時は正直で残酷

時は音もなく流れ去る

時の流れは目に見えず

今、ここにきた瞬間、すぐに過ぎ去る

そして、怒涛のごとき、次から次やってくる

ただ、ただ、

呆然と眺 ....
答えはひとつじゃない
誰も採点なんかしない
だから思うままに
自由でいいんだよ
他人と違ったって
心配なんかしないで
持って生まれた感受性
自分を信じて

テストみたいな回答で
伸 ....
○「長生きの意味」
今こそ
一人一人の年寄りが
考えなければいけないことかもしれない

○「小さい幸せ見つけた!」
若い頃は
遠くへ幸せを求めたが
年を取ると
身近に幸せを求めるよう ....
喉が静かに萎れてる
瞼がおもたく透けている
わたしは岩背を踏みしめて
裾野の灯りに目を凝らす
冷たいあなたの肌を撫で
しなだれながら 咲いている

わたしの毛皮は月光を
打ち据え輝くも ....
風に運ばれるその甘さは
孤独な夜をやわらげる
螺旋を描く階段を
昇ってくる気配のようで

街のざわめきは遠くに沈んで
ここでは沈黙を守ることが
唯一の祈りのかたちになる

煙草の灰が ....
差し伸べてもらえた手を
泥んこのままで摑んだ
りふり構わずに
その場で泣き崩れた
好きなだけ泣かせてくれて
好きなだけ食べて良いと
まずは好物の鮭料理を
この姿のままで?

会計の時 ....
まばゆいきもちや
しんみりに
値段がついて売っている
魅惑的に陳列されて
わたしのポッケのなかでお財布がしんみりとする

もしも手に入ったら素敵でまばゆい日々に
なんてなるわけもない
 ....
人知れず静かに閉まるコンビニのトイレのようにありたくもあり

​スーパーの見切り品みたいなパサパサのきょうのじぶんに穂村の弘

水を飲むそれだけのことをしてみたら水だけの音が夜をながれる

 ....
いつかこの命の中に潜むものを白日のもとに曝さねばならないと気付いたとき俺は自分が生まれて来たわけを知った、たくさんの言葉が繰り返された、たくさんのシチュエーションが構築されては洗い直された、かたち .... 神と共に生活をしてる

2つの国がミサイル戦争をしてる

砂漠に建てられた近代の摩天楼は

ひとかたなく崩れ落ち

砂塵の国となり

血の涙で染まる
泣きたくて
死にたくなって
XXXXX
寝て朝起きて
また働いた


月見草
ブーゲンビリア
おじぎ草
青い向日葵
人殺し花


ポケモンの
頭のPの
 ....
いろいろな意味があって、丁寧度とか上がっていって。
色にはミリがあって、節度があって、光明があって。
ぱっくりと割れた傷のような音が流れてて。
小声に出しては消えていく、青いルビーが転がっている ....
羽ばたく直前に喰われた蝶
踏みしめられた新芽
強風でちぎれ飛んだ風鈴

未然に産まれて
未然で死ぬ
何者にもなれない
地の塵になるのが唯一の幸せだと

雪のように君のように
晴れた ....
ぬれた土におわせて
立つ光 単衣透かし
いたむ秋桜や朝顔に
掛ける眼差し
千代紙を破るよう
縫い閉ざされた叫びに
こころ添わせてしまうなら
もう 
恋でいい
つめたい火に炙られながら ....
あなたのこと
最初から
なんとも思ってないから
大丈夫です

話をする気がありましたか
結婚しますか
血が繋がってますか
目が合いましたか

あなたが思ってることも
思ってないこ ....
お好み焼き食べる?

だってさ、昨日食べた

じゃあたこ焼きにする?

だってさ、一昨日食べた

じゃあやきそばにする?

だってさ、今はあんま食べたくない

じゃあなんにする ....
 追い越して

 前に回って

 覗いてしまう

 人違い

 何も告げられずに

 去られてしまった

 独り善がりに

 花も枯れる

 女心と秋の風

  ....
○「死」

死は

一つの終わり

なのかもしれない
夜よりも悲しい時間があるのならコールドスリープしたくもなるよね 日本酒が似合う季節になって来た秋刀魚豊漁いいこともある  山林整備作業三日目を終えた。たぶん別な作業も途中に入れられるだろうが、少なくともあと一か月は十分かかる作業であろう。十八ヘクタールという途方もない山林を刈り倒す作業は気が遠くなる。
 四名のスタッ ....
みんなを守る
ということについて
彼らは
面白い関係をしている

悪意を疑い続けることで
守ろうとする人
善意を信じ続けることで
守ろうとする人

何かを作り出す仕事じゃない
そ ....
ともだちは絵本の中にすみれ草 ○「小宇宙」
人は
それぞれ
自分の宇宙の中で
生きて死ぬ
人は
永遠に孤独である
夏至までカウントダウン
これからもっと暑くなるのに
寂しさに汗のトッピング
父さんは夏が好きだったけど

わたしは十一月を待ってる
日本は十一月からの半年でいい
毎年   雪の降らない町 ....
白線の外側には
出られなかった気持ちを
服のポケットで押し砕く
(一糸乱れないように)


フェンスの向こうにある
夜明けという抱擁の残酷さよ
迷い子の蛍たちが
溶けたチョコレートを ....
月が満ちるようにあなたをおもい

月が欠けるようにあなたをさがす



なんてね
誰かと比べて
落ち込んだら
ただ知らないフリを
するしかなくて

横顔しか見せない
マネキンみたいに
目をそらしていた

照り付ける太陽の下
眩しさに後ろめたさを感じながら
光に ....
幸せが痛いモールで本を買う


悪癖は知るそぶり吹く秋の風
紙の上の言葉たちが

スイングしてる

紙の上を飛び跳ねて

リズムを刻んでる

低い音は文字が左右に大きく振動し

高音は上下に揺れ動く

それでも僕は黙々と

紙の ....
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