すべてのおすすめ
繋いだ手はあなたの前で煙と化し
肉体は黒い球体と化しそれがかつて人の姿を演じていたことなど
忘れさせてしまうような
違和感と共感
虚と在をもちあわせている

平行にスクロールされていくセカ ....
  打ち寄せる波の数をかぞえながら、
  そのかたわらで
  ぼんやりとあなたのことを想ってみたの
  砂に書いた手紙は、
  しだいに波に攫われて消え
  そんな風に、
  想い ....
隻眼の花にこぼれる
はじまりの波のはじめから
めぐる魚からほどける光
片方の目はまばたいて
沈みくるものを受け入れる


敗れつづけてなお勝つものがあり
不幸せの上に成り立 ....
綺麗な声に目が覚めた
立ち上がって海岸線を歩く
波音と風音の穏やかに響く砂浜に
僕は桜貝を見つけた
手に取るとひんやりと冷たくて
薄桃色が微かに温かかった
温めるためか 温まるためか
そ ....
僕が部屋のベッドの上で女の子とキスしていた頃
外では無邪気な子供達が走り回っていた
僕が彼女の部屋のベッドの上でフェラチオをしてもらっていた頃
外では蝉達が有らん限りの声を上げて叫んでいた
僕 ....
愛情を持ってことばと向かい合う
簡単なようでむつかしい
誰かの作品を読む
誰かの日記を読む
誰かの声を聞く
誰かの

親しみを込めて私はそこに立つ
私の親しみを
だけどあなたは知らな ....
ちいさく

きらめく おと

つれてって

つれてって

こばこのなかから

なつかしさ こぼれて

ないてもいいよって

いってくれる
甘栗むいちゃいました
三点倒立で甘栗むいちゃいました
航空ショーで甘栗むいちゃいました
筋肉ミュージカルで甘栗むいちゃいました
死海で浮かびながら甘栗むいちゃいました
女性専用車両で甘栗むい ....
髪の毛にエレベーターが刺さっている女の人と
危うくぶつかりそうになって
うっかり乗りそうになりましたが
それよりも階段の方が健康に良いので
大丈夫でした
自動販売機の前では
一匹の ....
海や土やマグマや風と
一緒に浮かんでいるという
私は

身体を選んだわけでも
心を選んだわけでもない

先にあるものから
たくされたような
安物の 腕時計が

地上 から ....
窓辺を漂っていたスウィートピーたちは
薄れて消えてしまったよ
白いのもピンクのも薄紫のも
いつか行こうなんて云っていた
銀の門のある空中果樹園も
いつのまにかどこへやら消え失せてしまったよ
 ....
溶けるまで
眠れそうな遠くの日々が
溶けていくまで
深々と、動かない部屋で
指を折る
指を折る


ありきたりな言葉では
追いつけなくなりそうで
街灯がつくまでの時間を
静かに歩 ....
自由とは一種の平和さがある






「うお座の運勢が悪いから、今日はいて座だよ、僕。」
ハナタレ小僧が言っていたのを真似して
「うお座の運勢がいいから、今日はうお座だよ、僕。 ....
神戸っていうのは、不思議な街だね。

洒落たウォーターフロントと、にぎやかなショッピングモール。
混沌とした中華街までもが、通りを挟んで混在してる。

ほらさ、自分って海ふりーくですので、こ ....
今頃は、さらさらした風が吹いてきて
いつも 左肩から
あなたを感じる匂いが します。




昨日 通ったことのない
知らない道でデジャヴした
山吹色の花咲く庭の
崩れかけた壁の上 ....
かかりすぎる 振り子
届くまで 飲み込んだ 長さ

ふさがってる ノート 
ささやかな 白 の 記

とめられたいのなら
かわって
につかなくなって

ぽーん と 破れた  ....
地をふりかえる
もはや人でないものとして
山に分け入るべき時だ
鼻を濡らして
舌を濡らして
人としての重荷を下ろす
頬を赤らめ
森を通って山の頂上にたどりつく
おしり むずむずする
 ....
いのちの たづなを つかんできみは

あしたへの ベールに またたきする

あのとき かんじた こわい、こわい

きもちを しかい いっぱいに かんじて

せかいの ただ いってんで  ....
林の前を透明が過ぎ
曇をわずかに残してゆく
枝が風に
風が枝になるさまを
雨は照らしつづけている


水と水のふるえのはざまへ
羽はさしのべられてゆく
水を聴かず 音だ ....
何か掴まなければ と
恐れなくてもよいのだ
いつでも繋げるように
私の両手は空いている


嘗て星々に触れたとき
驚きながらも微笑んだ
一秒よりもはやく
私たちは老いてゆくから

 ....
  嵐の日にカンパーナが遠くでないている
  そんなに悲しい声でなくのはやめてくれ
  森が揺れているよ
  悲しい悲しいと、
  カンパーナ
  誰もおまえの森を奪いはしないのに
 ....
君が眠っているうちに
パンが焼きあがったみたいです
お母さんはお父さんを呼び
小さな女の子はテーブルを手早く片付けて
髪を撫でてもらいました

君が眠っているうちに ....
いつも遠くから見ているだけの君へ
今日は花を贈りたいな
どんな花が好きなんだろうな?

