すべてのおすすめ
そうじきで吸いこまれるのは
手首までが限界だ
スウィッチを入れようが
入れまいが
 
ふろばにある
換気扇や排水溝が
ほすぅと吸い込まれるのは
抜け毛だけ
しなだれた前髪は
な ....
   風に揺られていたね
   僕らはなにも選べずに
   別れの言葉を強いるのは夕風
   信じることも疑うことも
   選べずにいた
   僕らを置き去りにして
   地球 ....
そら に わ 
ゆび で かいて

わたし の へや

すっかり ながれて
みえなくなる けど

ずっと かお あげて
そこへ きっと 

すわって 
そよいで
ながれて ....
徴兵された兵士のように
寒い目をしてあなたは通路を行く
改札を抜け再び階段を降り
あなたの目が地下鉄に乗る
と、私の目だけが置き去りにされる
壁にはたくさんの色あせたポスター
その ....
心臓の近くでセミの声がしている
冷蔵庫を開けると
大きめのロブスターが、ヤー、ヤー、と
おもちゃの銃を振り回しているのが見える
いつだって無邪気な者には罪が無い

野菜室からよく冷えた ....
涙する者は
死んだあと

青いかなしみとなって
宇宙遠方の

つめたいの霧のなかを
何かを考えてるふうに 歩き続けます


ひとが何光年もの希薄のなかを
さまようはずは ないです ....
失いかけた
午後の空白から
歌が聞こえる

 「バイバイ」と言っているんだね

とどまらない風が連れて行く
小さな声の始まり
先端が少し冷たい





君のフライングが
 ....
さて

俺はちんこが小さい方だが
あまり気にしていない
中学くらいのときはまわりと比べて少し小さいんじゃないかと
悩んだこともあったが
もっと小さいやつもいたので
普通に生きてこれた
 ....
ヤギさん郵便
おてがみ迷子
もしもし此処はどこですか

広くは乙女座超銀河団
狭くはフォッサマグナの東
地球的には春分点前
世の中的には年度末

わたしはわたしが生きている
時と場 ....
色エンピツのセットを開けると
母さんは黒い色と並んでいつも一番長い
そして一番きれいだ
こんなきれいな母さんを使うわけにはいかないから
やっぱり母さんは一番長い

バカ男さあ、昔、母さ ....
トーク。暁から暁までしゃべり続ける、トーク。
トーク。君とトーク。
知っていることをトーク。
知らないことをトーク。
トーク。いつまでもトーク。

人の顔を覚えるのが苦手な僕は
君が誰か ....
ひるがえる
水の分子
玉となって
雨となって
降りそそぐ
鳥でさえも
ひるがえる
水の玉に
水のために
ひるがえり
ゆっくりと落ちてくる

空を見る
地に視線を落とす
ひる ....
父さんと二人で散歩に行く
父さんに水を入れると
喜んで太陽の光にキラキラしている

しばらく歩いて河原の土手で一休み
河川敷では子供たちが野球をしている

ねー、父さん、
バカ ....
こしていく 冷えた息
向こう側に 滑りゆく
私じゃない 私の行方

持ち出せない 鍵の開く音
隠している荷 炉に 並べ

燃え尽きて 透けてる 私
まだ変われるなら どうか
 ....
ペットボトル
父さん

色エンピツセットの中で一番きれいな赤色エンピツ
母さん

観覧車の置物
兄さん

粘土


テーブルに並べて
バカ男はいつもの席

 ....
かじりかけの春にあきて
手離すように
雪が吹雪いて

どこに
隠れて
泣いてるの

さすっては
旅立ってしまう

花びらのよう
食べかけのスイカがもう
夏に生きる虫のように臭っている
庭に埋めなきゃ
そう思ってサンダルを履いたのだが
シャベルが見つからない
春先に何かの花を植えた時には確かにあったはずだ
ス ....
紙に包まれて
つけられた火

焼けてく匂い
こびりつく灰

からまる 雪
うかれた 後

ほどかれぬ香
きらいなのに
計算機を裏返し
ドライバーでひとつひとつ
ネジをはずす
基盤が剥き出しになる
入りくんだところで
ラーメン屋は既に営業している
のれんをくぐる
いらっしゃい、とだけ言って
寡黙 ....
飛行機の夢を見た
滑空する
雲の上の翼
その下にたたずみながら
許されずに在る 自らの境涯を
針のように感じていた

