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僕のタラコ唇がもぐもぐと動く!
抵抗するアスパラガス
主張するマヨネーズ
おでこに咲いたコスモス

体中に太陽を浴びる ピカピカ! わたしは鳥女
ぱたぱた ぱたぱた ぱたたん たん ....
ビンが 薄いレモン色に 枯れていく

花というものを 残せない
屈折の返る 生真面目な黙殺は

水辺リに 傾けられて寄り添った
青雲への 憧れに空域をなくす

満たされぬ受け口の 外に ....
陽炎たつ錆色の線路に沿って
かつて遠くの街まで貨物を運んだという
歴史の残痕を夏草に問う

どうして忘れられなくてはいけないの

なんて
誰にもいえない
答えられない


小さな ....

おもくながい 風は
淀んだ空気を気だるくふるわせながら
駆ける一輌の列車の脇で寛いでいるように思える


浮ついて上気した 私は
正気に戻ろうと
よろめく身体を夜の灯に預け
轍 ....
膨らむ桃色の空を背に
途切れる走査線

建てこんだ古い家屋のすき間を
心地よい轟音にまかせて
走り抜ける列車が
壊れた映写機のように
飛びだす光の窓

焼き魚のにおいに
回転しなが ....
どれだけの言葉を飲み込んで
君は生まれていくのだろう
統制のとれた四角い部屋に
白い壁、のような服
悲観的な視線たちが
埋め尽くしてしまいがちな世の中に
「ほら、窓の外はこんなに明るいよ」 ....
し と
くちびるに露をあて
朝の光を遅らせる
草の根元の幽かな揺れに
応える静かな笑みがある


雨の日
葉を持ち
あふれるうたの指揮をする
道のうた 流れに映るうた
 ....
晴れた空 夢のように 
舞い降りた 高い山脈の刻み
聞こえてくる 内股の涙
石が弾けて ドミノ倒しに歓喜する
それは自分の力ではない 時代の力だ
沸き立ち 伸び切ったシルエット
横に飛んで ....
夜空の星が一斉に僕に向かって

急降下してくる

星のシャワーを浴びながら

僕はひとりブリキの機関車の

おもちゃで遊んでいただけ

ひとりはなれていた

いやな ....
まず、状況説明として < 荒れ果てた大地 > がそこにある

意味の分からない言葉が浮かび上がり、目の前の現実を覆い隠す
目は白目をむき、美しい妻が私の肩を揺さぶっている間に、それは始まる

 ....
射殺! 
ビルが崩壊する 
足の肉刺はパチンと惑星爆発を起こす 

あぶらかたぶら
異国の呪文を理解できず

防波堤! 
疾風の戦闘機 
時刻を爆撃! 

真っ直ぐ歩けない
体 ....
蝶の花 蝶の花
土の下へ
飛び去りゆく輪
蝶の花


塩の火 塩の火
燃えつきぬ糸
人の色でなく
向かうものはなく


甘いにおいは風に消え
ただふるえだけが降り ....
常夜灯の橙のひかりをおもい
月を電燈へと落すのです

此れは白いと申しますので
黄いろセロファンを被せたのです

此れは贋物
此れは贋物

けれど知らぬ事なのです
常夜灯のひかりな ....
夏の涼しい夕暮れに 
恋の病にうつむく友と 
噴水前の石段に腰掛けていた 

( 左手の薬指に指輪をした
( 女に惚れた友が 
( 気づかぬうちにかけている 
( 魔法の眼鏡は外せない  ....
            音n

                差 の     

            失 効 す

            ....
刻むビートの中で

すれ違った人の思いを切り刻む

夏の日じっとしてられなくてパジャマのまま

夏の風のなかをはしりぬける

繋いでとぎれない笑い声

手をのばしてつかみ ....
雲しうみへ
おそいひるのひ
おちていくかけ
ひと
めしあげないで



干しのさなかに
えりのひかりに
しすた
えんじん
むし、き



命めくこと
ろめんにかせ ....
黄緑色の ミニかえる
サンダルの先に はねてきた
白い靴下 汚れそうな脇道で
待ってても咲いてしまった花は
当惑する

みたでしょう もう
もう できることはないの

ただ こうして ....
道端に捨てられた子猫も
捨てられても なお
呼吸を{ルビ止=や}めない

それは命の止め方を知らないから
生きることがすべてだと知っているから

それでも{ルビ人間=ひと}は命を止めてい ....
ガソリンが 値上がりし続け
保険の お得な前納システムにさえ
不安で 躊躇してしまう
変動したら 上乗せして払うのか

