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血縁を蔑ろにした今までの付き合いゆえに
幾分かの血の遠さの病人に見舞うことはなかれども
さすがは実父の大病で、医者曰く命にトドメさすほどはないと聞いても
万が一はあるもので、伝えねばならない言動 ....
久々に琥珀の水を10杯飲み干した
泥の船を造り
沈没する夜が深まった
曇った夜空に一番星は見えない
カッチーニのアヴェマリアをカウンテナーで歌い
凝り固まった背中をほぐす
悲しい母は何処に ....
幼いころ
あした学校が爆発しないかなと思いながら
すべてやり過ごそうとして
石のふりをしていた
すこしのぬくもりもない
割れたばかり
そんな印象の石だ

大人になって
壊れた学校を目 ....
 軒下で蟻たちが黒い列を作り蠢いている
そこへ一匹の蟻が逆走して他の蟻を押し退けながら強引に進もうとしていた
蟻同士はぶつかり合いながらなんとか狭い隙間を縫って歩んでゆく

(去年までの私もこ ....
白璧六畳の小部屋から
ふとベランダに出れば
やはらかな光射し込む
この夜半 、
想わず見上げた瞬間に
輝きの半月 ぽっかりと
包み込まれる静かさに
この肉身の深く息を吐き
出した音色の ....
冷たい指先で触れた過去
黒いインクが滲むように
記憶からじわり漏れ出す
あの日ぼくが殺した夢が
まだ静かに息をしている

硝子越しに見る自分の影
歪んだ顔が口角を上げて
逃さないと脳内 ....
「おまえは、あまり、人の役に
立てなかったから
他の役目を探しなさい」 って
最後ばかり優しい物言いだった

わたしはまだ尾が残っていて
不完全だった
ぐずを泳がしておく水は無い
恨ん ....
また冷たくて温かい、ここへ、
(たどりついて)(やってきて)(おくられて)しまった……
風の吹き送る桜の花見ごろの花びらのように、
この身はひるがえった。
ここはまた冷たくて、温かい。
   ....
食べる
空を食べる
それにはまず 雲を食べなきゃ
雨雲を食べる
口の中が 水っぽい
雪雲を食べる
口の中が 凍るよう
赤々と燃える太陽は
さすがに食べられない あっちっちだもの
空を ....
人はみな

命を奪い

生きている

手のひら合わせ

感謝する
6ヶ月ぶりにスーパーへ買い物に行った
まずは果物コーナーへ
小ぶりの林檎が4個で498円
買うのをやめた
バナナ4本で268円買った

野菜は冷凍在庫にたくさん有るので
ゼンマイだけ19 ....
タマムシの羽みたいな色の朝焼けが始まって、一晩中歩き続けた俺は高速の高架の下で眠ろうとしている、寒さがどうだとか暑さがどうだとか、虫に食われるかもしれないとかもうそんなことどうでもいいくらい眠くて .... モワッモワッと湧き出てくる
まるでヤカンの湯気のように
必死に掴み取ろうとペンをとる
すぐ消えてしまう前に
絞り出すも思い通り整わぬ
僕の詩
何かを2つ失って1つ何かを得る
たくさん失うほどたくさん得ていたのに
失う物がなくなり今度は
得た物を捨てていった
すべてを得たのにすべてを失い
目の前には何もない
私は両目を塞いだ
まちぜんたいが排水路ばかりで道らしい道が無かった。


排水路にはワニに似た気持ちの悪い生き物がウヨウヨ泳いでいてコイツらは時折排水路に落ちてきた人を喰いちぎってしまう。家を建てられる僅かな土地 ....
幼い日々を映す鏡は真っ黒
警報と瓦礫の思い出
爆撃から守ろうと摘んだ花は
ドライフラワーになって胸に残る
わたしの正義は残酷だった
誰かの正義が真っ黒な鏡に
矢を放って
鏡が割れると
 ....
黒い土煙
まさに暴力の温床
その土地で生きる人々の思いを裏切り破壊してゆく

美しい波間にゆらめく海藻も
鮮やかに咲く珊瑚礁も
悠々と泳ぎ回るジュゴンも
粉塵と共に消し去られようとし ....
これは 下書き なんだと思う

明日 雨が上がった後の 虹
嬉しそうに 桜の花に頭を突っ込む 小鳥たち
澄み切った 空の 蒼
吹き抜ける風の 重たい 水の匂い
誰かが吹いた シャボン玉の  ....
たんまり稼ぐのなら稼いでもいいからワクチンは水
でもよかったのに、その上、命までとるなんて──
にんげんはつくづく欲張りだ
そして
狂っている

通常10年はかかる臨床観察を短縮し
通常 ....
あかい花々の色
あおい空の彩
あけて仰いで
自ら掴んで

らんらんらん、
だんだんだん 、

瞬きした瞬間の
貴女が観えた
世界に入った
来たる涼風 、
包まれ包み込み
内な ....
 
