田舎から出てきたばかりで
胸膨らます新入生
4月からどこに住むのかな
不動産屋は待ってます
みんなが喜ぶ学生さん
重要事項説明書
ひらひらさせて待ってます
これでもわりと良心的なほうよ
 ....
わたしが毎晩家にいると
友達がみんなバカにする
約束も無いのに男を待っているなんて
負けてる証拠だとバカにする
お風呂の扉の前まで電話を持ち込んで
シャワーの間も電話がかかってくることを期待 ....
目が覚めたら旦那さんが二人いて二人は友達でとても仲が良い。この世では女が一人に旦那が二人、それは当たり前。二人以上は許されない。それは不倫。

どうして3人でできないのかしら?わたしは不思議で仕方 ....
これから先何年経っても忘れない
そう思ったことさえ忘れてしまう
あなたもきっと忘れてしまった
お互いに忘れてもう二度と会えなかったら
死んでしまったことと同じ
わたしはきっと忘れない
血を ....
あなたなんか嫌い
だから
きれいな女の子を紹介してあげるわ
わたしの知り合いの中で
一番の上玉を紹介してあげるわ
きれいでしょ
かわいいでしょ
どうぞお好きなように
あなたは
性格が ....
板壁に花の影が映っていた。
花は微かに揺れていた。
もうすぐ冬になり枯れてしまうから、
寂しくはないだろう。
古びた板壁も10年以内には崩れて無くなるだろう。
でも今はまだ花は咲いていて、影 ....
眠っていたら、声がした
隣の部屋に、営業が来ている
マンションは鉄筋コンクリートだから
声がとても響く
内容はわからないが誰かが営業している
わたしはドアの側まで行き耳を押し当てる
明るい ....
川に入る
日差しは柔らかく
水はひんやりと冷たい
落ち葉が流れ
水の音が響き
ここは
とても静かで
誰もいない
わたしはわたしを洗い流す
髪を洗い
顔を洗い
乳房を洗い
そして ....
ある日、黒頭巾ちゃんは、傷心の赤頭巾ちゃんを連れて、お出かけすることにしました。
おおかみとのことで、赤頭巾ちゃんは、大事な赤頭巾をずいぶんと汚してしまったみたいで、少しワインレッドの頭巾になってい ....
ぐらりと目が回り
ぼんやりとしゃがむ
誰も見ていない場所で
アスファルト道路は何回も塗り直されて
ガタガタ
風はひんやりと涼しく
音のしない住宅が立ち並ぶ
遠くで轟音のような車の音がする ....
黒頭巾ちゃんのところに、赤頭巾ちゃんがやってきました。
「あら、お久しぶり。どうしたの?」
「そ、それが・・・。緑頭巾さん。聞いてくださいよ。わたし・・・」
赤頭巾ちゃんは来たときから暗い顔をし ....
昨日の晩空を飛んだよ
久しぶりにね
夢じゃないよ
嘘じゃないよ
ほんとは飛べるんだ
隠してたけどね
僕は君に夜景を見せてあげたいな
空からみるとね
都会はおもちゃのブロックでできてるっ ....
かみさまようちえんはお空の上にあります
今日は楽しい運動会
お母さんもお父さんもいませんが
こどもたちはみんな元気です
かみさまようちえんにはお花もおやつもおもちゃも
たくさんたくさんありま ....
3階建ての小さなおうちの
屋上にはたくさんの巨木
桜、こぶし、メタセコイア
もうすでに巨木
ねえいつか潰れてしまうよ
そのいつかは今かもしれないよ
中に入れば階段は細く長く
途中にはたく ....
住宅街を奥へ奥へ
あの角を曲がれば一階が医院で
上は青灰色のマンション
隣には水色の薬局
植木鉢は全部新品の胡蝶蘭
薬剤師さんはみんな魚みたいな
目をしていて
ゆらゆらと動く
ここは水 ....
黒頭巾ちゃんが聖句を聞いたときのお話をします。

そこは、盛り場のはずれの、薄汚れたラブホテルのベッドの上でした。
黒頭巾ちゃんは、黒い神様と、何度も何度も抱き合いました。
そして、それが済ん ....
ここは誰かの土地だから
入ってはダメよ
ほら2センチはみ出して
男の子がひとさし指を削がれたよ
にこにこ笑いながら
誘うおじいさんとおばあさん
ダメよ入ったら
ほらまたはみ出して
きれ ....
思い出させないで
とても苦しくなるから
思い出はいつも
甘くて寂しいもので
平和で平凡な
毎日を少しずつ侵食する
でも
それ以上でもそれ以下でもなくて
だから寂しい
もう二度と戻れな ....
しだいに近づいてくる足音
ずしん
ずしん
わたしにはわかる
あなたが来ているのが

あなたはわたしを手に入れたい
それが幻想でしかないとわかっていても
あなたはわたしを手に入れたい
 ....
わたしよりも弱く
儚く
人生の計算問題ができない
そういう人を守るため
あなたは去っていった

「君ならひとりで生きていける」
よく聞くセリフを生で聞いたよ
でも
そうかな?

