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恋は太く短く
愛は細く長い

恋は甘酸っぱいかい
愛は重く苦いかい
それを知りたくて
ぼくたちは生きてきた

わかりたくて
わからなくて
ふたり暮らしたね

何時の日かぼくが息 ....
あめんぼ、
みずたまりから、
いなくなってしまった、
ごくありふれていた、
虫、
ごくありふれていた、
あなたの、
「いってらっしゃい」や、
「おかえり」、
という声も、
けっして ....
春は庭じゅうに手をかける 暗い色の遅咲木ノ花に
そこにつくには、どこか、腥い憐憫を徹すような
頭が痛い 水臭い話 たぶん腐った果実酒のせいだ

いつか意図と玻璃を踏む
また奥から手前にかけて ....
                                                │
: 【
                                   │       ....
借り物をした

いつか返さなくては

それがいつなのか
何を返すのか
定かではない

おそらく何もかもだろう
朝の光も
夜の静けさも

身体の奥のほう
ちりちり燃える
かす ....
硝子の抜けた窓を透け
川に浮かべた傘いっぱいに
夕ぐれの街が溢れる時間

暮れる光のにおいに
昨日と明日が
すれ違う今が翳りとなってひそみ
貨車が黙って
曳かれてゆく不安で
すぐに下 ....
思う
って
おもしろいなあ
降っては解ける
春の小雪



思う
ことが
出来る
ありがたさよ
みんなありがとうさま



思ったあとは
一つ一つ
していき
 ....
ガラスの壁に、手が触れて、彼は見る、音もなく、蠢く、群衆を。一人一人に、足音はつかない。そうして、忙しなく、いつまでも、蠢いている。真昼の、静かな都会。鳥が、空を、飛んでいる、ような気がする。駅のホー .... さくらの花びらのしわを読もうとしても
他のことばかり考えてしまう
死んだ人の顔とか間違えたこととか
風が強すぎて星が何を言っているのかわからない
唇の開閉に合わせてうなずくだけで眼がうるむ
 ....
潜み咲く花 、朝に
朱に色付き溢れ垣根越し
  
女人の影 伸びゆくアスファルト、

冷風浴びる脳髄に
光の熱流 ゆるやか浸透し

やがて覚醒する思考意識のダイナミズム!
ビニール被された闇が裂け
あくびの煙くささに唇が醒める
驚くほど身になじむ
布団の凹みの熱移動
ばらばらにほぐされた手足も次第に整われ

目が明けてみると
あたり一帯ふわふわしている
 ....
かみなりだ
あれはかみなりだ
あぁ、こわい
あんなにぶ厚い藍を割れるのは
それだけで神だ

鳴っている、なって白も黒も反転し
紙の鳥が燃えくすぐられる
犬は動転し
きゃっ、という気に ....
ネット間のむくつけき影が
まるい指きどり、きらりコイン・トス
お気にいりのいち枚を
載せた型をじいっと見つめ
着地するまでどれだけ回ったか
数えてるんだと笑った

投げあげられた淡黄色の ....
「きのうのよる、ミイちゃんがかえってきたみたい。ほら、からっぽになってる」
わたしは妹に話しかけた、からっぽのミイちゃん用の銀色のお皿を持って。
「ほんとだ、ミイちゃん、かえってきてごはんたべたん ....
天に舞い上がった
ひと粒の砂よ
雨の核となりて
陸に戻れ

*

アスリートは高らかに詩を歌え

アスリートは詩を歌う
アスリートは詩を歌わない
アスリートも詩を歌え
アスリー ....
紙が細やかに振動している
撥水性はない
雫が落ちる
水滴は容易に染み込むが
少し弾き出される
風が吹く
枝垂れ柳よりも軽く碧い風
少しの水の重みと粘り気が
紙を飛ばさせない

まだ ....
少年は命の秘密が知りたくて
東の岬にいる賢人を訪ねた

賢人は灯台のレンズを丁寧に磨いていた

あの… ぼくは命の秘密が知りたくて参りました

ほう 命の秘密とな…
この世のすべての現 ....
                                