道路工事で 渋滞の通勤道路
わずか数十メートルの道を整えるため
 ....
炎の塊がどんどん大きくなっていく

僕の心もどんどん大きくなっていく

知らず知らず僕は少しずつ大人になっていった

まだ子どものままでいたい

ピーターパンシンドロームでもい ....
(でっかいのが、死んだ。)

風殺すようないかり肩に丸刈りの白髪頭乗せて来るのは あれは
ロブス 漁師で 工房の隣の教会の管理人だ
逆光でも分かる お調子者の いつものいたずら ....
打ち震える涙が、立ちならぶ
忘れられた街景の片隅に、十代の足音を揺らして、
失われた向日葵は、いまだ声を上げて、
古い風の臭いに浸り、
枯れた夏を首に巻いて、
届かない空の裂け目を編んで ....
やがて
夕闇に閉ざされる海の
光る航跡を追いかけて

白い波間に漂う一人ぼっち
私の貝殻は声もなく
えんえん泣いてるときより

はにかんで大笑いしてる方が可愛いよ

なにげなくふれあう瞬間

電撃が体内をいっそうに駆け抜ける

消えかかる心の奥底に

沈み損ねていた思い ....
冴える。
こめかみから鋭くなる。
加速していく思考の連打、逸脱する前進。
眉間を貫く鈍い痛みが
異常と知らせるけれど、
スピードは止まらない。

私はどうなるのだ?
どこへ向かうのだ? ....
草合歓の葉陰から
かすかにもえる月を見た
藍青の波間にひかるものは
あれは はるかな昔
指から落ちた曹長石のかけら
青みをおびた涙の石の粒


もしも
月の淵から水音がしても
蠍が ....
遠い朝 日に乗るように
長靴が 畑の真ん中に立っています

沈んでいく桃色の光が 靴底で
何人かの村人に 似ていきます

ひそりと ゆえに おもむろに かぜ

駆け出しそうな 針葉樹の ....
黒色の雪がヒラヒラ舞い落ちる

それに合わせてリズムをとるぼく

ブランコにのりながら遠くまで飛ばした

靴は雲の中に突き刺さり落ちてこないよ

ぼんやり光っている電灯に夜蝶が ....
受話器が落ちている
繋がるべきものから離れ
それもまた
溺れているのだ
突然、落下
してきた空に押しつぶされ
わたしたちは窒息する
小さな村
家々にかけられた表札に
夏の光が差し ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(6273)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明るい朝を迎えたい- 狩心自由詩3*06-8-13
冷たい_カーテンコールの下- 砂木自由詩12*06-8-6
忘却のノスタルジア- 藤原有絵自由詩6*06-8-6
帰路- 古河 セ ...自由詩7*06-8-6
沈没する夕暮れ- iloha自由詩9+*06-8-5
儚い部屋、言葉の部屋- 霜天自由詩406-8-5
_し- 木立 悟自由詩806-8-4
孤児の祈りは、嘘の革命の火- 狩心自由詩4*06-8-4
僕の広げた純白の翼で- こめ自由詩1006-8-3
私が消滅する前に- 狩心自由詩1*06-8-3
動く要塞- 狩心自由詩3*06-8-3
夜へ夜へ(朝へ)- 木立 悟自由詩706-7-31
月燈- 七生自由詩606-7-31
呼声- 服部 剛自由詩20*06-7-30
column_noir- 静山和生自由詩306-7-30
夏休みって何で長いのに短くかんじるの?- こめ自由詩706-7-30
ひるべ- たもつ自由詩906-7-30
レイン_リフレイン- 砂木自由詩9*06-7-29
子猫の心臓- 宙空 心自由詩3*06-7-28
瓦礫が増えていく- 砂木自由詩6*06-7-27
大人と子どもってなにが違うの?- こめ自由詩1206-7-27
パサヤ・ドニバネには道が一本きりしかない- 水在らあ ...自由詩56*06-7-27
沈黙する正午- 前田ふむ ...自由詩18*06-7-26
渚にて- 石瀬琳々自由詩18*06-7-26
ありきたりなストーリーでも満足だよ- こめ自由詩1206-7-25
異常回路- 伊藤透雪自由詩7*06-7-25
緑の月- 石瀬琳々自由詩17*06-7-24
白い_足跡- 砂木自由詩14*06-7-22
アナタの色は何色ですか?- こめ自由詩1006-7-21
溺れていく夏- たもつ自由詩1006-7-20

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