すべてのおすすめ
おもむろに顔を上げると
朝の陽射しが窓から おはようと言いたげに
優しく 今日を運んでくる

不意に 何が今日あるかなんて
条件反射など よぎることなく
少し、まだ寒さが残る季節に微笑んで ....
犯人はおまえだという、
心を返せという
恨みごとが
耳に
こびりつく。

深いため息に疲れる
ザラザラとながれる血の色
胸はいつも
おかしな方向から
傷つけられる
まるで望ま ....
ざわざわと
視界を埋めて啼き騒ぐのは
梢で触れ合う
青葉たち


輪郭をなぞろうとすると
否定形しか使えない
あまりに崇め過ぎたから


信じるということが
見ないという事でし ....
原初のもりのなかには
原初の夢があったのだろうか

生命ははじめて声をだしたときに
詩を綴っただろうか

曖昧な系統樹のはてに僕たちは
何の権利もないことを知るが

それが自由なのか ....
背中の影が
みえないかなしみを染み込ませて
笑ったら
朝になった

そんな
ちいさな窓からは
めにはみえない明るさが
すんなりと射し込んで
失った色を思い出させた

どん ....
未完成な 時空ほど美しい

 たとえばそれは 忘れていた
 あどけない ことばにぃ しぐさにぃ

まるふぇいす ぼでぃでっばぐ


さぁ りいんすとぅーる しなきゃ


嗤え ....
人に向かって歩く
遠くに見える人
人が点滅する
そうして人は消えてゆく

離れている時はつながっていた
いくつそんなため息をつけば
光を育てられるのだろう
もうたぐり寄せるものもなく
 ....
海岸に流れ着いた死体は
名前のないまま葬られた
世間から隔離された
小さな漁師町の住民たちの優しさは
どちらかといえば退屈から来るもので

テツは一五歳
マチは一六歳
ラノは一四歳だっ ....
年末の庭に放置された大量の菊が
霜が降りる毎に人を誘う手をみせる

いつか燃やさなければ片付かないね、と
そればかり気にしていた母の、
指の第一関節はガンジキのように折れ曲がり
小さく縮ん ....
重いテーマじゃない詩は軽いと誰かが言う
震災、津波、原発、自殺、貧困、差別、
そういうものを扱わなければ詩じゃない
そういうものを書かなければ詩人じゃないと
重いテーマを重い言葉で綴った重い詩 ....
十三歳
中学生でした

担任の男性教師は怖い先生でした
柔道部の顧問をしていて有段者でした

先生の口癖は
人間は感情の生き物だ
でした

その言葉が出ると
クラスの中の誰かが頬 ....
産まれる寸前に切符を渡されました
渡されたと言うか
無理矢理握らされました

それから強く背中をおされたみたいで
その勢いで
改札口通り抜けました

そしてそのまま押されながら
駅舎 ....
太陽の中の受精卵が
笑ったり怒ったりしながら
こっちを見ている

(周期不安定な回転運動)

念仏を唱える君
私は狂ったように笑う

本当の暖かさを忘れた春が
待ちわびる正真正銘の ....
巨大な古木の湾曲は
幹から枝へねじれを伴い
陽光
葉から地へ
木漏れ日となる

朽ちようとも
折れ
枯れようとも
ねじれは残る

虫の子守り歌
ズズンと横倒れ
いびきをかく
 ....
緑いろの丘々を撫ぜながら
思いがけない海からの風は
波たちの起こすさざめきをともなって
私たちの陽溜まりへとどけられる

草葉のかけらを宙に舞わせながら
精霊たちを目ざませながら
何もの ....
春の詩集の、その綴じ紐をさ、ほどいてしまおうよ。
春はもっと自由に、毛布を干して、さぁ出掛けようよ。
現実だったのかそれとも非現実だったのか

