すべてのおすすめ
 .... 凍ったフロントガラス
朝日が少しづつ彼らを懐柔すれば
やがてそこは完璧な薔薇園になる
回旋塔のはがれかかった塗装から
こぼれ落ちるドライフラワー
校舎の壁にはヒビの花が
鉄屑には錆の花が
 ....
ここでずっと
花が咲くのを待っている
小さな神様でありたい

霧のような明るい雨が
柔らかい芽にしたたる
その明るさは血と同じ
うつくしいもの

いつかも人間であった
小さな神様は ....
ドラッグストアのレジのところで
「お疲れではありませんか」
と聞かれるときがある
僕はそのたびに
「いいや ちっとも」
と返す
すると店員が
何か困ったような期待はずれのような顔をする
 ....
年を取ると
悲しむ力さえなくなる
わんわん涙を流しながら泣いたのは
いつだろう?
知人や友人の葬式に行っても
焼香して故人の顔を見て
「お疲れ様でした ありがとうございました」
などと言 ....
天使の翼に乗って
羽ばたく花の
聴き入る
北極星の蒼い声、

〈君は何処から来たの?
そんなに冷え切って〉

 深い闇の奥から
 引き裂く声のヒビキ渦中
 深い闇の奥に潜むヒカリ掴 ....
 ....  カーテン開ける
 東の窓辺は柔らかな
 柳の芽吹き おもわす光

 三度目に
 鳴っていた携帯のアラーム消して
 私を 執拗に抱きしめるコットン毛布から
 這い出してきた脳みそが
  ....
ぬれた星を見上げ
渇きをいやす
眼球は
キリギリスを歌う
風見の舌と睦みながら
吐血の祈り
内視鏡では
さかしまに蜷局を巻く
死は累々と
あどけなく惨めに
染みはそのまま
母の着 ....
社会の底辺で生きる
意識の高い人は
四角四面の性格を
三角社会に収めるために
半分諦めている

半分諦めなければ
絶望の面積になるので
それよりはいいかなと
2で割って生きる

 ....
君と僕とのあいだに
置きたい言葉があるとして

それはいつも最初の言葉であり
最後の言葉

初めての言葉であり
いくたびも繰り返されてきた言葉

すでに過ぎ去ったこと
あるいはいま ....
 
 山茶花の
 散り染めし途、
 花片もえたち
 明るさ投げかけるのは
 心の所為
 
 夜のしげみに
 いく重にも
 折り畳む 
 紅を、抱いて目映いのは
 心の所為

 ....
○「人間というものは」


「希望があれば立ち上がり

見通しが持てれば歩き始め

目標が決まれば全力で駆け出すものだろう」


○「詰め」
弓道に
「五分の詰め」と「八部の詰 ....
ひこうきぐも、
それは、ひこうきが飛んでゆくように、
あっというまに経過してゆく、
とても楽しい、
ひとときのあとの余韻、


ひこうきぐも、
それは青空にもきざみたい、
ぼくのよろ ....
天竺の哲学者は言った
零は無であり有でもある

零は円周率の計算が果てしないのと同じなのですか

彼は言った
零は起点ではない無量大数と同じこと

メビウスの輪と同じものですか

 ....
たおやかな月のきみよ
今宵はその光のもとで
美酒を酌み交わそう
夜の{ルビ静寂=しじま}はまだ浅く
誰に遠慮をすることもない


さあ! 飲もう
暁は遠くに在り
時計の針はとても遅い ....
日は暮れかけ
此の世茜に染まり
斜光に懐かしみ
斜光に憧れ
斜光に戯れ

静か沈黙 無の舞踏

 凝集し揺らぎ
 世界この時、
 光充満し異なる相

億年の過去、

億年の ....
ぶっとい柱、立ち上がり
ぶんぶん鳴ってら

天空の青い青い途筋辿りぐんぐん伸び

 横溢する力漲り熱貫き
 理性遥か超え直に観て
 
ぶっとい柱、意識の一次元壁突き抜け
ふっとふっと ....
蒼い夜に沈んだ
あなたの真意が
しんとした空気に濡れるころ
空にはいくつかの言葉が
亀裂のように浮かぶ
渡り鳥は平衡感覚を忘れ
目当ての星を見失う
それは人の為にあらず
だからこそ ....
時計は回る
時間は回る

