午前四時半の蒼い空
ひときわ煌めくのは金星か

               身体を這う汗
    ....
お前と言う名の
質量が歪めた空間に
落ち込んだまま
俺は何十年も身動きが
取れずにいる

無表情の赤の他人が
何人も通り過ぎて行くのを
ただじっと見ているだけだった

浮かれていた ....
言葉の墓に
手を合わせて
言葉を掛ける
こころと共に
私は生きていくの。そう
ありがとう と

その言葉は
何回も何回も
失われたとしても、
何回も何回も
ありがとうと 言うの
 ....
入ることができたのか。
家の中に
わたしがどうやって
家の鍵を無くした

          わたしがどうやって家の中に入ることができたのか。

合鍵  
        愛の ....
えー文学の世界の大先生方を呼び捨てにするのは誠
に心苦しいのですが敬称略ということで語らせてい
ただきますので、どうか聞き苦しいこともあるかと
思いますがよろしくお付き合いのほどお願い申し上
 ....
乱雑な狂騒の中で何とかかたちになろうともがいているいくつかのものたち、崩れ落ち翻る一瞬の、つむじ風のような思考がそこら中に牙を立てようとして頭蓋の内側は引っかき傷だらけだ、まるで土葬された人間が土 .... 地球が剥き出しの本能を見せてくるから人間も剥き出しの本能になる

おかあさん生きているから暑いです

根っこの無い言葉信じて砂漠広がる
この度、強盗致傷事件の裁判員として職務を全ういたしました。
この貴重な経験を記録し、皆様と共有したいという思いから、こちらに投稿しました。

裁判員制度について
裁判員制度は2009年に導入さ ....
怠惰な午睡のすえ
ふと目醒めると もう夜だった
開け放していたカーテンから
道の向こうにある家々の灯りが
ほわりと点っているのが見える
この選ばれたわけでもない 退屈のなかに
浜辺に打ち上 ....
○「親の終焉」
僕の後ろには
数えきれないほどの
親が続いてきた

僕の代で親が切れた!
僕の種は
永遠に終わる
僕が望んだことではないが
受け入れるしかない

○「SNS情報 ....
 六年前かられいわ新選組を支持している。もちろんこんな山村では公然と言えることではない。相変らず山村では自民党なのである。かつて私も政治に興味など全くない時分は自民党を書き、アントニオ猪木を心酔してい .... 知らないところでさり気なく
「うちの妻が」と言ってもらいたい

時代に逆行しても
「思い出に残る熱い先生でした」と卒業式の寄せ書き

オルガンをうまく弾けなくても
「あの子守歌、背中がこ ....
わたしはテレビを観ないのでネットからの情報です
が、選挙で自公が惨敗した翌日のワイドショーで玉
川という人気コメンテーターがこんなことをいった
という。
「政治をよく知らない若者に投票権を与え ....
指先をつたう 雷鳴
かかる
雨のなか 歌う少年
六弦に潜む 幽霊
誰か 聞こえねぇのかな

生きる希望と やらに ぶら下がる
縫われた からだで 息を吐く
風とともにぜんぶ剥がれて
 ....
あの日 僕等は
雨宿りをしていたね
突然降って来た雨から逃れて
適当な軒下に落ち着いて
肩を並べて 雨宿りをしていたね

周りでは 同じように雨宿りをしている人たちが溜息をついて
濡れた ....
繊維の構造に
光が降り注いで
戸惑ったわたしは
少しだけ早口になった

アジノタタキ、と
呪文を唱えた
日除けの帽子は
柔らかな海になって
凪いだまま
わたしの身体に
収 ....
勇気なのか、神様のいたずらなのか
未来を変えたくなった

誰に言われたのか、いつ信じたのか
未来は一つだけだと思ってた

見えている物はそんなに変わらない
ただスローモーションのよう ....
狂ったように
がなり立てて行く
選挙カーに向かって
唾を吐く

アスファルトから
凄まじい陽光の
照り返しを受けて
気が遠くなる前に
冷房の効いた
カフェに飛び込むと
頭痛がする ....
{引用=こんなにも遠くの土地の

バスの停留所で

傘をさしていた


 ゆめのなか


ノイズのなかの風景の

砕けたアスファルトから


視える空は

雨粒に浸透 ....
私からあふれる雨がまじり降り
何処かの約束した南国がきらきら光って
草木から滴る露と消える
大雨だ

私が消えるにはふさわしい
月日が経ったと思う
確かに君の誕生日は昨日だったと
カレ ....
死に
たかる蟻たち
夏の羽をもぎ取り
脚を引き千切ってゆく
死の解体者
指の先で抓み上げても
死を口にくわえてはなさぬ
殉教者
死とともに
首を引き離し
 ....
猿と甥回る、春は舞い踊るさ。
さるとおいまわるはるわまいおどるさ


