あん人は
そーいえば
そーなるかんじ
あったわな

だからおう得んしてたわけで

今は
あれはなんとも
あの時から期待してたんよな

目的なんてしらん
また重宝される理由もしら ....
今の生き方を否定したら
死ぬしかないかもしれない
それでも今の生き方が嫌なら
自分が変わるしかない
どうやって

今までについた癖
消すのはムズい
取り柄が見つからない
良いところを ....
 入り江にて

 大阪から車を走らせ、片道三時間。途中のサービスエリアでスマホを確認すると、通知に追われる日常がそこにあった。
 やがて夜が明け、寂れた港町を抜けると、道は雑木林と露出した山肌に ....
落葉樹が曲がる先に
交番の波形
あなたがわたしの内緒を見た時
らっきょうみたいだ、と言ったので
その口の形から
漏れてくる一粒の光があった
すみそにあん
聞こえますか
敷き詰め ....
ようやく神様がやって来た
この星に
この手に
だから僕はまず
もう出勤をしなくてもいいんだと
本当に安堵した
カーテンを開けると
街のビルのど真ん中に大きな
神様が立っていて
おはよ ....
最初から あなたも 同じだったのに
思い違いをした 私が悪いんです
申し訳ございません 余計な期待をして
きっと 分かってくれると 勝手に

あなたの脳内に 誰がいても
私には 関係ござい ....
空がゆっくりと落ちてきて夜になると闇が呼びか
けるように地の底から光の洪水が押し寄せる。そ
の光の海と、路上のダンボールハウスの浸透圧が
重なる時刻、一艘の小舟が歌舞伎町のJRガード
下を流れ ....
苦しい、こころが
苦しい時もある
でもその一方で、
こころが喜びで満たされて
幸せな時もある 私は
幸運だ と。
体が健康なところが
恵まれているのだと自分のこころを
なぐさめる時があ ....
短気は損気
急がば回れ

自戒する私の
空はどこまでも深い



苦しい
こころ

よく味わう
生(せい)



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
俺が
どうしようもない
大人になって

心の中で
楽しく生きて
他人をバカ扱いして
だけども
お前らより
実は幸せなはず
みたいな

夕日ばっかり綺麗じゃなくて
俺は俺の綺麗 ....
私は住まいを持たない

ノマド星人だが

れきっとした地球人である

デジタルデパイスと

電波で

地球上を自由に動き回る

言語の壁は翻訳ソフトで

乗り越え、スム ....
「開けてもうた…ネクロノミコン…
血ぃの匂いするインクで書かれてた契約書…
ページめくるたんびに目ぇの奥に何か這い上がってくる…
逃げられへん…逃げられへん…」

夜中の3時、路地裏のサ ....
環境保護とか
ヴィーガンとか
トランスジェンダーとか
みんな
行場を失った
スターリニスト

でなきゃ
精神病患者だ

精神病患者の考えを
尊重しなくてはならない

なんて世 ....
* 

 みじかい階段をあがって入出庫のホームを歩き、その半ばにあるエレヴェータにみ ....
同僚に競馬狂のおとこがいる。名前は「悦光」といって、これで”エツミツ”でも”エツコウ”でもなく”エツヒコ”と呼ぶ。もうずいぶん前に、エツヒコに半ば強引にひきつれられて、東京競馬場にいったことがあった。 ....    『ナポリタン』


 失敗だった。
 ナポリタンは。
 味は申し分なかった。子供の時に食べて以来、忘れていたケチャップの酸味が甘さがやわらかく口の中に広がり、そしていたずらっぽく唇のま ....
答えは簡単です。暗殺されたのち彼が残した
動画を探すとほぼすべてが若者たちとの対話
ばかりだったことに理由があります。彼はし
かも政治的立場や意見の違う大学生たちのも
とへ「わたしを批判してく ....
あー、ねえ、いくつもの川を渡った。昼間にも、夜中にも、明けがたにも。きみの50歩が、僕の42歩。少しずつ齧るようにして日々。こんなのはもうさんざん使いまわされて流行おくれだってわかってても跳びあが .... フジバカマが 咲いてた 千年前 袴みたい と笑った子がいた

アサギマダラのオス は その花の蜜を なぜか精力剤に使う

皆 気が狂ったように 河を憎んで そこにフジバカマが 咲いた

何 ....
エデンの内側
世界が浄化された夕方
紫色の大空は
私の内側と今までの人生を栄光にした

しばらくすると
またたくまに世界は闇に染ってゆく
あれからもう2年

ただ
気持ち悪いのでご ....
   『オーダー』


 カラン、コロロン・・・
 重いドアを開けると懐かしい音が迎えてくれた。あとから調べて知ったのだが、ドアベル、と言うんだそうだ。
 店の中は思ったよりも広かった。その ....
いつから家は家だったのだろう?
(チャイナ・ミエヴィル『クラーケン』下巻・第五部・59、日暮雅通訳)

ドアってやつはいつドアでなくなる?
(ジョン・スラデック『時空とびゲーム』越智道雄訳)
 ....
火を吞み込む邪心が人の無心を焼き尽くす
風を嗅ぎつける者が遂に世界を弄滅させるまで

憂いを食べつくす言葉を放つたびに
オレンジ色の首飾りが
似合っている少女の瞳に映り込む
この時間を流れ ....
戦火の焼け野原で 
そこに天国があると聞いたから
私が殺した人の死体を埋め
空を見上げた

彼は私を殺そうとした
同じことをされても仕方がない
でも
私は生きていたいと思わなかった
 ....
あの美しく優しい少女が、誰も何もせず、ただ座って
死にかけているという事実。耐え難い。
      (LGle ....
弟の息遣いが聞こえる
浄水場のある街に
敷設された線路を
今日も走っている
誰よりも足が速くて
誰よりも
列車の真似が上手だった

弟は皆から
関口さんと呼ばれていた
だか ....
風を待つ帆船と同じ速度で混沌に因る僅かな乱れはやって来る、でももうそんなものに狼狽える歳じゃない、それは蕁麻疹みたいなもので、なにかしら対処をすれば収まるものだということを俺は知っている―それを知 .... 体内を流れる時間の
表面に浮かんだネップ
渓流を割る石のように
折々に
かき乱す
いっそ家禽になれたらと切望するほどに
自由であることが――――――――。
{引用=
職人は均質に仕上げ ....
土から顔を出した芽のように
意識の端にまだ眠りの殻が残っていた
風を孕んで色あせたカーテンが膨らむと
どちらも淡い光と影
すべるようにすばやく表情を変えた
あなたの顔にはいつもこころが映る
 ....
風の歌なんか聴かなくていい
おれの声を聴け
ビール瓶の栓を100円玉と間違えて
拾ったおれの声を聴け

腹がへって
矢も盾もたまらず
全力疾走して野球帽が飛んだ
おれの声を聴け

 ....
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