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月の様子がおかしかった
意識の破片を暗唱していたのでしばらく気が付かなかったのだが
外に出ると火薬の匂いがした 子供達が国境付近で銃の撃ち合いをしているのだ
体が焼けるような匂いだ 月が森永のム ....
ウィリー、ウィリー、
どうか、
きみの名前を思い出してほしい

訪れる者もない、荒れた墓地で、
いつまであふれる愛を憎しみにかえて、
この世を呪いつづけるのかい?

ウィリー、ウィリー ....
ひなになれない
わたしは

せめてもの抵抗として
日々を生まれ続け
翼はとうに
ぼろぼろ


飛べたためしなど無い
それなのに頑として
語り継ぐことを
断ち切らない


 ....
偶然だから当然のこととして
2番目の順位を獲得したので
Aのつぎ、B級とされておるが
おるが
おるがの手足はなぜ伸びる

祖先伝来の
B級の物差しで測ってみたが
1mmたりとも狂って ....
台風一過の夕焼けには
いつだって
涙を浮かべて

手を振ってしまう


『台風のクジラ』


僕は台風の前日には
落ち着かない子供だった

ずんずんと迫ってくる
雲の足音や ....
サンディエゴ
サンディエゴはサンディエゴという意味を必要としなかった
A型はA型の血を守るためにA型と結婚した
イカレポンチは振るー^ツポンチの中で混ざって
ああ! 時代の波が押し寄せてくる! ....
何も決められずに俺は疾走した
全てを保留にしたままで迷い続けた
迷っていた
それがまさに迷いがない証拠だった
書ける地平から書けない地平へ
俺の意識から感覚へのバトンタッチ
亡霊ミサイルも ....
夜の冷たい川沿いに
軽やかな秒針の音
寝静まる畦道の空想
蟋蟀数えて更ける

誰か の物思い と

雨が降って大気を導き
水待つ蛙の物憂げ
風の鳴る音 戸を叩き
葉裏にとまる蝶 ....
トイレで用を足したなら
ちゃんと流す

それがおとなの対応

いくら大好きな彼のであっても
普段は決してあからさまにすることの無い
若かった頃の女性遍歴やら
誰かと何を食べたのか見せつ ....
真夏の陽炎の向こうから
短い編成の列車はやって来る

そのいっぱいに開かれた窓から
ショートカットの後ろ姿が見える

列車の外から
車両の様子は
ありありと伺えて
制服の脇に置かれた ....
眠れない朝にあなたを思う


夜を通り抜けて
窓越しに出逢うあさやけは
そこはかとなくかなしい


あなたを抱きしめるだけの日々に
空で時を知ろうとしなかったから
この ....
この世の全てのコンビニから
「お弁当温めますか?」の問いかけが消えた時
俺は慟哭するだろう
コンビニで買った弁当は何としてもコンビニで温めてもらわねばならぬ
家に電子レンジはないしコンビニで温 ....
どうしても顔も名前も思い出せない人がいる。感覚だけが確かで、ただ単に興味が有ったという感覚だけが確かで。
 それは片思いをしていたあの隣のクラスの子だったような。ちょっとだけ付き合ってキスも出 ....
昔、
暗やみがまだ
鏡の名前を持っていた頃は
安堵という美しさが
ありました

魔性は
ていねいに拒んでいたのです
だれかの
定義の外側を
上手に棲んでいたのです


 ....
髪を 切った 襟足の ひみつ から

娘たちは 飛んで ゆくと いう

純朴な 神話が 解かれて いる

風祭を 孕んだ {ルビ帆用飛行艇=はんようひこうてい}の 陶酔は

 ....
闇に溺れ時が潜る

普通な一日だるさが目立ち

日々むしょうに愛が欲しくなり

飛びたくて羽が欲しくて

洞窟の中を訳も分からずただ

止まる針の先の数字でしか決まらなか ....
べれいれん…だなんて
あのひとが新聞に目を落としたまま
ひとりごとを言ったような

ヴァンヘイレンがどうしたのだなんて
おまぬけな返事をしてしまった
わたし

べ平連
ベトナムに平和 ....
語る為ではなく
沈黙するために
残す為ではなく
消滅するために

自らがここに居る事を肯定する為ではなく
人々がここに居ない事を否定するために
何を考えているか分からない人々の為ではなく ....
真新しいブラウスの
短い袖がまぶしいね
軽やかにステップ踏んで
夏の扉に飛び込もう