対価にちまちまとまちまちに書いた。
たいかにちまちまとまちまちにかいた


美しい電子看板。晩夏。心停止。苦痛。
 ....
 後頭部を撮影された老人、
 謹呈された詩集をかならず読む老人
 愛車モーリスはいつ廃車になったのか
 かれの離婚届を詩集がわりに読むか否か
 湖畔の嵐のなかで
 うつくしい水鳥のよ ....
苦しみも悲しみもここに置いてゆけ
















寂しさも生きにくさも

ここへ置いていけ




 ....
神経症的なスタンダード、初期設定値がそもそも狂気の側に少しだけ傾いている、厄介だけど留まろうとする努力の分だけ懸命になることが出来る、人間なんて少し壊れてるくらいがちょうどいい、電脳の空間に投げ捨 .... 黎明の時間がひろがっていた

こともなげに日々は過ぎていき
わたしはしおれた案山子のように日に打ち照らされている

かいつまんで話をすることもない
唇は固く閉じられていて、それ ....
何にでも肯定的な
徹底したイエスマンで
構成された政党で
ビジネスマンの圧倒的な
支持を得ている

基本的に
主体的に何かを考えたり
行動することはなく
複数の意見がある場合は
権 ....
ポケットの中の
小さな祭壇に
頭を垂れる人々
画面の光が
夜の神となる

瓦礫の上に立ち
再び家を崩しながら
誰も泣かず
誰も問わず
崩れる音に拍手を送る

腐臭を嗅ぎながら
 ....
一年半以上、TBSの土曜特番から毎週誹謗中傷
を受けている兵庫県知事斎藤元彦氏が今日、X
上で次のように発言している。

 私たちが生きる時代は、常に変化の連続です。
 そして、真の変革の波 ....
残るのはからっぽの部屋と、開かれた扉だけが、正しい それでもいま、ここに 破水したのは 空のほうだった みっつ折りのまま 寝返りを打つ 網のあいだで、骨が増え うしろむきにあったような 子宮の ....
りつさんのおすすめリスト(112)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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重力の部屋- 花形新次自由詩225-7-25
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鍵はオートロックに限る- 洗貝新散文(批評 ...4*25-7-25
服を脱げば皆同じ- 室町 礼散文(批評 ...425-7-25
詩情は畏まって座っていたりしない- ホロウ・ ...自由詩425-7-24
蒲公英の綿毛交差点をゆく- 紅茶猫俳句225-7-24
裁判員日誌1- TwoRivers散文(批評 ...3*25-7-23
留められた夜- 岡部淳太 ...自由詩4*25-7-23
独り言7.23- zenyama太 ...自由詩3*25-7-23
れいわ新選組の今後(とりあえず_その一)- 山人散文(批評 ...4*25-7-23
目ざめる前に- 唐草フウ自由詩14*25-7-23
カンボジア大虐殺肯定論- 室町 礼散文(批評 ...625-7-23
アニマ- みぎめ  ...自由詩525-7-22
雨宿り- 岡部淳太 ...自由詩5*25-7-22
アジノタタキ- たもつ自由詩625-7-22
voice(ブォイス)- 自画自計自由詩525-7-22
灼熱地獄- 花形新次自由詩325-7-21
薄い風景- ryinx自由詩7*25-7-21
慈雨に消える- 這 いず ...自由詩425-7-21
蟻。_- 田中宏輔自由詩16*25-7-21
遠い夜、良い音。(回文)- 水宮うみ自由詩125-7-21
タニカワシュンタロウというなまえで生きていた人物へ捧げるエチ ...- 中田満帆自由詩3+25-7-21
Open_24_hours- TAT自由詩2*25-7-20
雄弁で曖昧な結晶- ホロウ・ ...自由詩3*25-7-20
7/20- 山人自由詩8*25-7-20
賛成党- 花形新次自由詩325-7-19
堕ちていく日本の私- 花形新次自由詩225-7-19
『チ。』は止められない- 室町 礼散文(批評 ...2+*25-7-19
あめふらし- あらい自由詩425-7-19

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