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椎茸と茄子をあんなに嫌ってたあのころ夢だけ信じていられた
ひた走るランナーたちの目のまえに浮かぶ刹那をみてみたいけど
東京に陸上なんかを競い合う未来を夢み ....
風の歌なんか聴かなくていい
おれの声を聴け
ビール瓶の栓を100円玉と間違えて
拾ったおれの声を聴け
腹がへって
矢も盾もたまらず
全力疾走して野球帽が飛んだ
おれの声を聴け
....
辛くとも きみ帰り来よ我がもとへ
祈りよ叶へ 共に識る朝
哭くならば枯れるまで哭けたましいの
傷深き慟哭 我には届く
きみが悪なら共々に無間地獄に堕 ....
小さな悪意どころか大きな悪意がどんぶらこ
憐れだなあ {ルビ空=くう}
思い込む どこどこまでも思い込む 嘲笑われたと狭い窓
事実見ずひたすら偏る愚かさよ公平こそが平和のひかり
....
たくさんのひとに囲まれ笑っても
寂しいこころ帰る場所なし
レッスンのニュアンスだとかグルーブ感なんて知らずに恋愛していた
優しさの
数だけ平和になれるなら
ひとみな優しくなりたい泣き声
闇よりも
悲しい孤独があるのなら
夕闇咳するたれも来ぬ道
罪さえも
笑って許してあげるとか
大嘘 ....
ゴミを捨て仰ぐ空は青く青く
この世の端で修羅を育てる
遠くから手を振る君の大きさよ
形にならぬ愛の象
歌なんていちばん好きなだけのものそれがあるからそれを愛する
さとりうる
ことのすべてを
さとりては
空の上にぞ
居る心地なり
悲しみがプラスチックでできている黄色いアヒルを沈める浴槽
月光の
遠く輝く
夜の中
輝くきみに
愛をもぞする
台風の
風雨に備え
闇の中
手探りで知る
盲目のこと
梅雨入りて
髪濡れそぼり
塞いでも
いつか光は
雲間より差す
時過ぎて
私は人を選べども
何をしたとて
できることなし
おかのつみ
はらからのつみ
さとのつみ
だれがしはらう
だれがあがなう
このほおを
なぜてゆくかぜ
ふえのね ....
やけどしてビリリ痛いと泣く声を
聴いてた優しさが雨になる
夢の中眠気を退けて数えてる
冬籠りしてたい歌星人
ビールとかビターチョコってほろ苦い
B(ビ)という ....
嬉しさを愛の形に当て嵌めて今日も誰かを恋しに出かける
脳内で育った角があと一秒、あと一秒で頭皮を破る
須賀敦子だけを読んでる春の朝、親類なんてひとりもいない
マグノリア大 ....
愛かもな?そうでもないかも?そうかもな 熊は転がる明るい方へ
卵焼きやぶけてみたり泣いてたり 憎んでみたり抱かれてみたり
言葉より速い体が出掛けてて 気持はここで歌を聞いてる
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