びゅーっ

世界各国の素敵な花たちをどこからでも
プレゼントできるよ
どんな花でもリクエストして ....
さっき見た君の姿は瞬く間になくなってしまって
いま、僕の吹いてるところは身を縮めたくなるほど寒い
ここから 君のいるのはあっち?こっち?どっちかな?

びゅーっ

あれ?

今見た ....
夜は死ぬ
その中に秘密を宿らせたまま
ふたたび夜が生まれ変るまでの
小さなひととき
人は夜がその死に際して降らせた
ばらばらの
暗い破片を
胸に突きさしたまま歩く
何かおかしい
どう ....
雨の中

彼は一人

一人彼は雨の中

雨の粒の櫓の下で彼は

一人濡れている雨の粒の櫓の下で

そのゆれる髪も手も櫓のような雨の中で彼は

濡れた髪も足もゆれる雨の中でかすれ ....
胃のまんなかで
大きな足音がする
革靴に蛍光灯の色を
うつらせながら
足踏/トプトプ

胃のまんなかは
ずっと重くて
ずっと熱い
うんと胃を震わせて
追い出そうとしても
ステッキ ....
はじめて詩を読んだ時
若くて とてもかわいいと思った

しかし しだいに冴え
凍るような苦痛 けど
美しさをまして

貴女は 詩を うとんじていた
悲痛な思いを記す事を 嫌悪し ....
自転車にひょっとこ
荷台ボロボロ
俺、激しくペダル
自転車にひょっとこ
走れ
俺号
うおーっ、うおーっと雄叫び
おまえの背中が春に似ていて、俺
自転車にひょっとこ
泣けるねえ ....
宙を舞い
クルクルと円を描く
透き通った瓶が
床に当たって 
砕ける



ロンドを踊り続ける道化師と全裸の美女
その周囲を舞う俺の精液に群がるハエの飛翔によって生まれた
目覚める ....
ふるるさんの自由詩おすすめリスト(4575)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
続/つづくセカイ- もこもこ ...自由詩2*05-5-21
東の海辺から- 嘉野千尋自由詩4*05-5-21
ひとつ_小さな- 木立 悟自由詩405-5-21
桜貝- ヤギ自由詩8*05-5-20
ベッドの上で空回りし続ける欲望の足音- 虹村 凌自由詩4*05-5-19
夕焼け前線- umineko自由詩13*05-5-19
おるごーる- さち自由詩6*05-5-18
甘栗むいちゃいました- マスイジ ...自由詩58*05-5-18
ヘルス- たもつ自由詩12*05-5-18
出勤- 砂木自由詩5*05-5-18
灰の月- 塔野夏子自由詩11*05-5-17
モノクロームの窓辺から- 霜天自由詩805-5-17
うそつき入道、塩をまく- プテラノ ...自由詩1*05-5-17
交叉- umineko自由詩4*05-5-17
ベルリン- 千月 話 ...自由詩11*05-5-16
とめた_さきに- 砂木自由詩5*05-5-16
尾のあるもの- 岡部淳太 ...自由詩11*05-5-15
さんびか- 玉兎自由詩3*05-5-15
問い- 木立 悟自由詩305-5-15
ソネット(触れている)_(2005.5.15)- 和泉 輪自由詩2505-5-15
嵐のカンパーナ- 嘉野千尋自由詩6*05-5-15
裸で君の隣りにいると- ふたば自由詩1505-5-15
続・あっち?こっち?- もこもこ ...自由詩3*05-5-15
あっち?こっち?- もこもこ ...自由詩2*05-5-14
夜の鍵- 岡部淳太 ...自由詩6*05-5-13
それはたぶん雨- かぜきり自由詩5*05-5-13
胃のまんなか- 湾鶴自由詩405-5-13
月光の花のような詩を書く_貴女へ- 砂木自由詩12*05-5-12
自転車にひょっとこ- たもつ自由詩1705-5-12
起床10205「優しさ補給中」- 虹村 凌自由詩2*05-5-11

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