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少なくともあそこを

こすりあわなければならない

悲しい生き物だ

いくら金持ちでも

胃のおおきさはバスケットボールほどもない

口も性器もひとつしかない

少なくともあそ ....
夏の夕べ
赤に染めぬいて
剥がれ落ちる太陽

燃えているのですか

綺麗な空の色
堕ちてゆく
ふたり

曖昧にうなずき
グレーを好み
ただ誤魔化しているだけの
わたし

 ....
痛みを渡してくれないか?
伝ってきてくれないか?
武器である我々に..


あなたは痛むと言う。


我々を振り回して痛むと言う。
我々に侵され痛む痛むと言う。


 ....
蝉が地中から羽化のため
適度な葉の裏を目指し
白からそれぞれへ色付きを待つ
果実でもないくせに
ジッと動かず
負けず殺されず
祈る機能は皆無でも

ああ、黄昏ている
ああ、黄昏ている ....
この世界の仕組みは
被造物に表れる

花が枯れたあとに種子を残すように

この世界が散った後
新たな芽を出すであろう

by f
怒りがあふれる
抑えられない憤りに
躰が震え 拳をぶつける

怒りのエネルギーを
掻きむしり叩きつける

すべてが怒りだ
わなわなと震えている

抑圧してため込んだ
死の力が爆発 ....
僕は竹輪が大好物で
性格も 真ん中がからっぽで
夏場は風通しも良いが冬は寒い

いまだに大好きな彼女には文無しの飲んべえだと
思われているのだが残念ながら
ほとんど当たっているのでとても悲 ....
 夜のテラスに薔薇が咲く。
 花びら、それは鮮やかな血の滴り。
 消える事の無い悔恨だ。
 それは私らの繋がりにも似ている。

 夜空に瞬く星々はじっと見つめる目の玉だ。
 恐るべき幻 ....
母は恐怖のただ中で
私を身ごもり
恐怖と共に私を生み落とした

空には暗雲が立ち込め
灰色の風が吹きすさび
恐ろしさの中 
母の乳首をくわえていた

震えていた
恐怖のただ中で母に ....
昼に蒸された夜の町あかり

花火のあとのような煙や雲

おまえはスーパーに駆け込むのか

ならばおれと食事に出掛けようよ


お祭りあとの夜道にひそむゆらゆら

降りもしない雨の ....
つなぐことが
できない者の
孤独と生滅

たくすバトンを
持たずして


つながることを
恐れる者の
羞恥と隠遁

網の目の中
失われ


つながれている
罪ある ....
日々闘う孤独者よ
あなたは誇り高き戦士
あなたは孤独者を忌み嫌う幾多の聴衆の黒い嘲笑と闘い
あなたを堕落させ狂乱の傀儡にせんとする生煮えの蠱惑に耐える

あなたは元より孤独を友とし静寂を伴侶 ....
習字が変だった
その習字を止めると
さらにへんで
ロバのドンキーや
ロバのロシナンテと
邂逅する

へん(恐怖)から逃避して
父にパチンコ屋に連れて行ってもらうと
鵜の国が近くの貯水 ....
本質は本質として朽ちていき、装飾や細部にこそ神は宿るのだった。仕事は論理によって組み立てられた城であるが、その堅固さを基礎づけているのはむしろ至る所にある建具の装飾なのである。龍の形をしたり雲 .... あの日僕らは
夏をいっぱいに浴びながら歩いていた
中空を惑星のようにめぐる虹色の夏の果実を
気ままにもぎとっては
かじりながら歩いていた
ふと蝉の声が途絶えたとき
目の前に幕があらわれた
 ....
悲しくて 悲しくて
こころ しずむ朝

ひとみは弱り果て
太陽は光を失った

ただ詠う
こころのままに

あふれる涙を
掌ですくい
みつめる

真面目に生きてきた
それがわ ....
しろく燃える膚のぬくみに
なぐさめられる
ほどこしようのない夜も
あかつきには埋もれて
身体で濾過をする
そむいたところから
咲いてゆく
花のにおいは
もう
饐えている
 ....
ちいさな日々がつみかさなってもやはりちいさな日々に
蓄積や安定はたいせつなものだが固定されたくないともおもう

前進とは終焉にむかうことなのかもしれないけれど
ビージーズも人生はレースではない ....
夏に投げ出された一冊の本が響いている
怒りでもなく哀しみでもなく喜びでもなく
ただ一冊であることの響きに満ちあふれている
本は活字の結晶として
この夏の暑気により一層硬くなる
これ以 ....
この夏の澄んだ空気の中、あなたの墓前では、存在が、歴史が、社会が、人生が、すべて源泉に遡っていく。存在は素裸になって積み上げられ、歴史はその体躯をいよいよ明らかに投げ出し、社会はその緊密な構造を再 .... 夜半の馨を残して
朝焼けは落ちてゆく