 メリットのCMの子供が歌ってる歌

 いい曲だなーって探してみたら、

 椎名林檎でした。



『時の流れと空の色に何も望みはしない様に』


 
 ああこんな歌詞書 ....
降るひらは
何も想ってないのかもしれない
舞うひらも
はせる思いは重いだけよと
愉しませ哀しませ
ことばのない、季節空間
散るひらが
揺り動かすのは勝手な
人のつくった情動、記憶、 ....
きみ、
こけし、
その目をつぶれば、
やわらかなこけし、
その目をつぶれば、
切り揃えたばかりの、
茶色いショートボブのヘアーが、
その瞼の内がわで、
そよ風になびいて、
あかるい、 ....
やわらかい布を
やさしい手つきで
そっと顔に
シャンプーのスッとする香りと
頭皮をマッサージする指

うちに来てくれたひとが神妙な顔で言うには
これは訪問入浴の道具と同じものだって
ふ ....
俺がキッチンで魚の鱗を飛ばしているころ、君は花壇の雑草取りに夢中になっていた、キッチンの窓は花壇の正面にあるので、俺は君のそんな実直なまでの姿勢を存分に眺めることが出来た、草花への愛情、美しく咲く .... 眠りはすべてを忘れてしまえるんだと
灰色の鈍感な心まで折れちまってるんだと
彼女はそう泣きそうに
照れながら幸せなふりで笑ったから


陽気になれる薬のおかげで
いろいろあって楽 ....
 

『サピエンス全史』著者ハラリ氏、日本初講演で「AI革命の真の危機は“人間同士の不信”」と警鐘

https://www.businessinsider.jp/article/2503 ....
自分のコト好きなクセにキライになる
やるせないキモチにこころ乱され
メチャクチャにしてキズ付けたくなる僕さ

薄暗い部屋の中でベッドに寝転び
ボンヤリと天井を見上げれば
紅い血がポタポタ滴 ....
詩に神でしょうか
魂を奪われて
目を逸らせなくなった
その指がわたしの曲線に触れて
芯がじわりと赤くなる
押し寄せる昂り
少しく震え漏れる息
目を合わせた途端
はらり
と衣が落ちた
 ....
白銀の光滴、幾つも幾つも
黒い轍に導かれ生まれ
大きく膨らみ透過され
やがて鈴生り勇み立ち
己を誇示し生き始め
落ちていく、沈み込む
俗世という時流に
内なる死の流れに
犯され犯し捉え ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(8831)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
悪魔のあいうえお- 菊花紫煙自由詩325-4-8
メーテルへの想い- レタス自由詩4*25-4-8
やわらかい石- 凍湖(と ...自由詩5*25-4-7
- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-7
夜想、霊我_に- ひだかた ...自由詩6*25-4-7
黒の残響- 自由詩6*25-4-7
- 印あかり自由詩625-4-7
また冷たくて温かい……- 大町綾音自由詩2*25-4-7
食べる- 菊花紫煙自由詩725-4-7
五行歌__祈り- レタス自由詩5*25-4-7
独り分の買い物- レタス自由詩3*25-4-7
ホーム・カミング- ホロウ・ ...自由詩3*25-4-6
構想- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-6
視界- リィ自由詩1*25-4-6
スナップショット- おまる自由詩3*25-4-6
ドライフラワー- 自由詩6*25-4-6
思いを馳せる- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-6
アウトライン- 201自由詩325-4-6
コロナ下のことば- 室町 礼自由詩3*25-4-6
メタモルフォーゼ- ひだかた ...自由詩6*25-4-6
メリット- おやすみ自由詩125-4-6
はらはらせん- 唐草フウ自由詩10*25-4-6
こけし- 本田憲嵩自由詩625-4-6
湯灌- 凍湖(と ...自由詩225-4-5
はじまりが歌えているかどうかが- ホロウ・ ...自由詩3*25-4-5
ぜったい- 秋葉竹自由詩425-4-5
_AI革命の真の危機- 足立らど ...自由詩525-4-5
自分というイキモノ- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-5
桜散る、- 自由詩6*25-4-5
復活の日に- ひだかた ...自由詩625-4-5

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