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朝になっても
夢になっても
変わらないのに
落ちる
落ちる
夢のように素晴らしい空を見た
風が切る音
惑う髪が舞って
目を穿つ
残留する
輪郭が溶けても
覚えててくれるかな
お ....
理想像の関係を
写し取ろうと
粘土をこねた
私の人形
好みの造形をして
嫌なことをしない
私たちの人形
閉ざした全て
驚きも
悲しみもない
平坦な目を合わせる
私たち ....
夢に夢だ
後ろ姿を掴めない
私の詞の一巡が過ぎ
頭に追いつかない手の
戦慄きを
指摘され
そう
戦慄いている
と
自覚する
私は恐れている
深淵の縁に立っている
という振りをし ....
降り続ける雪の無音が
しんしんと降る滑らかさが
私の心だ
酷く冷たく
粉々とすり抜ける手触りは
虚しさが手に触れていて
みんな悲しんでほしい
それを掴めずに
吐息が白く、手は冷 ....
・種・
言葉がわらって弾けて
青い波しぶきに似た眩しさ、私のものと違う。じっと我慢して、じっと耐えて、私の容れ物が耐えられなくなる頃に、心の柔らかいところから 割いて生まれる、血濡れた刃が、言葉、 ....
君の音が途絶えてひさしく
陰か
陰に
陰だ
振り返った電信柱の裏に
光が眩しい曲がり角に
車窓の先にある河川敷を歩く人に
君がいた
幻が現実にかぶさって覆い
目は
正解を見た
....
窓口で呼ばれるのを待っている
番号札を握りしめて
延々とオルゴールが回る
私は大層な夢を
にじむ目で見たが
光ばかり
きらきら、きらきら
夢がにじんで
許してくれるような
余地も ....
どこか、
いきたいの
誰もいないところが
私の安寧で
私の
私の殺してほしいを
抑制するから
人から傷つけられて
私が人を傷つけて
ドバドバの血が
ひたひた地面濡らして
雨が ....
羽ばたく直前に喰われた蝶
踏みしめられた新芽
強風でちぎれ飛んだ風鈴
未然に産まれて
未然で死ぬ
何者にもなれない
地の塵になるのが唯一の幸せだと
雪のように君のように
晴れた ....
私からあふれる雨がまじり降り
何処かの約束した南国がきらきら光って
草木から滴る露と消える
大雨だ
私が消えるにはふさわしい
月日が経ったと思う
確かに君の誕生日は昨日だったと
カレ ....