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発売まで指折り数えたCDを
ようやく手にして
するするセロファンを
むいているときのときめきは
リンゴを倍速でむいているみたいで

ポンと
再生ボタンを押すと
さらに加速度を増して
 ....
すぐさま起きる月夜の晩に
指の隙間から 月光浴

後ろ向きに着けた 狐の面
太鼓の音で 起きそうだ

硝子玉のような林檎をほおばり
ユラユラ泳ぐ金魚は 紙の上で跳ねた

よつゆに濡れ ....
時の泉に 群れ飛ぶ月の 彼方
のべる腕 さしだす酷に くれて

守る いわれのない 裸の花
晒し 望む 天の 枕木

はしり 散らす 吐息の杖
くぐり 舞い戻る 夜明け
願うことは
罪ですか?

あなたがすき
あなたがすき
あなたがすき

願うことは
罪ですか?

わたしのしあわせは、あなたのしあわせとは違う

しあわせになりたい

そ ....
目蓋に浮かぶのは 淡い光
脳裏に浮かぶのは パソコンの残照

会社から帰ると
バスタブよりもベッドよりも
まずはソファに沈みこんでしまう

ストッキングを脱ぐと
両脚が渇きを満たすよう ....
真夜中眠れずかぞえた羊
眠ろうとするほどに増えてゆく

小さな柵をとびこえて

いつしかそれは羊ではなく
羊のようなものになって

やたらと足が長かったり
やたらと顔が大きかったり

すっかり見とれて ....
理科教室のカーテンの陰
ビーカーに入れられた
子供の悪戯とクロッカスの球根
こっそりと 育つ日々



昼の太陽 夜の月
揺れる隙間から漏れる
光りの栄養を貪りながら
薄情な薄明か ....
シュレーディンガーの仔猫たちは
母を捜して彷徨っていた、
小雪ふる池のほとり、
量子の石榴をもとめる彼女は、
仔猫たちをみつけるたび貪った、

死ね、
さもなくば生きろ。
いつもの時間に
スーパーのプラスチックの袋を
振り回しながら
その女の子はやってくる

道路に落ちた吸い殻を
熱心に拾い集めていく

この寒空の下に
しかも素手で
そして左 ....
無理難題を あげて
彼女が 仏門に 入るという
魔女だったのに

三味線を 奏でる 指が
笑っているのだ
だが それは 数年前の事
私に 指は 生活と 音だけのもの

仏を 愛した  ....
私は何も無いものを持っている


全て捨てさってしまった日から
いったいどれだけの月日が流れただろう
空っぽになることで満たされたのは
きっと悲しみだったはずなのに

いつの間にか
笑うことができるよ ....
今朝書き終えたばかりの
手紙を紙飛行機にして
あなたへと向かう
風を探している

雲ひとつない晴天の空は
太陽の傾きが眩しすぎて
方向を示すものが
見あたらない

そこへ向かう風は ....
  

もう自分の場所に
やすらぎがあるので
という理由で
前に進むことを停めた友へ


アガー整骨院は
久茂地交差点の近くにある
それは痛いという意味なので
痛くなったらおいで ....
いったい誰がどうして落としたのか
道端にポツンと淋しくひと袋
飽食なこの国の片隅に置き去りの
真っ白な「えのきだけ」
その宿命をまっとうできないまま
秋風にさらされて
さぞ寒かろう さぞ無 ....
(またぁ〜?
鼻声でぼやきながらも
まだ真っ白いきみは
名を呼ばれれば起き上がる

腹筋に力をこめて身構える僕と
わずか三行で寝付いた妹の間を
髪を揺らしながら
へこまし、へこまし
 ....
1.僕が許せないこと

僕のお菓子を食べること
知らない誰かにメールすること
時々黙って家を空けること


僕は君を愛している
世界で一番愛している
だから僕は君を許せない


 ....
僕は夢を見ていた
それは長い長い夢だった
夢の中での出来事
僕はその全部を覚えてる

もうすぐ朝日が昇る
それは僕が望んだ事のような
それは僕が望んでいなかった事のような
夜は朝日が昇 ....
この体の中 真っ赤な血が 堕ちてゆく

 シアワセな夢よりも 最低の悪夢に
 与えられた愛よりも 報われぬ恋に

この体の中 狂気の花が つぼみをつける

 蒼い満月は 意味深な歌を
 ....
穏やかな春の陽光がイトオシク感じるようになるころ
青年時代という果実は爛熟のときをむかえる。
熟しきった果実が無様に地上へ落下することを惨めに思いおそれおののく者もいれば
落下し、ぐしゃりと潰れ ....
ぼくには人間であるという誇りがあって
なんにでもかんにでも
名前をつけて
上か下か
いいか悪いか決めてしまう。

