秋の街老アーティスト話しけり そこを避けて着水しなくては/


かなって夕日の沈む頃に合わせるかのように操縦士だけの小型機が墜ちた/燃料は使い切るだけを飛行したはずなのに静かに知られずに海でもえて・/夜空への祈りのように最後 ....
もぐもぐ、もぐもぐ、はたして
そんな音が聞こえるのかどうかは
世間的に問題にならない
たぶん、ごはんを食べるとかそういったイメージ

さして食欲もない昼の食事は
きっともぐもぐとい ....
廊下を渡る足音には
特段目的地がないから
店長は突き当りのエレベーターを
使い捨てに決めた
わたしの相談事にも
丁寧に対応していただき
お昼に買った二個入りの一つを食べずに
後用 ....
薄く白みがかった雲という雲の覆った、町でした、
ここはとても広く、狭く、
町と町は記号的に隔てられているだけだから、それは町という単位で、
あるいはそれぞれが固有の生き物のように、存在してい ....
○「検査苦」

「眼圧検査終わりました
頭をはずしてください
頭をはずしてください
頭をはずしてください!」
眼だけでなく
耳も遠いのである
「今度はこちらへ移動してください」
とい ....
○「生きがい」
広い本屋で立ち読みしていたら
後ろから車つきの歩行器を押しながら
おじいさんが通り過ぎた
その後そのおじいさんは
その歩行器に寄りかかりながら
熱心に立ち読みしていた
僕 ....
透明なものは呼吸を阻むから気を付けた方がいいと昔なにかで読んだ気がする、まさにそんな言葉がしっくりくるような午後だった、夏がようやくため息をつけばエアコンの心地良さが幅を利かせる、一日に一度は真昼 .... {ルビ静寂=しじま}の雨にうつむいて
秋の草葉は色もほのかに

時遠く
こころは近く
忍ぶ素足のよう
匂いは
声よりそばに立ち

箪笥の抽斗を引いた時
古い香水瓶
   ではなく ....
時々思うね
あの日
カーステレオから聞こえたグルーヴ
夏休みの初日
手のひらから溢れていく
意地悪 さよなら 憧れ
グループ 二人 一人 またそして
太陽 雨 自動販売機 コンビニのアイ ....
大人というのは
退化した子どもなのだ
何でもできる可能性が退化した
誰かに守られる愛嬌が退化した
失った部分を埋めるのが
お金と信頼だ

しかし人間は
競うことだけは退化しないので
 ....
明日あなたに提案したい遺言状を書きましょうと。

二人の最後の願いを信頼できる人に託して。

骨を二人それぞれの最後の時の。

ほんのひとかけらずつでも構わない

必ず寄り添うように、 ....
偽史として秋にきえゆく詩歌たち 大地に落ちた雨つぶは
雨つぶ同士ひかれあいくっついて
水の筋となる

大地を這う水の筋は
水の筋同士ひかれあいくっついて
川となる

大地を流れる川は
この{ルビ地球=ほし}で
一 ....
君をモチーフに詩を書いたと連絡したら
由良川は通勤で毎日見るし、
山家城址も裏山みたいなもんやけど、
歴史の移ろいなんか見ないとの事。
船を出して釣りもするけど、
「ああ、今年もひぐらしが鳴 ....
友よ。
君が家業のために帰郷して
随分久しいが、変わらず息災かい?

僕は昔、君とやっていたように、
言葉をひり出して空虚な自分を埋めようと
また足掻き始めたよ。

ただ、僕にはやはり ....
君を書かないよ

すでに詩なのだから

君を変えないよ

すでに風なのだから

君を思わないよ


できるわけがないじゃないか

今日も見上げるよ

空の白い雲のあたり
 ....
 
 朝、学校行きたくなくて

 ベッドの中でグズグズしてる



   夢の中でも迷ってる

   夢くらい好きに生きたっていいのに



 球技大会って何のためにあるんだ ....
階段を登りきるともう

下りの螺旋階段

今度はどんな命をいただくのだろう けれど

本当は本当を言って良いのなら


永遠の量両翼が望みです

もしもその価値が私にないのなら
 ....
● 武者震い ●

いつまでも愚者
愚者だから愚者
愚者だつて苛立つて
串焼き食べて
愚者ぐしゃぐしゃ
紙にかいてぐしゃぐしゃ
山羊にあげてくしゃくしゃ

もしゃもしゃもしや
も ....
今年の夏は暑すぎて
服も皮も肉も脱いじゃって
骨だけになって過ごしたよ

ようやく秋だね
涼しくなってきたし
そろそろ肉と皮を着ようか
まだ服はいいかな
お外は涼しい風が吹いて
とっ ....
○「今日の言葉」

四苦八苦の人生
涙なしに
渡る人は
いない
いろんな人が
寂しいって
ボール投げてくるから
いつも無意識にキャッチするけど
投げ返すと
もうそこにはいなくて
短い会話は
道に転がる
誰かランダウンしようや
寂しさや悲しさを
 ....
もう何も書かなくて良いと神様が頭を撫でてくれる夢を見た。

涯てを知っている靴は幸いである
君が食べたいと言ったから、
近所のスーパーでスモークサーモンを買った。
298円──破格の値段だ。

「皮がついてる……刺身の切れ端?」
ほとんど文句に聞こえるコメントを呟きながら、
オリ ....
一番恐ろしいのは、己の弱さ。
そいつが囁く、言い訳という名の誘惑。

夜半過ぎ、映らないテレビに自らを写して、
滲む爪先を凝視した。
奇妙な雨音だけに耳を傾け、
ただ、逃避した。

そ ....
1つ芽生えても花を望むまい仄かな想いのmままが身の丈

強がりを組み立て終わり終わらなくても終わったと消したアドレス


昨日見てない虹でした明日もまた見たいものです出さない手紙

その ....
心の中の晩秋は

村雨ばかりの降りしきる

そこへ私は土足で立ち尽くし

自らを裏切り続けている



悲み屋の通り道で
一等悲しいラブストーリーを

けれどいつまでも訪れず ....
 こうなるとフェルナンドの狂的な公理の一つを認めないといけなくなる、偶然などありはしない、あるのは宿命だという。人は探しているものだけを見出すのであり、心のもっとも深く暗いところ、そのどこかに隠れてい .... その年の秋も、あちらこちらへ様々の波紋を投げ掛けながら冬へと育っていった。

東京のような雑多なるつぼにあっても例外ではなかった。

かの都会の片隅、聞こえよく庶民の人情が息づいているなどと言 ....
りつさんのおすすめリスト(802)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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手紙- 泡沫の僕自由詩3*25-10-17
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ドッジボール- おやすみ自由詩325-10-17
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全行引用による自伝詩。_05- 田中宏輔 ...自由詩1125-10-16
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