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 遠くの景色ばかり見る骸骨 人形
 ぺんぺん草が生えた土地にぽつんと一軒だけ立つ 露店と店屋
 この店は主に肉体を無くした魂や影によって賑わっている
 この近くで大きな戦争があった
 大勢の戦 ....
 その少年は、少女で動いていた。
 少年のどこかに少女が埋めこまれている。
 少年はときどき吐き気がする。
 そういうとき、たいていそれは夜だけれど、砂浜を思い描く。すると、少女が少年の砂浜を歩 ....
僕のお父さんは、僕のお母さんです。
僕とお父さんとお母さん、2人でボイストレーニングをしている今日この頃です。
三月は五月で、五月は六月ですから、八月に歌のコンクールがあります。
歌声に自信がな ....
かえるところがあるのならば、それでいい)


   お葬式

カラスが黒く はばたいて
おひとりですか、と
月へ笑う
いいえ
あたしは迷子です、と
黒く燃える
火へ手紙を焼べた
 ....
 午後十時を過ぎると外は絶対零度に陥る
 誰も外に出る者はいない
 一年中 この調子だ
 どうしても出掛けなければならない用事があって 外に出る時には 宇宙服のような最高の防寒具を着て出る
  ....
パンのみにいくるにあらずとパンなしではしんでしまいますよ

数えれば29個も
もっと切ってひらいてつまんでいけばたくさんの
おれを連ねてきたものだなあ

たてに

たてだけにかさねて
 ....
目を閉じて
そっと目を閉じて欲しいのです
まぶたの裏に感じるものは
やわらかな陽の光り
それとも七色の虹のきらめき
じっとしていると
風のささやきも聞こえるでしょう


あなたの美し ....
折りたたまれてゆく季節は
いつか振り返れば
一瞬なのかもしれない
湧きいずる水におされて
いま
雲母のいちまいが
なめらかに遠ざかる


使いきれなかったノートの白さ
描ききれなか ....
考えても考えても 答えは出てこなかった
動いても動いても 違う方向に傾くだけで
いつの間にか僕ら 体を横にして 地面と水平に走ってる
左手には地面 右手には空 太陽が照らすのは 体半分だけで
 ....
暗闇の中/外灯/マンションの光/走り抜ける自転車のライト
鈴虫の声/ざわめく木々/血に飢えた獣たちが横切る
ポケットの中から取り出した一粒の飴を
震えた手が地面に落としてしまう/砕け散った飴
 ....
己視点注意報 発令中

己の視点で散歩の途中、ふと、足が止まった

見るからに廃墟と化しているこの家は
幽霊が出ると言われている噂の場所
戦争が起きた後のように瓦礫が散らばっていて
硝子 ....
風のゆくえに
はぐれたのなら
含ませ過ぎた胸に手を

どうでもいいと言い捨てるには
あまりに一途な
朝です、
誰も

いつの日も



 気がつくためには
 やわらかく ....
白く鮮やかに咲きほこる、
一本のモクレンの木の孤独を、わたしは、
知ろうとしたことがあるだろうか。
たとえば、塞がれた左耳のなかを、
夥しいいのちが通り抜ける、
鎮まりゆく潜在の原野が、かた ....
空につるされた
大きなはねがまわる
からおとたてる
かいてんが どこか
はげ落ちたがいへきのさびしさ
人の形をしたうすいかげが
つめの先にあつまる
ことばを探している
おびえてかくれた ....
たかいとてもたかいところで
鐘が鳴って
響いてふるえ
始まったんだろ
どんどん共鳴して
音があたるから
どんな形かわかって
反響して
わかってきて
まだ目もひらいてないけど
柔らか ....
 砂時計という名の{ルビ幽閉=ゆうへい}を描くべき色彩に迷い、
 指先ひとつで幾度も幾度も
 流れをもてあそんで
 みる

 (ここは、アトリエ・スロウ
 (時の許しに並ぶ場所

 ....
   やさしさもみんな抜け落ちて
   そいつはセーヌの流れに消えた





キリストマリアを引っかいて
破れた爪で十字を切った

 ....
散らさなくとも
散りゆくもののそのままだから
    浜辺
    知らせ
    島を生んで
同じ高さが
同じ高さのままで違うから
    猛り
    迎え
     ....
すくわれた
一匹の蜜蜂の羽音
渇いた微風にそよいだ
草木の乱れ
鋭い鎌をたずさえた
物を乞う義足の少年
まちかまえる
一頭の蝶の不確実な飛翔
その美しい軌道
転々と巡礼を続ける修行僧 ....
 停車中の自動車の排気ガスが螺旋状に吹き出ている
 中華料理屋の近くの排水溝から白い煙が温泉の湯煙のように湧き上がっている
地面が雪が凍ってコーティングされていて ネオンや電球で照らされている ....
曇天の沖から軟らかく
水の予感を含んだ風
割れそうに痛む頬を包み込む

声は白々しく掠れて
雲が低く海を押すように

閉じ込められた玉砂利が
剥き出しの道に拡がる
窒息を誘う膜
 ....
晴天の空間に
眩暈を誘いながら在る 誰
敷石の上に薄い影投げる日が
暮れる 薄刃の風が

私やお前を切るのだろう
誰 曝して満ちた

静か 冷えてゆく
夜か 息か
あれから
いくつ春を
数えたかしら
わたしの中に眠るあなたは
春ごとに目覚める


黒と白の斑尾模様の猫が
出迎えてくれた細い路地
人の気配が消え
静まり返った石畳
入り組んだ奥 ....
決まりきった道を進んでいたけど

僕は気がついてしまった

こんなどこにでも落ちてあるようなクソ物語なんて

誰も見るはずなくこのノンフィクションストーリー

をぶち壊してオリジナルフ ....
らっきょの「ら」
らっぱの「ら」

つるつるって食べるのも
あったよね。
そばぢゃないよ

わたしって。左利きで
不器用すぎるから
はさみさえ上手く扱えなくて
型紙から
あなたを ....
{ルビ鈍色=にびいろ}の鉄を見ている

あくまで照り返しでしかない光が

滑って離されて放たれる

今目の前にぎっしりと詰まった木々を越えた

越えてうんざりする



体温よ ....
山高帽
トレンチコート
マスクから漏れる
チェックメイト
春のフェアリーサークル
新緑生い茂る丘
(世界)の中心で
足許にチェス盤
黒 白 茶色い声と温い風
私達の為のオペ
木陰の ....
‥¢‥ ‥£..∪.. ..£‥∪ ‥★....‥ ▽ ... ‥ ‥‥* .....▼‥ ‥◆... ‥ ‥▽‥▼‥→
  ランタン、℃-,ep・タンジェント 或るbeeノ琥珀の緋'mィツ、hon ....
【a,芽-e'ル 塔ur-アffィ区、ラ椅子/t-One,暖炉ゥ..Lu!bee 愛'n-雑to雨-lip/Ou!】
                ‥★★★‥
‥¢‥‥£u..na‥‥eve. ....
まちがえることを
素直におそれた日々は
だれかのきれいな蝶々結びに
たやすく揺られる花だった

あの草原で
かぜを追いかけてゆくことに
不思議はどれほど
あっただろう


 ....
atsuchan69さんの自由詩おすすめリスト(6273)
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