すべてのおすすめ
遠い日の転んだ時に見上げた空
また会えたね
昨日までの口紅が折れて
金床雲の灰色、少し分けて欲しいけど
ああ、元々はあなたの敗北感?
先割れスプーンの哀しさみたいに
何処まで行ってもスプー ....
大人になった気がしない
かと言って
子供でもない
何だかよくわからない
思い出せない
昔のことが
ほとんど思い出せない
思い出せないなら
なんで生きてるんだろう
思い出せないのに
 ....
夜は味気なく
だが
絶対的に


おれの残り時間を
砂時計の
ように
くっきりと表示する
嘘だろ
マジか
勘弁しろよ


詩を
書くときに
たとえばそれが
誰 ....
卵から孵った雛が、初めて見た太陽を母親と思い込むように、俺はあなたを好きになった。

中学二年の春、勝ち気な瞳をしたショートカットの女の子に出会いました。「サヨナラ」、その子と初めて交わした言葉で ....
夜明け前に目が覚めてひとり
時間の狭間に取り残されたような気がする
眠りの妖精は去り
愛と憎しみと天使のことを考える
日が昇るまでの時間をもて余して

暗いうちから起き出し
働き者のふり ....
ここは

いや

ココも

遺跡なんだヨって

たくさんの詩が

歌っている

世界には

あんまり多くの発表会がある

けれども

孤独はいっこう

うまりそ ....
「星くず」

しんだらみんな
星くずさ
だからそんなに
泣かないで



「雨」

いま
雨の音を聴いている
雨を書くとは何だろう
雨のもたらす心象(イメージ)を表現したい ....
ちいさく溝を掘って
きのうまで咲いていた黄色い花を埋葬する

名前を考えているうちに
いつのまにか旅立ってしまった
知らないうちに
抜け殻みたいに影だけが残った
通り抜けていったものは
 ....
素直さは美徳だろうか?

ねじれる事は本当に
悪徳か?

ちょっと世界を見てみよう

川はねじれて蛇行しているし

上空の気流も
蛇行して流れているよ

それに
ねじれた螺旋 ....
どこからも遠い、ここへ
千々の風に吹かれてたつあなた
雲のようにおおくの面影をうつす
あなたへと伸ばされる
わたしの影、暴きたてられた白き砂、
ああ今ここに在らざるひとよ

空はぽっ ....
二〇一五年十一月一日 「海に戻る。」


 ぼくはまだ体験したことがないのだけれど、おそろしい体験だと思うことがある。自分がどの時間にも存在せず、どの場所にも存在せず、どの出来事とも関わりがない ....
*

まず、赤いフタの大きなアルミ鍋に七分目まで水を入れ、中火と強火の間ぐらいの火加減で湯を沸かす。五分ほどすると、プツプツした細かい気泡が上昇し始め、水の表面が微かなプルプルに満たされるようにな ....
真新しいものの
誘惑に
戸惑っている間に
いつのまにか
すぎさられてしまうもの
春とはそういう事象
新しいノートや鉛筆が
揃えたくなる
鉛筆削りにたまってゆく
削りくずの香る ....
さびしくはないけれど
さびしくなくもないんだ

さびしさって
とても曖昧な気持ちのあらわれだと思うから
そう感じるのかも

青い空に
白い雲が浮かんでた
浮かんだ雲は流れてた

 ....
光に目を閉じ
闇を求める
そしてそれは
真の闇ではない
光を本当に失うとき
求めることなく
闇は
抜き差しならない
闇になる

人の目を避け
孤独を求める
そしてそれは ....
その辞書には意味が記されていない
ただ単語ばかりが延々と羅列され
一切の説明的言辞や背景や語源さえもが周到に省かれている
その辞書とは何かを
それを自然は
「世界」と位置付けている
何者 ....
魔法使いの呪文のように

自明 !

という一言で

日常の会話から
厳密な数学の世界まで

誰もがみんな
納得してしまう

自明とは
なんという素晴らしい

魔法の力を ....
もう、春

ユキヤナギの蕾も

いよいよ膨らみ始め

風もぬるい

連翹の

硬い蕾もそこはかとなく

黄の兆し

あまりに短絡にわいた

羽虫たちは

ふためきつ ....
最悪の悪徳。それを寿げ。すました顔で平然と血で汚れた手を差出すのだ。供物のように身を横たえよ、恐ろしい龍や番犬の牙に偉大にも身を捧げるため。そのようにして、いくつもの滅んだ帝國は歴史の溝に清らかにも棄 .... たぶん僕は悩殺よりも瞬殺派だ
まわりくどい締めゴロシよりは死刑が良い