その思い出は曖昧でした
曖昧でぼんやりしていながら
自分の知らない内に
いつの間に記憶の紙面に刷り込まれていました

私はまだ小学校に通っていま ....
お日さま沈む
斜陽のとき
いつのまにやら
くだり坂

過去は加工
してもいい
未来は見ない
ままでいい

世界は難しく
なりすぎた
生はなるべく
シンプルに

言 ....
風、が
向こうの山から降りてきて
体を抜けて
そしてまたあっちに流れてく

風の粒、のなかに
きっかけは無かった

駅も、バス停もない
親だけが、年を取ってる気がしていた ....
死んだ父が
殺された、という
名札をつけて立っている

その横をコンビニ袋に
かつ丼を入れた男が
実存の靴を鳴らして歩く

蛍光灯の下で
頭だけ照らされた女が
命について考えると
 ....
レタスって
あの
苦味がすきなんです

雨降りあとの
鉄さびのような
あの
匂いもうれしいです

かさを
ぐる ぐる
回してみました


ぐる ぐる
ねこが
丸い手 ....
冷たい眼と
温かい眼の温度差ってどのくらい

それを計る温度計があるとしたら
見る人と見られる人の
見えないところに隠されている筈だから

体温計みたいにピピって鳴って
引き抜いて確か ....
エヴァーグリーンに包まれたのは、
春休み。
春の休みの日。
まだ夜明けじゃないよ。
夜が明けたら、太陽が高く昇って、
風景は美しくなる。
まだ目を覚ましてはいけない時間に、
起きてしまっ ....
春の宵は
優しくなって

優しくなるから
寂しくなって

気がつけばただ
ひと目見たいと

故郷の写真を探してる
雨の夜を
思い出すとき
なぜ青く見えるのか

人の心にはきっと
その人だけの色がある

例えば同じように
青を描く人がいたとして

その人の青は
私の描く青と同じだろうか

 ....
後ろで手を組んで
足をそろえて
ちょこんと立つ女の子のように

春が遠くで見ている

少し
体を傾けて

小さく笑いながら
浅い春が
私の中に居る
いつからかずっと居る

浅い春は
爛漫の春になることなく
淡い衣のままで
ひんやりとした肌のままで
佇んでいる

(そのはじまりを
 浅い と形容されるの ....

それぞれが所有している
体と心

時に
体は疲れたと悲鳴を上げる

時に
心は疲れて悲鳴をあげる体に
慰めと労りの言葉をかける

心という無限の宇宙
体という骨に支えられた ....
一年後


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おっ xxx xxxさんがトップ (゚O゚)

か… などと

たぶん 嗤っている


自分が 観える
青いケーキはおいしいかい
寒の戻りだったよ 今日は

昨日も 勘が戻っていなかったし
競馬は当分自粛しなきゃね

昨日まで元気にぶーんぶーん やってた

ハエも自粛しちゃったのか
 ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7486)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おはよう- 二宮和樹自由詩220-3-25
虚無の海に死す- 立見春香自由詩320-3-25
緑の風を見ていた- Lucy自由詩9*20-3-24
原初の森- 梅昆布茶自由詩1020-3-23
まっしろなせかい- 秋葉竹自由詩820-3-23
みかんすう- ナンモナ ...自由詩6*20-3-23
点滅- 木葉 揺自由詩520-3-22
からっぽの世界- ホロウ・ ...自由詩8*20-3-22
白い炎- 為平 澪自由詩320-3-22
重さ- もとこ自由詩10*20-3-22
感謝しない心- こたきひ ...自由詩220-3-22
差別と無差別- こたきひ ...自由詩220-3-22
春光に寄せて- TwoRivers自由詩4*20-3-21
弔い- 秋也自由詩4*20-3-21
海風- 大町綾音自由詩1*20-3-21
- クーヘン自由詩1*20-3-21
氾濫と反乱- こたきひ ...自由詩320-3-21
沈む- シホ.N自由詩320-3-20
起源の色を操ることもできる。- うわの空 ...自由詩1220-3-20
何時- 為平 澪自由詩920-3-20
かさぐるま- ナンモナ ...自由詩11*20-3-20
鎖国- こたきひ ...自由詩220-3-20
エヴァーグリーン- 大町綾音自由詩1*20-3-19
- ガト自由詩3*20-3-19
Painter- ガト自由詩2*20-3-19
ひなた- ガト自由詩10*20-3-19
浅い春- 塔野夏子自由詩4*20-3-19
悲劇_喜劇_寸劇- こたきひ ...自由詩220-3-19
爽快な千里眼- ナンモナ ...自由詩3*20-3-18
寒の戻り- ナンモナ ...自由詩7*20-3-16

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