光の娘たちが踊る夏の道で
いつも空を見上げていたね
湧き立つ雲の{ルビ眩=まばゆ}さに心魅かれて
 ....
2004年8月の寒い朝 うっすらと霧のかかる山と目と鼻の先にある一軒家で(それらの間に樹海が広がっている)君は縁側に座って漬けていた大根を洗っているおばあさんの様子を見ている 昨日は森の近くまで行った .... それはもう忘れてしまった
昨日の西日 花に影の影
差し掛かる 虚ろに未だ遠い
七月の躊躇する落日
嘆きを忘れましょうと 
ひぐらし 存在しない八月
午後に喉を潤す 打ち水の跡形
この言葉達がこの作品自体を破壊する
私が私の奴隷になってはならない
この言葉達がこの作品から自立するが為に
自らが言葉である事を放棄する
自らの存在意義を放棄した先に
真の自由が待ち受けてい ....
男性は自らが余りにも単純過ぎたが為に
未知なるものを求めてきた
女性は自らそのものが未知であったが為に
自然に生きようと心掛けた
男性が見出してきた未知なるものは
最終的に女性に吸収されてき ....
直観の鋭い者達が五文字以内の言葉達を垂直に並べると
頭のいい奴等が散文調で「ウンチ食う?を述べ始める
勿論それを食う筈もないので、直観の鋭い者達は怒り狂って
五文字以内の言葉達を四文字以内に省略 ....
赤いザーメンが射精した時に出た
病院に行ったほうがいいんじゃない? と君は言った
構わない と答えた だが少し不安になった
再び射精した時も赤い精子が出た
少しずつ世界が変わってきているのね  ....
皆。、他者の物語に毒されていて
自らの物語を所有しない。
皆。、他者の物語に符毒されていて
流す涙は他者のものである、皆。、他者の物語に毒注されていて
             所有している感 ....
梅雨明けを待てずに
空は青に切り開かれて
ホウセンカの種が飛び散る

新しいサンダルが
小指を破って
滲んだ痛みは懐かしい夏

種の行方を見つめ
きみがいない、
そんなことをふと思 ....
俺の右腕とお前の左腕を縫い付けて
血と血が混ざり合う
鬩ぎ合う A型とB型の血液が
渡し合う 今までの記憶とこれからの予言を
AB型! だったんですね。景色が滲むように重なって
波と波が当た ....
去年会社を辞めた先輩
久しぶりに会ったら
夏みかんみたいだったのが
色白美人に大変身

何があったのかな

街中で呼び止められても
しばらく誰だか判らなくて
どなた様ですか
だなん ....
目をゆっくりと閉じれば
何処に居ても夜と会える
すべての始まりと終わり
あなたは僕の神 僕の母
遠くには海の音 近くには大地
中心に火を 取り囲んで人々の
あらゆる儀式と叫びの姿
壁は無 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(6273)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
戦争と革命- 円谷一自由詩2+*07-8-9
ウィリー、ウィリー、きみの名は(文極バージョン)- 角田寿星自由詩8*07-8-8
よごれもの- 千波 一 ...自由詩13*07-8-8
B級ホラー- あおば自由詩2*07-8-7
台風のクジラ- 蒸発王自由詩907-8-7
サジェッション・サドミシビシミシミゴシュム- 狩心自由詩1+*07-8-7
まよなかのまよい- 狩心自由詩1*07-8-7
静かな夜- 及川三貴自由詩307-8-6
笑って許して- 恋月 ぴ ...自由詩17*07-8-6
夏列車- 銀猫自由詩23*07-8-6
眠れない朝に_- Rin K自由詩39*07-8-5
コンビニエンスリアリズム- 新守山ダ ...自由詩507-8-5
ドリーはせせら笑う。- 錯春自由詩607-8-5
鏡という王国- 千波 一 ...自由詩10*07-8-3
ライトニン- モーヌ。自由詩22*07-8-3
君の面影- こめ自由詩607-8-2
ラブアンドピース- 恋月 ぴ ...自由詩22*07-8-2
自殺志願者- 狩心自由詩3*07-8-1
夏の瞳- 未有花自由詩12*07-8-1
樹海- 円谷一自由詩2*07-7-31
虚ろ- 及川三貴自由詩207-7-31
行動的な詩- 狩心自由詩1*07-7-31
説明的な詩- 狩心自由詩3*07-7-31
立ち上る白い煙は天空の彼方へ- 狩心自由詩2*07-7-29
Red- 円谷一自由詩7*07-7-29
目を閉じて、耳を澄ましてみる- 狩心自由詩2*07-7-29
ホウセンカ- 銀猫自由詩26*07-7-28
「_三色_」_真空パックでお届け!- 狩心自由詩1*07-7-28
- 恋月 ぴ ...自由詩21*07-7-26
夜と話す- 狩心自由詩1*07-7-26

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