ときどき趣旨を忘れたりするが
詩みたいなものを日記みたいに描く

僕にはまっとうな友達がいないみたいだ

アビー ....
前方不注意で迷い込んだ森で
僕の死骸は笑っていた

それが実に正夢で
私は確かに発狂している

もう望んでない
もう恨んでない
上澄みだけが
強がって

僕を守ろうとした
無意 ....
あんまり良い詩を書いちゃ心配よ

ウミネのおかあさんは言う
ウミネは
無花果の好きな島の男の子だ
ウミネは
時々
ひとりでぶらぶらと
白い砂浜にやってきて
波の音が
ズザザザァー ....
         - Der Traum, wieder


一瞬で、どんな夢だったのか忘れてしまうが

胸が潰れるような氣持ちのさなか目覺める

かたちのないもの

かんがえにな ....
文章の森に
本の生る木があった
こっちの枝には推理もの
あっちの枝には時代もの
てっぺん辺りに専門書
棘の節には官能小説
若芽には児童書
ある日のことである
その木に甘い砂糖のような雷 ....
朝6時、目を覚まして
ひとり、鏡に微笑むの
「わたしはきょうもげんきです!」
口の端引っ張り笑うんだ
「大丈夫、私は元気だから。」
所詮、誰も気づかないよ

いつもの電車
みんなやっぱ ....
ロザリーは十五才
廃業したスクラップ工場の敷地の外れで
ハーケンクロイツみたいなかたちになって転がってる
もう腐敗が始まっていて
あらゆるおぞましい虫に集られて喰われている
ささやかな雨 ....
「海をすてた」

海をすてた
いっぱいだったから
外に捨てた
外は広いから
海はしずくにみえた
にんげんが
外にいったら
ちいさすぎて
なんだかバカみたいだ
だからぼくは
ここ ....
3月 弥生 トロイメライ
春風 果てしなく 暖かい
坂の 彼方の 高台へと
ゆっくり 歩いていこう

月光チタンの夜を過ぎ
冷たい鈍色の夜を抜け
奈落と雪洞の夜を耐え
かねて
ぼくは ....
この命にはぬくもりがある
普段は感じないけど
強く感じる時がある

上手く言えないんだ
表現力ないしさ

毎日がややこしく過ぎて行くけど
それだって
そのうちに
ピリオド打たれるん ....
葉っぱが
ひとり遊んでる
くるんと
まるく
じぶんをすてて
も一度
ハラり
わらって泣いて
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7005)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
黙秘権- 妻咲邦香自由詩3*21-3-23
悔やみ方が分からない- 道草次郎自由詩3*21-3-22
理由などなく、欲望だけがある。- ホロウ・ ...自由詩5*21-3-22
刷り込み~緑色に輝く透明な空の彼方に・・・- 草野大悟 ...自由詩421-3-22
うすのろな生活- 無限上昇 ...自由詩421-3-22
生きてあり- 道草次郎自由詩321-3-21
ついーと小詩集5- 道草次郎自由詩6*21-3-21
未詩・ちいさな弔意- あまね自由詩721-3-20
ねじれて行こう_!- st自由詩621-3-19
くちづけ- 新染因循自由詩621-3-19
詩の日めくり_二〇一五年十一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩16+*21-3-19
スパゲティのための試論- 道草次郎自由詩6*21-3-18
春心地- ナンモナ ...自由詩4*21-3-18
さびしくはないけれどさ- こたきひ ...自由詩321-3-18
闇と自由と人独り- シホ.N自由詩221-3-17
「レ」- 道草次郎自由詩3*21-3-17
魔法の言葉- st自由詩521-3-17
もう、春- 道草次郎自由詩3*21-3-17
叛逆- 道草次郎自由詩5*21-3-16
所在- 梅昆布茶自由詩11*21-3-15
死骸- TwoRivers自由詩13*21-3-15
ウミネ- 道草次郎自由詩3*21-3-15
ひとでなし- 墨晶自由詩6*21-3-15
文章の森での出来事- 道草次郎自由詩4*21-3-15
嘘つきプラクティス- 月夜乃海 ...自由詩221-3-15
ロザリーはスクラップ工場の外れで- ホロウ・ ...自由詩7*21-3-14
ついーと小詩集4- 道草次郎自由詩4*21-3-14
トロイメライ- Giovanni自由詩421-3-14
この命にはぬくもりが- こたきひ ...自由詩321-3-14
葉っぱ- 道草次郎自由詩6*21-3-14

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234