上を目指せばキリがなく

下を目指せば際限がない



このまま進めば

きっといつかは力尽きる



だから、私たちは種を撒く

明日につながる種を撒く



そ ...
下らない話題についていけなくて席を立った
夜風に当たって不満を込めた煙草を吹かした

山の向こう側 輝く星はあまりにも綺麗で
今日だけは上手く笑える そんな気がしたんだ

夜空には数えきれ ...
めずらしく
たったビール2本で
酔いが足をからませる

まっすぐ歩いているつもりが
どんどん道の
真ん中に寄っていく

ボワンとした視界に
でんとトラックが
踏み切り待ちしている
...
私はたそがれたいのだった
熱い紅茶をくちびるを湿らすように飲むと

赤い楓の葉がぼんやりと庭先に佇んでいる

胸がぐっと引き裂かれていくと
むき出しになった夕陽がじゅくじゅくとして ...
愛すには資格がいるって本当かな
教えてほしい 告白前に

ラブレター 書き上げたなら誤字脱字
偏差値上げて 出直してくる

目に届く 君のラブリー まぶしくて
やっぱりぼくは垣 ...
地獄の底で崇められた太陽は
私を罪ごと焼く
影は地獄へ届き
呻き声が溢れる
誰もが夢見た天国には
誰もいなけりゃ
花も咲いていない

不意に堕ちる
喧騒は大きくなる
感情の洪水
...
■様々な事がありしもこのように暮らすつましさほどほどの幸(さち) 頬を赤らめて手を振るんだ
二人はそれで
今日の所はサヨウナラ
また会う日まで
いつ会える?
できるだけ早く
そう願っている

空気が
二人を包んでいて
それは時には
黄色で
赤 ...
真剣に
俺が女で
あったなら
アタシは俺が
彼氏とか無理
フられたり失業したり















リアルに嫌な事があった日は











...
指先で蠢く明日の匂い

触れられないから
ぼんやりと
唯々ぼんやりと
眺めるしかできなくて

願ってみたり
祈ってみたり
いつかしたようなことを繰り返す

優しさで世界が溢れ ...
君は孤独なんだろう

死を刈り取って、集める日々

鎌のお手入れは行き届いてるかい?

備えあれば憂いなし

死に関して敏感な君は現場に赴くときはどんな手段で参るのさ

死に関して ...
自動販売機の 無骨な音は変わらないのに
近頃の 缶コーヒーは旨い
低気圧が近づいて 波が高い
海水混じりの風が 鼓膜を揺らし続ける

俺は 不味いコーヒーが飲みたかった
歯が溶ける甘味
...
悲しみを悲しみで打ち消すような
私たちの想いは重なりますか
思い違いしすぎて日が暮れて
まだ間に合いますか

方向おんちはなおらずに
あなたの元へたどりつけない
ナビの応答がいつからか
...
きれいな部屋
テレビから伝わってくる
澱んだ空気
...
小さな木の箱に
青灰色の小石が入っている
特別な宝石や鉱石ではなく
河原に幾らでもある
丸っこいありふれた石
箱の中に白い布が敷かれ
その上に置かれている

箱は石の為の棺だ
あの人 ...
こんなに好きなのに

こんなに陳腐な話ばかりしている

おまえはさみしがりやだ

おれはおまえのそばにいてやれない

社会制度の枠組みではいてやれない

嫉妬する気持ちなんてだれに ...
シェリーを2種類たのんだ

ふたりで飲み比べてみた

ちいさなグラスだった

おまえはそんなに食べなかった

麹町のスペイン料理店

チョイスがわるかったかな

四ツ谷までふた ...
胸のなかから顔をぬいて女はつよい眼で幸せになるからと、そう言うのだった

幸せとはなんであろう

家族をもち誰かと人生を歩いてゆくことだとでも言うのだろうか

きょうぼくらは幸せではなかっ ...
ともあれ危機は全力で回避された。
デーモンに追い詰められもう駄目だ、ついにおれもこのまま無残に死んでしまうのか、もう一度だけつるとんたんのうどんが食べたかったな、ヴェルチ飲みたかったな、などと諦 ...
看板の広い背中にすっぽりと隠れた二人は
サウナから出た時点で 遠回りするつもりだった。
遮断機のように通せんぼする右手。
タクシーが止まる、雪が降ってきていたのかもしれない。

