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わたしは詩人じゃない
わたしは詩人じゃない
わたしは詩人じゃない
わたしは、
、聲を殺して呟いてみよう
すると
ほら、
砂埃をかぶった
詩人のほうからやって来たりして



 ....
猫って、美しい?
ビン、と伸びたお髭?
ピンッ、と天向いたお耳?
月のない夜に
恋人求めてミャアミャア啼く声は
お世辞にも美しい歌声とは
いかないけどね、

わがままっぽいけど
 ....
けして
ヨーイどん
からは始まらなかった

人生のコース
なのにどうして
競争しだすんだろうな

人間って生き物は

て言うか
何かと人と自分を比較して

差が開いていると
 ....
鎖に繋がれたオスの犬
どこからかあらわれたメスの犬

二匹は発情していた

日は山の向こう側に沈んで
家もその周辺も黄昏ていた

小学校の終わる頃だったか
中学校に入った頃だったか
 ....
名残りおしそうに
山々を赤黄橙に染めながら

秋が去ろうとしている

いわし雲を飾った
高く澄む青空の舞台に
赤トンボが舞い

やがて北風が
冬をつれて来るまでの

ささやかな ....
問い返すたびに僕が増えてゆく
ジミヘンのファズノイズでもあるまいに
あるいはピンクフロイドのエコーズ

探す程に海は深く遠く風ばかりが吹いている
僕のこころの荒涼が優しく増殖してゆく
 ....
苦行とは、なにをもって苦行にも値するのだろうか
ほんとうの苦しみとは如何なる場合を指し示すのか
またよろこびとは、救われることのみにおいて真実なのだろうか。
他者とは己自身とは

何気な ....
紅茶山に陽が隠れて
キャンプを張るには少し肌寒い夜だった。
焚き火の根元をいじってるとムスコが問いかけてきたのだ。
(ねえ、法王様と天皇様ってどっちが偉いの?
枯れ枝で炭の棒を探る、こすり ....
が、
歩いてゆく。
こんな靄った空の下でも。

愛していたのだろうか、

幽霊が、
傘もささずに歩いてゆく。
もちろん、傘なんてさせるはずもない。

が、
愛していたのだろうか。 ....
悲しみだけが
おれの人生なのさ、とか

くっだらない
愚痴こぼして、

ホントにそうなの?
そこにあたしは、いないの?

忘れてもいい不幸なんて
いっぱいいっぱい、あるよね ....
雲梯にぶらさがっていた君たちは
いつか僕の子供でも仲間でも家族でさえも無くなって

風はきっと順番にあらたな名前を生み出してゆくのだろう

忘れ去られる恋人達にもせめて懐かしい墓碑銘を
そ ....
知らない誰かが亡くなったから
道端の電柱に黒枠のお知らせが貼ってある

そんなの見るたびに
自分の生存をあらためて
認識するんだ

今日の朝食は何を食べたんだっけ
そんなの直ぐに思い出 ....
夕暮れの梢は影絵になって
本に綴じられるのを夢見つつ
黄昏に黄昏られなくなった
昭和の人を慰める

今朝は霧が深かったが
あの夜とちがって私を不安にさせない
霧の配慮だろうか
舐めて ....
Zippoで点けてくれた誕生日ケーキの火。
あの人の寿命が縮むなか、僕は健やかに成長した。
真っ青な大空
太陽がかんかんと燃えてやがる

やたら眩しいから
ためしにこの手でえぐり抜いてやりたい気分さ

この世界はあらかた人で埋まってしまったけど
人間って奴は息づかいが荒いよ
 ....
旅は
どこまでもいつまでも
途中でした

いく先々で
四苦八苦が犇めいていました
喜怒哀楽も有りました

旅は途中でした
風光明媚は見当たらなくて
路上には
残酷や悲惨が転がって ....
自転車をこいで
急に
思い立って夜の
街中の観覧車を観に行こうと思った

眠れなくても微笑んで
夜の遊びでも
するかな

街も
眠らないのなら



コンビニは
24時間 ....
背を追われ
背に従いて
青い群れのなかをいく

ゆうべ泣いた
白い顔を伏せ

青い群れのなかをいく

なつかしい
あなたの声にも
少年の顔でふりかえることは
もうない

青 ....
この世界は
空間に
時間を加えて
3.5次元だけど

2次元の平面に
閉じこめられた

3.5次元の世界の情報は

ブラックホールの
エントロピーからの
贈りもの

「ホロ ....
{引用=  夜になると訪ねてくるものがある 尾形亀之助}


それは聞いたことのある話だ

よくある事なのだろう



 赤い毛布に{ルビ包=くる}んだ身体を横たえ

 {ルビ泥 ....
書き溜めたポエムを
彼女たちは読みっこ
恋もしたことないのに
恋のポエムをドキドキしながら
読みっこ

ハノイの広場にて


ソクラテスが恋人と語っている
胸の高鳴りを抑えなが ....
いつか何処かで
人は誰でもその身体を無惨に千切られて
灰にされて
風に飛ばされる

そんな
ご不幸を
御愁傷さまですと
何度も見送ってきた
けれど

いつかはきっと
御愁傷さま ....
その呪いの
暗い
ほんとうをしっている

赤い血のゆめを吸い込んだ少女
街をさまよう顔のない亡霊

聴こえない声が
君の名をよぶ気がする
しろくつめたいガードレールは
 ....
木立の間にはkたちがいて、
秋の陽のいっぽんの光線を見つめている。
アクビばかりしているけれど、
朝焼けだか、夕焼けだか、
それがわからない。
光線の中にはオレンジ色の微粒子が、
血球 ....
痛覚レセプタ

ちょびひげのおじさん、今でもフィルムの向
こうから笑わせてくれる。拳を振っている。
誰もの幸せのために戦っている。そのときに、
必ず痛くなるものをさらけだしている。 ....
ゼロから始まるモノは何もない
と言う定説

一から始めなくてはならない

一夜の夢にあらわれた少女は
一糸纏わぬその身体を
幻想の寝台に横たえている

その乳房
その乳首
股間に ....
街は、君のことが好き。
しんけんに、
みあげればみえる
幾百億、幾千億の銀河系の
白いカタツムリ状の渦巻きたち
星雲と名乗る用意があるものたちです。

街の灯がなんだか深く
ア ....
 僕の薪小屋に雪がふったよ。照り返しがまるで白夜みたいだ。あの夏、ねえさんは船着場から太陽を見ていた。そんなに遠くにあるものを見ていて、どうするのって、僕聞いたんだ。そうしたらね、
「太陽は遠くなん ....
うわっ。だめだ。
月曜日って毎週、けっこう辛かったりするけど
今日はちょっとマジメに辛いわ。

まぁ、
誰も悪くなくって、
わたしひとりが悪いっちゃ悪いんだけど。

なら、
 ....
薄暗い町になり
日も落ちないうちに
車はライトをつける
年季の入ったシャツは
悲しみを吸い込む

雨はスカイダイビング
それも一斉に
真っ直ぐに
特攻隊のように

果たしたかった ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7486)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩人じゃない- アラガイ ...自由詩9*19-11-26
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だめだったので、なんとかしなきゃね- 秋葉竹自由詩419-11-18
薄暗い町- mmnkt自由詩319-11-18

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