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干枯らびた思い出
握り締め過ぎて砕いた

一日が終わって次の日が来ても
昨日までを枯らしてしまう

何があったかな
あったけどどうだったかな

生きていることが
不思議に思うんだ
 ....
無とは最も偉大な肥大だ
捗りはいらない
そこに佇む視線があるだろう
姿勢ではないのだ また思想でもないのだ
まだ予測にしがみつくのか
言葉で表す前の無が轟音を立てる
明るみや順調に飲まれる ....
メッツ対ドジャースの試合
ロサンゼルスのスタジアムでは始終大歓声が飛び交う

テレビのこちら側では
昨日の飲み会の続きで
朝から乾杯の手が幾つものびる

千賀が登場しても反応薄く
大谷 ....
今朝も、ラッキーストライクを吸ってしまった
しかし禁煙の為
相変わらず水をよく飲んでいます



道を捜していました
人の望む道は歩んでいけませんでした
病気になりました
ついに獣 ....
虐待があるのは知っています
客待にしてみましょうか

タロウさん、お茶が入っていてよ
毒入りだったかーっ

狐の嫁入り
いつ致したかもわからぬ電光石火

お父さん、寂しいよ
わけの ....
水の揺り籠に包まれて
血管と血管を絡め合い
喜怒哀楽を受け取った
言葉になる前の感覚は
第六感へ丁寧に蓄えて
外界への手土産とする
星が動いて螺旋を描き
トンネルを眩しい方へ
 
 肌にヒリヒリとした
 痛みこそ忘れ去られた闇は
 東の、明けきらぬ雲の幕に覆われている

 耳にのこるICUの輸液ポンプのモータ音
 蛍光灯で煌々と照らされる空間は
 ただ白っぽく ....
緩く縛った紐ほどほどけ始めていることに気付けない、それはあまりメジャーじゃない真理だ、それは状態として変化していないせいだ、硬く縛った紐には緩やかな状態から変化した跡というものが見える、だから、そ .... あのネ 私ネ 石だった気がするの
別に、なにかを目指しているわけでもなく
風に乗ってやってきた 潮風に運ばれてやってきた
そして、思うことは 置かせてくれて、ありがとう

あのネ 私ネ 人を ....
君は生臭いと顔を顰めた

初めてだからか

まな板に
グリルに

君の理想から離れている分だけ

動作が荒々しくなり大音量を響かせる

僕は緊張の糸が唇に絡まって

手伝おう ....
 
 氷鳴る
 グラスの縁に刺さっている
 大きめなカットレモン
 摘み上げて絞れば
 目にもこまやかに射しこんでくる
 濃度を増す酸っぱさ

 其処は尾道の坂の途中にある喫茶店
  ....
荒縄で首を吊るされて、
いつでも蹴とばせる踏み台に立っている
渇いた唇には砂粒がひっついて、
処刑を見るために大勢の人だかりだ

この町を仕切る保安官に
貴様が法律ではない! と怒鳴った
 ....
不同意性交とな
わかりました

男:やっとく?
女:いや

これで致せるケースがあるなら
教えていただきたい

しかし世につがいの種は尽きまじ
君らの父母は居合いの達人だ


 ....
非常階段の先で光輝く太陽を見た、それは死にゆくものが最期に見る光景のように思えた、でもそれを確かめる手段なんか何も無かった、それを知るには俺はまだ強欲過ぎたんだ、衝動に従って―意味も分からないまま .... 庭に数式の花が咲いていた。
よく見かける簡単なものもあれば、
学生時代にお目にかかったややこしいものもあった。
近づいて、手でもぎると、
数と記号に分解して、
やがてすぐに、手 ....
のんびりしている時に
突如、このままでいいのだろうか
などと考えて焦燥感に駆られる

なんか、やばいんよ

だから、努力みたいなことをする
それは小学校中学校とはまた違う形の努力
 ....
7年ぶりにお酒を飲んだ
女が言うには
僕は
さびしかったらしい
僕は考えても
さびしいということがわからなかった
酒臭い口で
女を風呂場まで追いかけた
そうしてひとりになって
 ....
庭に数式の花が咲いていた。
近づいて手でもぎとると
数と記号に分解して
手のひらのうえですっと消えた。
庭を見下ろすと
数式は、もとの花に戻っていた。

 *

庭に出 ....
 京都三条大橋の側にあった
 六階建の大きな旅館
 非常階段の踊り場から見下ろす
 起き抜けの街の静けさが好きだった

 あの頃は赤のマールボロを一日半箱吸っていた

 廊下の重い鉄扉が ....
祈りのピアノがとぎれとぎれに聞こえます
もう戻ってこい
死体より重たい体のカモメ
狂う、狂う、とカモメは鳴いて
そこら雲より手前
漂っています


漂っています
祈りのピアノが
と ....
 西陽とたわむれる
 噴水の水の音は
 子どものようにまるくなってかけまわり
 わたしへ小さく手を振って
 「またね」
 …… 、

 鈴懸の樹が葉を落とす風に鎮もる

 涼風にのっ ....
敵であり、
味方であり、
ボクの恋人であり、
油断の出来ない女だった

彼女が欲しいのは男らしさ
弱い男なんか目じゃない
心の傷を舐めてなどくれない
辛い時に、優しくもない

だけ ....
日めくりカレンダーが
風でパラパラとめくれ
ちぎれて飛んでいく
慌てふためく私を
置き去りにして


ひっくり返すことのできない
残り時間もわからない砂時計
私が生まれると同時に
 ....
 遠くにいるあなた
 遠くにいても
 息づかいを感じる程には一緒に居ない
 あこがれのような
 かなしみのような
 その境目で
 私が寂しがっていようなどとは
 思っていないかも知れない ....
もう二十五年も、黒板に向かって、数式を書いたり消したりしておりますが
おとつい、あるおひとりの数学の先生に
「田中先生、図形は、どうして反時計回りにアルファベットをふるのでしょうか。
 ご存 ....
理想と乖離している現実
指先にも触れていない
シャボン玉のような脆さを
壊さないようにするだけで
精一杯の炭化した燻りが
その暗闇で確かに熱を持つ
直視できずに閉ざそうとする程
胸の中で ....
 
 窓の外は雨あがりの道端に
 もう夏が振り向きもせず
 透けた背中をみせている

 昨晩干した洗濯物の柔軟剤が香る室内で
 好きな音楽を聴きながら
 刻み始めるキャベツ

 レッ ....
 昨日の夕方
 毛虫が落っこちてきたら嫌だなと思って
 茂る枝の下を避けて立ち
 青信号を待った 
 公園の桜の木

 毎年春に花雲を愛でて
 木は すっかり街中で溶け込んだ住人
 だ ....
神は7日かけて世界を作った

1日目 プリキュア

2日目 ミスチル

3日目 神聖かまってちゃん

4日目 大森靖子

5日目 ウイスキー

6日目 ラッキーストライク

 ....
滲む夜の静けさに
色彩の輝きがどこまでも辿る
9の言葉に埋め尽くされ
そこに意味を探すものはいなくなった
まだ悩んでるんだろ、どこまでも
快楽の奥底にあるのは
ただひたすら君なのさ

 ....
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俺にDDTを- ホロウ・ ...自由詩3*24-10-12
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