交錯する足跡 ...
長い、長いあいだ一緒にいた。
何回も泣いて、何十回も中華料理を一緒に食べた。
何百回もわがままを言い合って、同じくらい抱き合った。

水族館。
おんぼろの原付。
昼間のコインゲーム。
は ...
天気の良い日だった。空はあくまで青かった。
限りない空間が存在していた、それはわたし
に手を差し伸べようと努力していた。一歩踏
み出す、その毎に、つま先から花が生まれる。
生まれた花は風に飛ば ...
私は寝ころび空を見上げる
病床の窓を通して

流れゆく雲は次第に形を変え
何かに似せては崩れてゆく
また、青は
濃淡で季節を告げ
気がつけば鮮やかになり
気がつけば冷めてゆく

雨 ...
晴れた日はどこか居心地が悪いから
少しうす曇りくらいがちょうどいい

平日はどこかよそよそしい雰囲気だから
週末の土曜日くらいがちょうどいい

昼時はそれでもどこかあわただしさを隠せな ...
キリンと戯れたい

軽く叩いてみたり
あだ名をつけて呼んでみたり
紋様をなぞってみたり

同じ目線に立ってみたり
たまにリンゴを与えてみたり
鼻と鼻を合わせてみたり
背中に乗っかって ...
バラの花が落ちてきて
キラキラきらめいて
スネアドラムの音
ハープの音

チェンバロの声
ブランデー入りの紅茶
メルヘンの世界
ハモンドオルガンの清らかさ

今日も外は雨
テレビ ...
おまえは馬鹿だ
本物の馬鹿だ
この世に何をしに来たのかも忘れて
くだらない時間つぶし

人生とは
自分で自分の首を絞める
その力を少しずつ少しずつ
強めてゆく
やがてじりじりと
...
金網、
地軸と同じ傾きで立つ僕ら
毎日、相談するような、探るような、臆病な、笑い声
いとも簡単に共倒れる覚悟だけが
信頼、のような
美空

君の腕が、僕を抱きしめるように柔らかく覆い、
...
あと何年したら自由になれるだろう
この部屋の三角の天井に
ひらかない天窓
こんなはずじゃなかった
あたしが欲しかったのは
青い天にとどく窓

猫の息子が鳴くから
もうすぐ部屋に行 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
100年先を、ala自由詩3*10/8/28 0:10
スターライト1486 1...自由詩210/8/28 0:05
酔っ払い森の猫自由詩11*10/8/28 0:01
たそがれたいうめぜき自由詩2*10/8/28 0:00
初恋あまね短歌510/8/27 23:46
忘却tam自由詩210/8/27 23:36
家の人たち 3波乃短歌0*10/8/27 23:27
可愛らしい二人Oz自由詩110/8/27 23:20
自明の理TAT短歌0*10/8/27 23:17
臆病な俺は一等ギラギラのナイフをヤフオクで落として安心を買う自由詩1+*10/8/27 23:12
傍観者もずず自由詩2*10/8/27 23:02
死神しょうた自由詩110/8/27 21:57
缶コーヒーアマメ庵自由詩210/8/27 21:54
いつかの日まで朧月自由詩210/8/27 21:28
3人で押す1つのボタンゆず自由詩3*10/8/27 21:25
創書日和【箱】小石の棺大村 浩一自由詩10*10/8/27 21:09
おれはおまえのそばにいるのか吉岡ペペロ自由詩210/8/27 20:09
四ツ谷まで自由詩510/8/27 19:54
幸せよりうえは楽しいってこと?自由詩210/8/27 19:38
チューズディ・サンダー捨て彦散文(批評...110/8/27 18:53
夜の二人プテラノドン自由詩010/8/27 17:38
すこしむかしのことはちはちよん散文(批評...1*10/8/27 16:38
東京、渋谷ハチ公口に石黒あきこ自由詩110/8/27 15:31
病床の窓辺モリー自由詩4*10/8/27 14:27
土曜日の夕立山口清徳自由詩010/8/27 14:10
キリン葛西曹達自由詩010/8/27 13:17
Friday nightペポパンプ自由詩2*10/8/27 12:22
馬鹿ふくだわらま...自由詩110/8/27 12:03
男の子と、夏アオイリョー...自由詩110/8/27 11:58
コスモス堤防蒼木りん自由詩310/8/27 11:38

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