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夏の暑い陽射しが照りつける道を、大量の汗を滴らせながら、ひとり当てもなく歩いているような気分だ。数え切れないほど大勢の人が存在していて、それぞれが勝手な思惑を抱いて犇めきあっているようなこの世の中で ....
詩誌「あんど」8号に掲載された井川博年氏の「期待しない ――若い詩人への手紙のようなもの」と題する文章は、これほどまでにひどい文章を読んだのはいつ以来であるか思い出せないというくらいにひどい、長年に ....
忘れる。人だとか物だとか、さまざまなものを人は忘れていく。今日を生き延びるために、無理矢理にあるいは自然に、忘れていく。だが、その一方で、忘れないでいるという選択もある。かつて一緒にいたけれどもいま ....
あ、あ、あ、剥がれ落ちる、私の細胞(たち)。
表面から落ちて、汚物(のようなもの)とし
て扱われて、泥の只中に乾いた破片として落
ちる。夏は天動説。私をめぐるうつし世がぐ
るぐると回る。醤油じ ....
詩のことについて考える。自分が詩を書いているということについて、その意味を考える。詩を書くことに意味はあるのか? あるといえば、ある。ないといえば、ない。はっきり言えばよくわからない。だが、自分が詩 ....
以前から思っていたのだが、恋愛というものは詩のテーマにするにはあまりにも難しいものではないだろうか。それなのに、やすやすと恋愛をテーマに詩を書く人が多いのは、僕にとっては疑問である。恋愛詩を書くのは ....
おまえがほんとうのことを口走る度に
鳥の翼から羽毛がぬけ落ちる
世界はやせ細り 目に見えるものすべてが
絵に描かれたものとして溶けてゆく
たとえば可哀相な妹が
人に知られぬ速度で後退する時
....
モリマサ公さんの岡部淳太郎さんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
悪意の在り処
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
6+*
08-9-6
記名の呪縛
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
9+
08-3-22
忘れること、忘れないでいること
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
16+*
06-12-27
細胞(たち)の夜明け
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岡部淳太 ...
自由詩
6+*
06-9-10
平準化する世界に対抗するために_——池袋ぽえむぱろうる閉店に ...
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
12+*
06-5-7
恋愛詩の可能性
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
17+*
06-2-18
世界の別名
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岡部淳太 ...
自由詩
33*
05-12-19
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