すべてのおすすめ
今が良ければそれでいい
でもね
今は
すべてとつながっているのだ
未来の墓標とも



これは
墓まで持っていこう。
未来の墓は
待っている
この大切な悲しみを


 ....
小鬼は
もどってきたよ
銀河の岸から
私のここ ろに
おかえりなさい



ろくでなしを言う
私の悪に
小鬼があいづちを打つ
でも小鬼はこうも言う
やめときなよ


 ....
明日になれば休みだから、汚れた布を洗うこともできるし、床を磨くこともできるし、冷蔵庫で賞味期限を切らせつつあるあれあそれをいっぺんに捨てることもできる。捨てることができる…って思うのは確実な希望。ここ .... ○「水を飲もう」
トイレに行きたくないから
水分は控えているという
年寄りもいるが
厚労省では
「目覚めの一杯、寝る前の一杯、しっかり水分 元気な毎日!」
といっている
熱中症、脳梗塞、 ....
若くて強くて大きいのがいいの
老けて弱くて小さいのを踏みつけないでください

踏みつけたのだ、実際
対比として

就寝は何時ころ
起きるのは
日中何をして
いちいち聞かなくていいよと ....
半熟玉子のような弱い存在が握り潰され
報道は状況だけをテロップで流している
ぼくができることはマンスリーサポートくらいなもので
あとは早期終結を祈るだけ

月並みだけれど人はみな兄弟姉妹だ
 ....
食べ過ぎて気持ち悪いのに
さらに胃に詰め込む
なんなんだろう

空っぽなのは消化器じゃない
もっと別のどこかにあると
解ってはいるのに

抜けるほど青い空の下で
窮屈に歩く
私を閉 ....
それは死体だよ
もう死んだ女にあなたは絶えず声をかける
それはずいぶん前に腐敗した皮と骨だ
何十年もゴミと虫が巣食っている
あなたがそれを生き物だと勘違いするのは
彼女が動いて話すから
ま ....
水色は、不思議だね
黄色い花にとまる
蝶の翅の模様のように
夕暮れが
電信柱を揺らしている
真っ直ぐな道を歩いて
誰にも出会わなかったら
新しいメロディを
口ずさんでみよう

言葉より軽くて
掴めない雲みたいに
形を変えても
信じられるから

ハスキーな声が
光のエフェ ....
 雑穀問屋の土塀の瓦に寄り添う 
 何やら神妙な顔つきの
 ふたり
 
 「あんたって、かわいそうなのね…。」
 目尻がスッと伸びて色気のある
 白猫 タマ

 「そうでもないさ。君に ....
遠さの感覚に目眩する
夕の地平は波打つ黄金

時の弛緩、凝縮の一点

佇立し打ち震える我、
沸き立ち溢れ来る
無穹に貫かれて
歯ミガキ、
センメンダイのカガミをとおして、
ハッケンされた、
すこしだけ、
フクザツなキモチ、
歯ブラシを、
口腔にサシいれて、
なんとなくナマナマしい、
キミのセイカツの音、
じ ....
 「俺は三両の、ねこだ。」

 河原の橋の下
 腹空かせてぶっ倒れている
 トラは 小声で
 それを自分に言うとのっそり
 起き上がる

 「また、その話か。耳にタコだぜ。」
 側で ....
美しく輝く
掌の中のガラス玉
大理石の床に叩きつけたら
この星に息づく命と
同じだけの数の破片となって
飛び散った

思い出で繕った柔らかい屍衣に
心地よくくるまっていたら
裏地から ....
○「話し合い」
何事も喧嘩腰に話したら
まとまるものもまとまらない
冷静に
お願いするような
相談するような
提案するような感じで
話し合いをすべきである
責めるような
決めつけるよ ....
こびりついたあなたの匂い
幸せな微笑みを浮かべた
失くしたもののない人を連れて
海辺を一緒に歩いていく

洗濯洗剤を変えることは
大体人生を変えること
あなたによく似た犬が
犬によく似 ....
陽に焼けた褐色の肌を晒した少年は
海の深さを恐れずに
コバルトブルーのうねりに逆らいながら
遠くの大陸を夢みて泳いだ

その汗は海の水に溶けてゆき
何処までも 何処までも 泳いだ

ア ....
ウププププ。
「あなた、サツマイモのにおいがするわ。
 それも生のね。
 けっして焼きイモじゃないわ。」
恋人のドリーム・スネークが
どもりながら反論する。
「き、きみだって。」
「 ....
優しい眼差しで
見つめられると
固まってしまうのよ
これぐらいで
止めておいたほうが
今の二人には良いんじゃない?

春まだ遠い
風の街で
二人出会ってしまったことを
後悔しないた ....
昼に真紅に咲き誇り
その余りの濃密さ
異様な様相、
ガーベラの花冠
夜に黒ずみぐにゃり萎び



静かに笑う君は
穏やか天真爛漫に
笑い静かさ
気付けば
ふっと自ら白く消え
 ....
聞いたことがあるかい?
負け犬の遠吠えは美しい

月まで届く
星を落とす
太陽を遮り
人を殺す

聞いたことがあるかい?
負け犬の遠吠えは美しい

割れた種が芽吹き
枯れた花を ....
秋の到来に
夏の滾る熱が鎮まる。

高く濃くなる青の空に
漆黒の死の予感が孕まれる。

気付けば冬の冷気が
秋の優美な透明を強張らせる。

夏は冬の最中に
すっかり身を委ね、
凍 ....
皐月の若葉が茂る
木漏れ陽のベンチの下

隣のベンチには文庫本を読みふける少年がいた
たぶん少年が連れて来たのだろう
6㎏は越えている太ったブチ猫がいる

ぼくは遠慮がちに隣のベンチに座 ....
 「どう、あんたも。旦那様が飲んだ出涸らしで、お茶入れてきたわよ。」

 女中部屋の粗末な座卓に
 不似合いな 黒砂糖饅頭が五つも
 「どうしたの?コレっ。」
 目を丸くする 飯炊きおりんへ ....
 河原の橋の下で
 目を廻してぶっ倒れている
 トラ

 「どうしたんだ!お前。気分悪いのか?」

 そばへ寄って来る
 ホームレス仲間たち
 「そういえば、ここ数日…奥さん見掛けんな ....
宇宙の

涙を
零し
沈黙する
身体のなかを季節が流れていくように
庭に春がおとずれようとしている
赤い花は生きたまま供物として捧げられ
緑の血液は地に滴り落ちている
土の中にも季節が流れている
人には見えないだけで
歓 ....
○「老老介護」
介護する職員もシルバーマークだ

○「写真」
マイナンバーカードの写真見たばあちゃん
「これ あたしじゃないよ!」

○「記憶にない」
大臣も連発しているからね

 ....
 ある日
 河原の橋の下
 まだ うす暗いうちに

 藁蓆で作った擦り切れた叺を寝床にして 
 潜り込んで居るトラが
 目を覚ますと
 「うわっ、大変な雪だ!」

 彼の脇腹に頭を埋 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(6273)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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