても笑ってない事は、癖だからだよ。心からの笑顔は何時の頃か、張り付けられた笑顔になって。気遣いは、生きるために結んだ糸で。ぐちゃぐちゃだっ .... デフリンピックの初めて日の目を浴びた障害物競走で
披露される前にはがれおちてしまったマスキングテープ
幾年もかけて磨きあげてきた模様は内側に巻かれたまま
障害を越えて百メートルコースを彩ることな ....
罪が確かに罪ならば
罰があとから刺さるから

レ、ミゼラブルのジャンバルジャン
呆れて笑ってくれるだろう

ひとりで生きていくことが
幻想だって知っている

昨日や今日の悲し ....
与えられた、全てが宝物で種である。芽吹く瞬間の痛みは、存在したことを証明してくれる。鼓動の速さは見えないけど、爆音で耳の奥から聞こえてくる。身体を縮こまらせて流れる涙。大事にしてるよ。忘れてない事全て .... ○「潮騒の町」
┅┅ ┅┅ ┅┅ 
私は潮騒の町を
ゆっくり
どこまでも
歩いて行きたい
┅┅ ┅┅ ┅┅
繰り返すさざ波を聞きながら
ゆっくり
どこまでも
歩いて行きたい
┅ ....
○「選択社会」
自動販売機の前に立つと
僕はいつも選択に迷う
喉をうるおすだけなのに
多くの選択肢がある
ある時面倒くさくなって
パッと見てパッと押したら
飲みたくない飲み物だった
あ ....
虹の欠片をあぶくの妖精から授かった少年の胸には、小さな幸福の光がひそやかに灯っていました。


その光は、波間にささやかに揺れ、海辺の生きものたちにも静かに届いていたのです。
狐は、その輝きを ....
残虐な殺戮のイメージはいつだって俺をほんの少し冷静にした、それが俺にとってどんな意味を持つのか俺にはわからない、それはずっと俺の中にあったし、時々はグロテスクに蠢いたりもした、挑発的なカラーリング .... その日わたしたちは
明るいうちに別れた

陽の高いうちのさようならは
夜よりも錆びてはおらず
明け方よりも健全で
互いの悪口なんて言わない
だからわたしは
これが さいごだなんて
考 ....
あんなに悩んだのに 神様にも聞いたのに
結局、サイコロを 振ったような未来が

何度も鏡に映して 鏡の私に問いかけた
赤色のワンピース 今も値札がうなだれて

私の夢は いつも優しいだけで ....
わかちあう
べきなのだろう悲しみも
ふたりはいつもひとつだからな



そんな声
聴こえて夜のひとり寝の
低いベッドに座りこむ冬




生きかたの
ベストを決める ....
六十八匹の鈴虫を埋めた墓を
母の庭帚が一掃した
落ち葉をしだくような
笑い声に見合う顔を思い出せずにいる
まだ蝶結びができなかった


大雪を抱えた空の下
厚いコートにナイーブな獣を隠 ....
りつさんのおすすめリスト(1436)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
心と傷_※(音楽付き)- こしごえ自由詩11*25-11-27
独り言11.27- zenyama太 ...自由詩4*25-11-27
道化人形(修正版)- 板谷みき ...散文(批評 ...5*25-11-26
鬼吉と春一番(修正版)- 板谷みき ...散文(批評 ...2*25-11-26
老いとベンチ- 多賀良ヒ ...自由詩125-11-26
クリスマスプレゼント(修正版)- 板谷みき ...散文(批評 ...4*25-11-26
あの日の虹色回想- 弥生陽自由詩6*25-11-25
紫陽花と秋桜の話(修正版)- 板谷みき ...散文(批評 ...4*25-11-25
灰色の鬼(修正版)- 板谷みき ...散文(批評 ...2*25-11-25
言葉が走る- 自由詩725-11-25
るいせき- 武下愛自由詩6*25-11-25
前のめりの住民- 朝焼彩茜 ...自由詩4*25-11-25
独り言11.25- zenyama太 ...自由詩3*25-11-25
寂れた窓- 山人自由詩12*25-11-25
竹と朝顔(修正版)- 板谷みき ...散文(批評 ...2*25-11-25
喧噪の中に溶ける- 武下愛自由詩5*25-11-25
いつか歌うロックの歌詞- 泡沫の僕自由詩125-11-24
試運転にはいい寒さだ- 泡沫の僕自由詩325-11-24
ダークマター- 武下愛自由詩5*25-11-24
心をほどけばパレード模様のマスキングテープ- 菊西 夕 ...自由詩7*25-11-24
陽はまたのぼる- 秋葉竹自由詩325-11-24
祈りの花束- 武下愛自由詩5*25-11-24
独り言11.24b- zenyama太 ...自由詩5*25-11-24
独り言11.23- zenyama太 ...自由詩2*25-11-24
狐の見た幻- 板谷みき ...散文(批評 ...3*25-11-24
真夜中の産物- ホロウ・ ...自由詩3*25-11-23
バス停で- うめバア自由詩725-11-23
ノベライズ- 自画自計自由詩325-11-23
悲しみの夜も更け- 秋葉竹短歌225-11-23
吐息×2- ただのみ ...自由詩10*25-11-23

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