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おとぎ話の中の国は もう
わたしのことをおぼえてゐません

キセルをくはへたお爺さんは もう
わたしのことをおぼえてゐません

アコーディオンをかかへた青年と
まきばで働 ....
芸術の軌道に緩急リズム良く
放って追いつけない

何はともあれと戯れ 愉しみ 親しみは色濃く
沈んでは浮かんで
例えようのない探りに徹する
天にはめた星を外すような
 ....
こうした方がいい


こうするべきだ


こうしなければならない


そんなような、根拠のない、納得できない 規則やしきたり そういった類のものを


愛想笑いしながら ....
小さなもののことを、
 小さなものが話した。
それは針の穴を抜ける糸のように細く、
 ティーカップにスプーンを浸したときに沈んでいく、紅茶の葉のよう。

大きなもののことを、
 大きなもの ....
いったい自分が誰なのか
何者なのかさえ
解らなくなるまで忘れた去った覚えはない

母親に罵声を浴びせた記憶はこびりついて剥がれてくれないけれど
あれば反抗期には誰でも沸き上がるに違いない
 ....
街は彩られた光の速さで進みます

だれとも約束なくひとり

吹かれる風も音を立てて

顔や首筋に噛みつきにきます



心にある

瓶の蓋を閉じてみま ....
手放したコートが風に舞い
風がコートを羽織っているようだ
見知らぬ少年がそれに目を
奪われている足元には
踏みつけられた草花が痛々しい
何も人に与えられないから
たまになんでも手放してしま ....
歳を重ねる度に
人間の落とす雫の大きさは
段々と小さくなり不安を感じるが

そんな時は気晴らしに
美術館の近くを散歩をして
入館して色々な絵画を見る

偶然か
横断歩道の向こうに
 ....
夕暮れという輝きが街を流したのは
言葉が言葉になるよりも、ずっと前のこと。

地平から幾筋にも分岐した時間は
人びとの膝下で、打ち寄っては引いて……。

わたしは誘われている。
どこ ....
人を愛するってこういうもの

光に惹かれ

闇に悩み


だけど愛さずにはいられない

その人の

光も闇も
あなたは変わってしまったけれど
私が
変えてしまったのかもしれない

側に座りながら
肩と肩の間の距離を測った
もう光年で例えたいほど
遠い、それ

あなたが ふと
眠る前にひとつ ....
この世界は
小さな悲しみの積み重ね

繊細に透き通ってしまうと
もう生きていけない

だから時々
遠くへ行く

時間軸のないところ

ただぼんやりと抽象的な
言葉や音楽の中
 ....
スポーツで一人の勝者が嬉しそうです



発明した一人の人間が嬉しそうです



空前の高収益を上げた一人の起業家が嬉しそうです。



そんなもん もうやめようや 真面 ....
季節外れの薔薇をみた
薔薇を吸えば棘にひりつき
裂けた咽喉に根を張り、歌う

あぁ、私は美しさ故に人を傷つけても
こうして許されています

(なんて傲慢……)

咳は止まず、薔薇を吸 ....
スポーツで一人の勝者が嬉しそうです



発明した一人の人間が嬉しそうです



空前の高収益を上げた一人の起業家が嬉しそうです。



そんなもん もうやめようや 真面 ....
ピアノは宇宙から降りてきた
そのピアノではなく
ピアノは宇宙から降りてきた

人と同じように音色を通わせて生きている
宇宙まるごとの芸術を
人と同じように佇んだり挑んで生きている

 ....
現実を直視できない眼は
はるか彼方遠い空を見ていた

現実から逃げたい自分がそこにはいた
夢のような物語りばかり思い巡らして
えがこうとする絵図
だけど
画用紙は破れて
色の欠けている ....
それはおそらく血の記憶だろう
未生以前に何度もみた風景

空を見ていると思い出す

場所も時代も飛びこえて
同じ空の下に佇むただの目

この幸福感はなんだ
覚えのない郷愁は
私に遠 ....
とっくに賞味期限がきれています
それでも、よかったらお召し上がりください

味はそれなりについてますから
何も足さず引くこともありません

どうぞイヤらしい眼で見てください
ご遠慮なく見 ....
青い雨が
灰色の空から降り落ちる
夢の中
白百合の頭部が
ポツリと
落ちる

小さな三角形の帆を張った胸が
なみだの波紋で揺れている
だれにもしあわせを
届けてあげられないので
 ....
小夜時雨

雨がしとしとおしゃべりしてるよ。ぼくたちが忘れてしまった言葉で歌っているね。ぼくら魚だったころあんな風に泳いでいたのさ。雨粒は小さな海だからひと粒、ひと粒に、ほらだれか泳いでいるよ、な ....
                    