大切な人との時間
グルグル回って
絆が深まり成長していく

時間の流れ
早く感じたり
遅く感じたり

暇を持て余すよりも
楽しい何かをしたい

時 ....
小さな小さなキミは
迷路遊びが好きだった
渦巻きの道を
ぐるぐる進む
勇敢な旅人
お気に入りの小さな雨靴で
ずんずん歩く
僻地で
草も花もない道だったけれど
ときおりバタークッキーの ....
齢九十を過ぎた琵琶法師は
演奏の合間に語った

本当は
正座して弾くもんだけど
年取ってから膝を悪くして
こんな格好で失礼しますよ

関東大震災の時に
階段の下に隠れてたけど
その ....
冬の朝陽ほど
有難いものはない
今朝も朝陽が障子いっぱいにあたっている
まぶしい!
朝陽を浴びながら夫婦で
定番のご飯味噌汁納豆をいただく
子もなく孫もなく財産もない身なれども
あたる朝 ....
血の中に直接
空間を溶かして
足を腐らせる(肩が落ちていく
弱った気分のままハイになっていく

陸上にいた私
私がいないなんていう歌の台詞
指先が痛いときにしか書けないよ

血がビタ ....

誰も私を知らない。
誰も私を買えないし、
私はどこにも売っていない。
私は、甘えている?
私は、小さな小さな私の国で、
冷たい風の匂いを感じている。

例えばそれは本の中に。
例 ....
骸骨の眼窩より
さらに虚ろ
曝して
世に人に表現に
親しみ生きる 果てに迄



過ぎゆく常無き
時に在り
私という自己意識存在、
次なる進化へ
魂の軌道探る



夢 ....
蒼の
清澄な冷気に
ゆっくりゆくり
亀裂の走る真昼時、

他人行儀な
真白い街並みが

うねり押し返す天地の圧
剥き出され立ち止まり

ふと内側から
アスファルトの
ベロリ
 ....
 
 夏の日の
 薄い日暮れに
 山裾を 退屈な貨物列車がめぐる
 段々畑に 
 くっきりと動いている
 働く人の影
 
 歌を忘れたら何が残るだろう
 長い貨物列車のリズムを
  ....
時の流れは無常迅速で
こんなにおそろしいものはない
生きとし生けるものすべて
老いて死ぬ運命にある
しかも人間は現在に集中できない
いつも過去と未来を
行ったり来たりしながら生きている
 ....
やわらかい、
手でひきながら、
にぎわいへとみちびく、
そのひとみに、
よく跳びはねる、
活発な、
ちいさなウサギ、
が、二ひき棲みついて、
だから、きみはよくまばたきをする、
その ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(6273)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜想- レタス自由詩6*24-1-28
常設展- そらの珊 ...自由詩5*24-1-28
雨神- key自由詩424-1-28
疲れていませんか- ホカチャ ...自由詩2*24-1-28
悲しむ力- ホカチャ ...自由詩4*24-1-28
君へのファンタジー- ひだかた ...自由詩724-1-27
赤い墓標- TAT自由詩224-1-27
朝暘- リリー自由詩10*24-1-27
よみがえる- ただのみ ...自由詩5*24-1-27
底辺×高さ÷2=不幸の面積- イオン自由詩2*24-1-27
合言葉- 塔野夏子自由詩7*24-1-27
五行歌_抜け道- リリー自由詩6*24-1-27
独り言1.27- ホカチャ ...自由詩3*24-1-27
ひこうきぐも- 本田憲嵩自由詩1224-1-27
生滅問答- レタス自由詩4+*24-1-26
五行歌_三首_宴- レタス自由詩5*24-1-26
時の斜光- ひだかた ...自由詩424-1-26
EXPOSURE- ひだかた ...自由詩4*24-1-26
永遠に消えてゆく- ホロウ・ ...自由詩2*24-1-26
時間- 夏川ゆう自由詩424-1-26
渦巻き迷路- そらの珊 ...自由詩9*24-1-26
長く歌い続けている理由- 板谷みき ...自由詩2*24-1-26
朝陽のあたる家- ホカチャ ...自由詩3*24-1-26
ブルー- 由比良 ...自由詩3*24-1-26
オルゴール- 由比良 ...自由詩324-1-26
夜想◯きまじめな顔、五行歌借り- ひだかた ...自由詩5*24-1-25
地球の秒針(改訂)- ひだかた ...自由詩4*24-1-25
ソレイユ- リリー自由詩8*24-1-25
時の流れ- ホカチャ ...自由詩3*24-1-25
まばたき- 本田憲嵩自由詩1224-1-24

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