幸せは此処には無い。
何時も過去と未来に点在するだけ。

傍らにあるのは空き缶、吸殻、コンドーム。
それと誰かの笑い声。
朝方少し仕事をし、あとは何もせずに過ごした
背徳感が骨や肉に浸透していたけれど
床から出ることはなかった
何もしないことにした一日は重金属となって
言葉も発せず、でも聞き耳を立てている
でも ....
野路をとおりぬける
あかや、きいろ
の、光にあやかって
秋になる

やわらかな処から
いたみ
所作のたしかさに
むくの
下地の剥げた椅子が
ころがる

部屋いっぱいに
 ....
静謐に名前があるなら
誰にでも発音しやすい短いフレーズで

やわらかく閉じた個室
それぞれに振られる仮名

aからcを辿ってeへ
きみは誰のための単音を拾うの


揺れる、揺れ ....
*やさしさは強さである
見かけのやさしさにだまされてはいけない

*ワイフがまた
鍋をこがした!
弱火にしていたから
だいじょうぶだと思ったという
弱火だから
油断してこがすんだよと返 ....
常に高速で回転し続けている脳味噌がオーバーヒートしないことは我ながら驚くべきことだと言わざるを得ないがそれでも時々は余計な邪魔が入ったりして中断せざるを得ない瞬間がある、そういう邪魔を仕掛けるのも .... 拝啓

瑠璃の空は、諂曲世界
晴天白雲麒麟が翔く

生贄を欲する
砂漠は、常の
戒めの地

証は、マリア
追放された 三人の女たちや
殉教者の群れも
アラブの隊商路は、錯乱 ....
冷たいね
きっと君は
トマトケチャップ銀河から来た、
 バター星人
クランベリーはもうケーキに使ったから
キュウリおばさんと一緒に寝るのは
 もうよしなよ
耐熱皿の日々は
 トウモロコ ....
柔らかな石が降っている
濡れた空気が呼吸する
むろんだ朝日が土を踏むように
おまえは優しく燃えている

穏やかな顔が溶けている
暗い木陰がただ揺れる
首が上擦っている
うだったいのちが ....
土埃でぼやけた景色しか
記憶になかったのは
遠い昔のことで
今では高層ビルが建ち並び
リニア新幹線の工事をしている

朧げながら
僕にも未来があった
孤独であっても
それが支えだった ....
さんざん探し回ったあげく
本当の自分は見つからなかった
旅立ったはいいけれど
いまだに一度も帰ったことがない

途方もなく時間を費やして
創ろうとしていたモノは何だったのか
やみくも ....
さかしまに 
 映る水面のゆらめきへ
なにを浮かべた
 われを忘れて

環を広げ
 恋しひとつを飲み込んで
水は緑の
 底なしの{ルビ面=おも}

さざめきを
 にわかに宿し日の ....
真実はまだまだはるか彼方に

言葉が似ているだけなのに、いつの間にかこのサイトのテーブルには自己中(わがまま)と自己主張が一緒になっていたけど、この2つは政治的に言っても全く別物なの。わからなくて ....
すんだらなにになるべかな
すんだらでなくてしんだらだべ
すんだからすんだらなにになるべかよ
んだからすんだらでなくてしんだらだべよ
すんだからさっきからすんだらいうてるだべ
だけんどさっきか ....
身体があるのかないのか
あるのならそれがどこにあるのか
わからないが
無数の手を生やしている
時間とは いわば剥奪者

人が変わるのは
往々にして引き算だ
なにかを得たつもりで
いっ ....
完璧に綺麗な横顔の
写真をトレースしたイラストレーターは
いますぐ謝罪すべきだ
横顔を二十数年もはぐくんだその人に
その人が食べたものを育てた
農家や畜産家や漁師に
その人を産んだ母に
 ....
するどくなり
すぎると砕ける星の咲き
ゆわえた髪のほどけから
静かにはじまる秋の日暮れた
錆つきにまとった油膜の

ふしまつ

みちくさの愛らしい赤白の
蕾だか花だか、わから ....
三連休。三連休だ。三連休って響きがいいよね。
三連単。三連チャン。山紫水明三千世界。


息するように文章を書く。個人的なライティング。
ライティングなんてすべて
個人的なほうが害がなくて ....
「どうでもいいよ」

こころで
放てば
満ちるさ



どうでもよくないこともある
この場合
この物事と
向き合うことで
道を探す



 ※ 五行歌とは、五行で ....
彼女は激怒した
「私は貴方を理解できない。
貴方がそれを拒否するからだ。」
きょう未明、彼女はそう言って部屋を出た。

大凡36度の熱源を失った部屋で、
僕は寒さに震えて結末を考える。
 ....
僕は
そこの
つもりでした

でも
こっちでした

だからあいつは
間違ってます
僕が正しい

え?
あいつが正しかったの?