そんな 夢だった
朝の空気は変らずにひんやりとしていて
世界中の ....
公園でバカ男は一人ゴミ拾い
ぐふふ

ゴミ拾いをする→バカ男はいい人→見ている人も
そう思う→バカ男、総理大臣→世界征服→世界統
一→ゴミのポイ捨て禁止条例を制定→公園がきれ
いに ....
かむと つぶら ひめた
ほそい つきよ こえし

ないえ まじる せのひ
ふきと はなみ めくり

かなう さやほ つぐみ
つかぬ こゆび そえね

おおう くれぬ おもい
 ....
脂肪がもーえるー
つーきよーの夜にー
バーカ男は歌をうーたいますー
(巨大なカピバラごそごそ)

空はひろーくてー
星はきれーいでー
でーもカーテンが邪魔なんですー
(巨大 ....
笑っているバカ男と
笑ってないバカ男

右手ではしを持つバカ男と
左手でちゃわんを持つバカ男

プランターにラクダの名前をつけようとするバカ男と
ささみと胸肉のあたりでいつもうっ ....
うおおおおおっ!
何か!今日の!バカ男!すごいよ!
すすすすすすすすっごーいよ!
エナジー?が?みなぎっている感じ!超!そんな!感じ!
発電所?っていうの?小豆島?っていうの?
がお ....
○◎◎○●● ● ○◎ ◎●●
○◎◎○●● ● ○◎ ◎●●
○◎◎○●● ● ○◎ ◎●●
●○◎◎○●● ● ○◎ ◎●
●●○◎◎○●● ● ○◎ ◎
◎●●○傷◎○●● ● ○◎  ....
妻と二人で梅干を漬ける
台風が近づいている
空はまだ晴れているけれど
窓から入る風は生暖かく蒸し暑い
梅の実の良い匂いがする
水洗いした梅の実をタオルで一つ一つ拭き
ヘタを楊枝でほ ....
バカ男のことを思い出すと涙が出るよ
バカ男に会いたいよ
ぷるぷるぷるぷる、ちがう、ちがう
バカ男はバカ男のことだよ
今日のバカ男、何かおかしいよ
きっとバカ男がいないからだよ
バカ ....
報告、報告、報告、報告
報告!
大ほーこーく!
今日、バカ男、空を飛んだよ!
背中から赤いつばさが生えてさ
こうっ、すいーっ、すいーって
つばさは白いほうがイカスよなーとか
うー ....
  痛みを痛みとして見つめながら
  あなたは眼差しを地には与えず
  自分だけの痛みだと言って、
  誰かに分け与えることさえしなかった

  
  花びらは凛として
  項垂れること ....
ふるるさんの自由詩おすすめリスト(4575)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
散策note- 湾鶴自由詩305-3-27
青、そして青- 嘉野千尋自由詩14*05-3-27
うたい- 砂木自由詩10*05-3-27
失踪- たもつ自由詩1505-3-26
減速- たもつ自由詩1305-3-24
冬空の通信- 朝倉キン ...自由詩1605-3-24
陽の当たる部屋、刹那と箱と- 千月 話 ...自由詩11*05-3-23
パチンコで三万勝ったら吉原に行けると思って膨らんだのは期待で ...- 不老産兄 ...自由詩705-3-23
銀河郵便はヤギたちが運ぶ- 小池房枝自由詩10*05-3-22
家族(母さん)- バカ男自由詩25*05-3-22
トーク。- たもつ自由詩1105-3-22
水玉記念日- 岡部淳太 ...自由詩12*05-3-22
家族(父さん)- バカ男自由詩1005-3-21
お彼岸- 砂木自由詩8*05-3-20
家族- バカ男自由詩1805-3-19
春へ- 砂木自由詩8*05-3-19
遠泳- たもつ自由詩705-3-17
しろい_あと- 砂木自由詩7*05-3-17
後悔- たもつ自由詩1005-3-16
飛行機の夢- 岡部淳太 ...自由詩5*05-3-15
ブラック- バカ男自由詩905-3-15
つかぬ_べにえ- 砂木自由詩4*05-3-14
メロディー- バカ男自由詩505-3-13
問題- バカ男自由詩505-3-12
すっごいよ- バカ男自由詩12*05-3-10
Class_president- 槙田雪自由詩405-3-9
梅干- たもつ自由詩32*05-3-9
おかしい- バカ男自由詩3*05-3-9
報告- バカ男自由詩10*05-3-8
クレマチス- 嘉野千尋自由詩7*05-3-7

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