 ....
心地よい風が吹き
国道近くの喫茶店は
おしゃべりで満たされてる
空気みたいだった
あなたとの時間は
あのあと一年くらい
続いたのだったかな
だからそう
まだ大丈夫
とてもリアルにあの ....
夢見てたのね
なんて言えるうちは幸せ
でも
不幸の始まりのとき
対策を考えておくことは
必要です
それを
計算高い
とは
言いません
気がついたら明るくて
「しまった」と
後悔した土曜日の朝
昨夜はあんなに寂しがっていたのに
男は嘘のようにあっさりと眠っていて
寂しかったのはわたしだって同じだけど
一人で目覚めると
少 ....
大きな顔が地面にめり込んで
裸の女の人を見ている
なめらかな肌に形の良いおっぱい
大きな顔が片目を閉じて
片目を開いている
その近くには大きな花瓶があって
直径4メートルくらいの花が一輪
 ....
自分は何人いるんだろうと
数えていたら
頭がぼんやりしてきて
それで
もっとぼんやりするために
お酒を飲んだり
する
そうすれば
わたしは誰かになって
だから
あんなことや
こん ....
十字路に140キロで突っ込む
同じくらいのスピードで
左側から来て頂戴
大破しましょう
公道の真ん中で
毎年几帳面に
庭で鳴く虫たちも
ただ手をつくねているのではなく
住みよいほうへ
住みよいほうへ
移動しながら
運を天にまかせて
鳴いているのだろう
こんな十五夜の晩には
わたしたちは
もう離れないと誓いました
空に
風に
緑の木々に
そして
大きなビル群にも
これからは
飛び立つのもいっしょ
羽を休めるのもいっしょ
暑い夏
アスファルトの照り返し ....
ムカシ、ムカシ。
目がひとつだけだった頃、家というのは全部が布と革で出来ていました。
壁は革張りで、屋根は布を何重にも重ねて、一番上にはオーガンジーやサテンなどで美しく飾るのが一般的でした。
雨 ....
森の中に聳え立つ
巨大なホテル
とてもメルヘン
入り口には着ぐるみが立っているの
「いらっしゃいませ!」
くま
うさぎ
ねこ
いぬ
ありがとうありがとう
わたしとあなたは
すっか ....
チアーヌ(722)
タイトル カテゴリ Point 日付
ほんとうのこと自由詩2+05/10/26 11:46
バカにすればいい自由詩705/10/25 17:44
長い夕暮れ自由詩605/10/25 13:10
飛行機は頭上を飛ぶ自由詩605/10/24 10:34
あなたなんか嫌い自由詩2+05/10/21 22:49
花の影自由詩605/10/20 22:34
営業トーク自由詩105/10/20 10:41
川に入る自由詩205/10/19 11:11
銀ぎつねさんのお店[group]散文(批評 ...3*05/10/18 23:29
時間つぶし自由詩105/10/13 15:33
赤頭巾ちゃんの訪問。そして、黒頭巾ちゃんとおおかみの電話[group]散文(批評 ...705/10/10 23:44
ブロックの街自由詩205/10/10 16:19
かみさまようちえん自由詩405/10/10 16:05
屋上の巨木自由詩305/10/7 16:38
クリニック自由詩205/10/7 16:22
黒い神様と黒頭巾ちゃん[group]散文(批評 ...505/10/7 0:01
ここは誰かの土地だから自由詩905/10/5 23:10
間奏自由詩405/10/3 23:51
あなたはわたしを手に入れたい自由詩505/10/3 17:11
あなたの重み自由詩505/10/3 14:11
午後のリビングでのリアル自由詩405/10/2 20:38
夢見る人へ自由詩505/9/28 18:45
駅までの道自由詩605/9/27 16:34
脚の間自由詩405/9/26 10:43
繋ぎ止める自分自由詩605/9/21 23:37
サイレン自由詩505/9/20 10:43
棲家自由詩1705/9/18 22:54
鳩の恋自由詩905/9/14 13:43
ムカシ話散文(批評 ...605/9/14 10:25
非常時自由詩305/9/13 10:40

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