僕は あいつが
なんとなく
凄い気がした ....
スキーと
スポーツバイクは似ている
体を傾けて旋回していくし
足を揃えて操る難しさと
ミッションギアを
操る難しさも似ているし
学び上達するまでに
時間もお金もかかるが
そのプロセスが ....
*終活
もう人と競争する時代は
終わった!
今は
自分との闘いだ

*多様性の時代を生き抜くために
兄弟は多いほどいい
学校は大きいほどいい
友達は多いほどいい
趣味も多いほどいい ....
詩はもっと柔らかくて良いと今まで思っていたのだけど
詩は常に肉を削ぎ落として骨を断つ精神力が必要なのか
そこまで集中して詩と格闘しなければならないのならば
わたしは体力が持たないだろうからやはり ....
平日の遊園地は
あなたの名前なのに
石鹸の金魚は泡になった

トウキビのような匂い
私小説ばかり書いている友人が
家に遊びに来たことがある
余白はどうしているのか聞くと
その問 ....
午前4時215分かえるに混ざって

スズメの声を確かに聞いた

隣家のだえかは壁を蹴ったか

3分後には車の音も

走り去った

誰を何を載せて

さよならよりも永遠の  気が ....
責任取ってくれる~?
と聞かれてあまり意味が分からなく

あ、これはプロポーズだったのだと
しかし性交渉があったわけでもない

僕はとんちんかんな答えをした
己の人生の責任を取るのは己だ ....
Aさんは
ぼくよりいくつか歳上の事務員さん。

あれもこれも
うまくできないこのポンコツを、
見放さないでいてくれる。

「こうした方がいいですよ」と、
さりげなくアドバイスをくれる。 ....
山菜採りに出かけた人が
自称詩人に襲われるという事件が
多発している
自称詩人に襲われた人は
みんな両手両足を縛られた状態で
一昼夜自作の自称詩を
耳元で聴かせ続けられるため
精神がおか ....
恋芽生えても花を望むまいほのかな思いのままが身の丈

強がりを組み立て終わり終わらなくても終わったと消したアドレス

昨日見てない虹でした明日もまた見たいものです出さない手紙

その人と交 ....
りつさんのおすすめリスト(1149)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そして誰かの笑い声- 泡沫の僕自由詩4+25-10-13
わずかにのぞく夕刻の青空と静寂- 山人自由詩11*25-10-13
osmanthus_tear- むぎのよ ...自由詩525-10-13
zatt-o,zatt-o- ねことら自由詩225-10-13
独り言10.13- zenyama太 ...自由詩2*25-10-13
見えているのなら難しくない- ホロウ・ ...自由詩2*25-10-12
晴天白雲麒麟- 月乃 猫自由詩12*25-10-12
冷蔵庫を開いて- トビラ自由詩5*25-10-12
業火- みぎめ  ...自由詩325-10-12
DOUTORにて- 花形新次自由詩125-10-12
あなたはどうなんだろう- 夏井椋也自由詩1325-10-12
醜男ナルキッソス- ただのみ ...短歌8*25-10-12
真実はまだまだはるか彼方に- 足立らど ...自由詩125-10-12
亡まりし人とは平行し変形- 菊西 夕 ...自由詩6+*25-10-12
打弦幻聴録- ただのみ ...自由詩3*25-10-12
オリジナル- 尾内甲太 ...自由詩225-10-12
aspect- むぎのよ ...自由詩725-10-12
炭酸水みたいな揮発する感情で- ねことら自由詩325-10-11
※五行歌_二首「どうでもいいことと_どうでもよくないことにつ ...- こしごえ自由詩6*25-10-11
行き先不明(改稿)- 泡沫の僕自由詩425-10-11
△の悲哀- 弥生 陽自由詩625-10-11
道のりは遠い- イオン自由詩3*25-10-11
独り言10.11- zenyama太 ...自由詩3*25-10-11
詩の呼吸と創作- 足立らど ...自由詩125-10-11
余白- たもつ自由詩9*25-10-11
5月___、夜明けへ__あお風薫- 梅昆布茶 ...自由詩725-10-11
プロポーズ?- りゅうさ ...自由詩6*25-10-11
尊さ- 道草次郎自由詩7*25-10-10
自称詩人駆除- 花形新次自由詩525-10-10
かおるの音____蒼風薫- 梅昆布茶 ...短歌525-10-10

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