金砂銀砂の歌の粉が
この部屋の
温もりのなかを踊り舞う

聴きたい人々には、聴こえるだろう

闘いを放棄したため
笑顔を痙攣 ....
期限明日までの牛乳

台所で

にんじん じゃがいも たまねぎ

冷凍庫の豚バラかシャケ

材料をそろえる まな板に

ちびがやって来て

にんじんにんじんにんじんしゃ ....
; ; ; ; ; ; ; ; ; ‘‘’‘’・; ふ

喉を開け


黒子が位置を変えて号泣する
号泣は、今朝のにわか雨

鼻の奥、ずっ ずっ どっ ずっ

生の痛感、性の洗浄
 ....
あめがふるとこころが暗くなりますなにをどうするつもりあかるくるなりたいのでしょうそれはたしかにそうなのですよたまゆら笑いかけてくれる星がみえるから晴れたひにはこころがおどりますあめがすきっ .... ちぃたかた

今朝発見された
言葉もない頃の手向けの花は
やがてその形も無くしてしまう
のかもしれないけれど
それが僕らの世界のはじまり




フランケンムース

年中クリ ....
‪真昼の月の下を揺蕩う時‬
水平線に愛は溺れていく
電子回路による観測情報は
役に立たない事後報告

追いかけているのか、追われているのか

いずれにせよ
その柔肌に触れた、あの感触を ....
くらい 翼をひろげて
古い調べから とほく紡がれ
凍てついた 水を恋ふ
しづかな もの

ひとの姿を 失つた日
ひとの心を おそれた日
雪を待つ 地へと降り立ち
ひそや ....
実り豊かな太陽の甲に暖められて
生まれた

あなたは はねずいろ

ひんやりと夜の谷間に命

ひとつの為に皆が慈愛を引いた
その手をさらさらと泳がせそよぐ大地の水が
瞬きになる 星の ....
身も世もなく叫んだ男の穴という穴から色とりどりの花や艶やかな芽が
吹き出して🌱🌱🥀🥀🌱🥀🌱🌺🥀🌱お花畑だ

おや西瓜もあるぞ、美味そうだ

あら綺麗ねぇ。なんて花?

人々は微笑みながら ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7486)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ちひさな国- 石村自由詩24*18-12-22
芸術の軌道- 朝焼彩茜 ...自由詩418-12-22
知覚できぬものを- そおっと ...自由詩5*18-12-22
やがて、その枝のひとつでさえ- la_feminite_ ...自由詩5*18-12-22
忘却- こたきひ ...自由詩518-12-22
真夜中の微笑み(クリスマス詩)- 秋葉竹自由詩618-12-22
冬はコートを纒い、何かを隠している- 帆場蔵人自由詩318-12-22
初恋- 羽根自由詩1718-12-21
夕暮れ- 新染因循自由詩6*18-12-20
答え- ガト自由詩3*18-12-20
石庭- ガト自由詩3*18-12-20
Rapid_Dive- ガト自由詩2*18-12-20
近視眼(改訂)- そおっと ...自由詩1*18-12-20
わたしに咲く薔薇- 帆場蔵人自由詩5*18-12-19
近視眼- そおっと ...自由詩11*18-12-19
降りてきたピアノ- 朝焼彩茜 ...自由詩618-12-19
現実から逃げたい- こたきひ ...自由詩618-12-19
それはおそらく血の記憶だろう- ぽりせつ自由詩4*18-12-19
賞味期限が切れないうちに- こたきひ ...自由詩418-12-19
夢の傷- 秋葉竹自由詩1018-12-18
小夜時雨- 帆場蔵人自由詩518-12-16
鎖の歌- 秋葉竹自由詩518-12-16
にんじんしゃん- 朝焼彩茜 ...自由詩318-12-15
風呂- 中原 那 ...自由詩318-12-15
あさつゆ- 秋葉竹自由詩618-12-15
クロッキー_4_夜盗- AB(な ...自由詩9*18-12-15
時間- 中原 那 ...自由詩318-12-14
初冬小曲- 石村自由詩21*18-12-13
はねずいろ- 朝焼彩茜 ...自由詩918-12-13
花畑- 帆場蔵人自由詩3*18-12-13

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