頬に残らなかった
昔日の跡を眺める

三面鏡の奥で波紋が広がる
優雅な尾鰭が翻る

昼下がりの葉の翳り
白昼夢に耽溺し
蝸牛が休んでいる
 ....
わたしは座っている。

冷たいパイプ椅子
背もたれなんかはある。



パイプ椅子の周りを
背もたれの周りを
わたしの周りを

ぐるぐる回りぐるぐる回る

 ....
反旗を翻すと
狼にごみが付く
子連れ狼は去って行くが
最近眼鏡の洗浄液を
けちって居て
少し汚れた視界に映る
子連れ狼も反旗を翻す
子連れ狼の
二回の轟音
カラオケで少し目が潤んでい ....
結びつけること

束縛であろうとちいさなゆびきりであろうと
いつもばらばらになろうとしているものを
とどめようとするきもちがすきなのだ

水引って結んであるでしょ
封印でもありたんなる飾 ....
愛をもたない人形のように
冷淡で詰まらない男

観念世界の海を漂い
非現実をいきる

ぬくもりを抱きしめることもなく
暮れてゆく日々

ザクロのように割れた心から
赤い血が噴き出し ....
蚊取り線香の匂いが好きだと
誰かが言った

すごく落ち着くんだって
わかる気がした

猫を抱いて
庭先で蚊取り線香を焚く
とても静かな夜

長い間忘れていたその匂いを
思い出そう ....
たったひとつの巨木が
萌黄の葉を緩やかに
揺らしていたとしても
これらは夏風の断片ですら
あるのかもしれない

たったひとりの少女が
涙の雫を静かに
流していたとしても
これらは希望 ....
300万もの脛毛の荒野
300万もの脛毛の荒野
300万もの脛毛の荒野

酸っぱい空気充ち満ちていた箱たちが
汗だくの肉溜まり又は骨皮を閉じ込めていた箱たちが
その重い戸をついに封しきれな ....
あの子もこの子もエイベックス
毒だな毒を流すドクトリンだ
ローション相撲を差し置いてからに
アーナンダコーナンダ

平方根の臨む未来
もう忘れたスーパーダイナマイトソウル
白發中を百万枚 ....
いつか完成するだろうか
あばらの中のいくつかの空洞は
満たされて、微笑んで眠るだろうか

脂肪に埋もれる柔和な女になれるだろうか
昔は違ったのよ
と笑って言うことができるだろうか

抱 ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7486)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 吉岡ペペ ...自由詩117-8-5
それは空- 星丘涙自由詩2*17-8-5
。。爪や牙だ..- 幽霊自由詩217-8-5
禁じられた玩具- 秋也自由詩1*17-8-5
世界が滅んだ後は- F.philogist自由詩1*17-8-5
正体- 星丘涙自由詩3*17-8-4
竹輪のうた- 梅昆布茶自由詩12*17-8-4
形象- ヒヤシン ...自由詩4*17-8-4
原点- 星丘涙自由詩3*17-8-4
夜の町- 吉岡ペペ ...自由詩917-8-3
不条理のひとすじ- シホ.N自由詩217-8-1
孤独者の歌(詩+イラスト)- ふるる自由詩5*17-7-31
へん(めんどりでは無くて)- 間村長自由詩417-7-31
三十五歳- 葉leaf自由詩417-7-31
夏の至聖所- 塔野夏子自由詩11*17-7-31
冬になれ- 星丘涙自由詩3*17-7-30
みずうみ- むぎのよ ...自由詩517-7-29
とっても小さな日々- 梅昆布茶自由詩1117-7-29
夏日- 葉leaf自由詩117-7-29
源泉- 葉leaf自由詩117-7-28
御使い- 黒崎 水 ...自由詩517-7-28
まぁ..。60の音。- 幽霊自由詩217-7-27
子連れ狼- 間村長自由詩12*17-7-27
水引- 梅昆布茶自由詩12*17-7-26
ザクロ- 星丘涙自由詩7*17-7-26
花火- ガト自由詩10*17-7-26
真夏を過ぎてゆく悲しみの向こう- りゅうの ...自由詩417-7-25
現代詩「恒心」- 渡辺八畳 ...自由詩217-7-25
新しいテキスト_ドキュメント.txt- No.305自由詩117-7-25
女のすてきなあばら骨- 田中修子自由詩15*17-7-25

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