ぼくより正しい者などいるわけがないかのごとくふるまい
現実とぶつかりくし ....
津波が 津波が

消える ああおぱsjf

ありysgほ

あrふぁあrtfあkfkごさ

振るので
私は 傘を 用意した

sdfかろ^−えw

skりあせら@

1 ....
日溜まりの青空でダンスを踊る君は
或る日
突然
斑模様の水面となって
5番目のドアを叩き続ける
まるでドラムのように
5番目のドアを叩き続ける
まるで魂の叫びのように

自分が何者な ....
 風通し悪い部屋
 北窓の部屋

 たばこで煙ってる部屋
 ぼくが途方にくれてる部屋

 新しいベッドがきた
 寝心地はいい

 なんでも人や物のせいにすることは止めた
 時間をま ....
唇が着くか着かないかくらい
斜め右から見るあなたの顔が好き

嫌なのは嘘ともつかない
稚拙な言い訳をする瞳の大きさ

背中を掻く時のあなたの顔は
母を困らす時の父の顔にそっくり

最 ....
服を着た悪魔 身を乗り出し覗いた先
ずぶ濡れの女がひとり歩く先に断末

声もなく花もなく ただただ枯らし泣く
気にすることもなく 過ぎる目の前

握りしめたポケットの中の最後の言葉
命を ....
つめたい指をしている 
と あなたは言って
ふたまわりほど大きな掌で
包みこんでくれた

ゆきうさぎの見る夢は
ほのかに甘い想い出ばかりで
わたしは人のぬくもりに
慣れていないから ....
このはれた
けれどもとてもさむいひに
うみにあらわれたはまべで
きみというこどもは
いたずらをくりかえす

うみねこたちがなきながら
きみのいたずらをみている



きみがした ....
ぼくはヒトリノ人間だ

ぼくは世界を平和にすることはできない

まして世界を地獄におとしいれることもできない

これ以上でも以下でもなく

ただ普通なだけだ

そう人一人救うことも ....
「ことば」は
「言刃」ではないから
「刃」で人は救われない 
凍てつく孤独は
癒せない

あなたの心が温まるように
言の「葉」集めて
焚き火をしよう

若い葉 枯れた葉 落ちた ....
やりたい事がある
でも考えてるうちに面倒くさくなって
結局何もやらない


やらなければいけない事がある
自分の能力は分かっているから、逆算してギリギリまでやらない
結局間に合わない
 ....
阿麻さんの自由詩おすすめリスト(1003)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
つぼみの風- まほし自由詩13*06-1-15
狐の面と指の隙間から花火- maumi自由詩1*06-1-15
の_あと- 砂木自由詩9*06-1-14
I__wish__for__my__happiness.- 逢坂桜自由詩4*06-1-14
アナログの月- まほし自由詩8*06-1-14
真夜中の羊- ベンジャ ...自由詩4*06-1-14
花監禁- 千月 話 ...自由詩14+*06-1-14
量子と猫と鬼子母神- 佐々宝砂自由詩10*06-1-13
*まど*- かおる自由詩5*06-1-13
魔女が_仏門に_入るとき- 奥津 強自由詩5*06-1-13
I_have_nothing- ベンジャ ...自由詩4*06-1-13
風便り- LEO自由詩13*06-1-12
連音/ほうげんふだ- AB(な ...自由詩806-1-12
えのきだけ- 佐野権太自由詩7*06-1-12
かすがい- 佐野権太自由詩5*06-1-12
ビフォーアフター- 恋月 ぴ ...自由詩13*06-1-12
目覚め- 和泉 誠自由詩3*06-1-12
あたしの中のベティに捧ぐ- スイレン ...自由詩106-1-11
第二章- 七尾きよ ...自由詩1*06-1-11
ぼくには- 七尾きよ ...自由詩2*06-1-11
薬中乱文- 奥津 強自由詩1*06-1-11
5番目のドア- 恋月 ぴ ...自由詩15*06-1-11
ヘルプミーしてえなぁ- 炭本 樹 ...自由詩906-1-11
好み- maumi自由詩3*06-1-11
身代わりの羽花- maumi自由詩1*06-1-11
ゆきうさぎ- 落合朱美自由詩23*06-1-10
このはれた_さむいひに- 岡部淳太 ...自由詩13*06-1-10
ローテーション- こめ自由詩106-1-10
灯火- アマル・ ...自由詩6*06-1-10
ダメ人間のひとりごと。。- Honesty自由詩1*06-1-10

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