                                             かろやかに私の肌を包み込む羽毛よ
  ....
レタスがいのちをもっている。
わたしなんかより。
小さく千切られた彼のほうが
みずみずしく、麗しく、愛くるしく。

レタスにフォークを突き立てる。
ドレッシングの不純さが、
少しだけここ ....
寄せ来る冬波の
滔々と

 、

淀み振り落とし
迎える春に 

   、

洗い流された骨組みのみ輝いて

     弾ける蕾
   生の熱源 発火し
  時間を超 ....
失われていった
存在たちにも
ありがとう
今があるのは
みんなのおかげ



生きるために
生きる

手を
あわせる



ありがとうさま
体の奥にある
魂と ....
長い通院生活も今日で終わる
とある春だった
通い慣れた道、河川工事はまだまだ続くらしい
詳しくは知らないけれど新しい駅が出来るという
パン屋、スーパー、マンションや公園、行き交う人々
駅を支 ....
鉛筆で書いている
五行歌は
私の
生(せい)で
宝だ



繰出し鉛筆の
クルトガアドバンスで
書いている
五行歌が
こころの海を行く



クルトガアドバンスシャ ....
    黒い背中を見ている          つい
                            手は右に折れ
 こ
 れ
 は  ~
               猫の毛 ....
世界一標高の高い駅に着いた
車掌以外は観光客で皆
酸素マスクをつけている

空気が薄いので皆
紙のようにペラペラになる
喜びも哀しみも薄くなるので晴れ晴れとする

風が吹けば
空高く ....
生まれてしまった歓びと
生まれてしまった悲しみに

風に吹かれて
杖を探りながら
琵琶を抱え
漂泊の旅は果てしない

春には花を愛でて歌い
夏には蝉しぐれを歌い
秋には舞散る葉を歌 ....
夜また来たりて

 凍結した湖、

曇天鉛の下 広がる

  ・

うねっている世界

   、

海原の鉛の色に

オレは垂直に
肉身沈める、

底へ其処へ

 ....
春が来た、カーテンを閉めよう
落ち着きのなさを気付かれぬように
行く人、とどまる人、帰る人
私の行く場所はどこかと、心が騒ぐ

花をつけ始めた桜は堪える
激しい雨風に打たれても
花の散っ ....
ガーベラの花咲き誇る
沈黙の内に真紅の歓び

  夜 明ける瞬間の如く、

  澄み渡り漲る
チカラ 湧く沸くと






なんにも考えず
ただ噛み砕き呑み込む
意識の ....
失った
ことにより
得た
楽しみを
楽しめ



何もかも
楽しむ気で
生きたい
時には人生はゲームだ
とね



ああ古の
遠いところから
降って来る
小雪 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(8921)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ある日の想い- レタス自由詩9*24-3-22
あめんぼ- 本田憲嵩自由詩8*24-3-21
こうかいにっき。- あらい自由詩224-3-21
白髪博士「空白に強張るわたしの指先」- アラガイ ...自由詩5*24-3-21
返却- やまうち ...自由詩3*24-3-21
夕ぐれ- soft_machine自由詩9*24-3-21
※五行歌_三首「思う」- こしごえ自由詩6*24-3-21
虫籠- 鳥星自由詩6*24-3-21
さくらの花びら- 木屋 亞 ...自由詩4*24-3-21
詩想、この朝に- ひだかた ...自由詩424-3-20
勇気- soft_machine自由詩5*24-3-20
かみなり- soft_machine自由詩5*24-3-20
さらばテニス・ボーイ- soft_machine自由詩6*24-3-20
ミイちゃん- そらの珊 ...自由詩9*24-3-20
(5構造詩リユース)アスリートは高らかに詩を歌え- 足立らど ...自由詩5*24-3-20
夏鳥- 中沢人鳥自由詩8*24-3-20
命の行方- レタス自由詩5*24-3-19
やわらかにも- アラガイ ...自由詩8*24-3-19
レタス- 印あかり自由詩11*24-3-19
迎える春に- ひだかた ...自由詩3*24-3-19
※五行歌_三首「みんなのおかげ」- こしごえ自由詩3*24-3-19
紅白もくれん- そらの珊 ...自由詩12*24-3-19
※五行歌_四首「クルトガアドバンスで」- こしごえ自由詩5*24-3-19
TEXTURA- アラガイ ...自由詩5*24-3-19
標高の高い駅- ふるる自由詩5*24-3-19
何処へ- レタス自由詩4*24-3-18
夜想、魂の- ひだかた ...自由詩324-3-18
急ぎ足- ヒロセマ ...自由詩8*24-3-18
歓びと諦念と、意識の光景ー五行歌借り- ひだかた ...自由詩424-3-18
※五行歌_四首「楽しめ」- こしごえ自由詩4*24-3-18

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