すべてのおすすめ
冬将軍がタクトを降ると
勘太郎達がくさびを打ち込んでいく
☆ の瞬きが
とげとげのくさびに跳ね返されて
キラキラと透き通る

今年の冬のピンボール大会は
盛況だった模様
夜空は ....
闘え洗濯機!。

三時のおやつはケンタッキー。
おさるの籠屋はモンキッキー。
カラスが泣いたらウッキッキー。
カツラがずれたらウッシッシー。

羽ばたけ蠅叩飢。
 ....
旦那に浮気され離婚して一年
一緒に暮らし始めて3ヶ月の妹が

「あたしなんか死んじゃったほうがいい」と泣くので
「死にたいなら死ねばいいじゃん」といったら激怒された

死なれたらこっちは死 ....
うたを綴る
ひとつ ノォトに
うたを紡ぐ
ひとつ こころに
今日の言葉を装い
明日吹く風を纏う

雲に似て
恋に似て
刻々とかたちを変えるその憧憬を
留めるため

小さな引き出 ....
好きこそものの、
あはれなれ。
あわれあはれな、
好鬼がいる。












           了。
のばすほどに
ゆわえられた 微々

遠ざけて
きつく 咎めた
まつげ

のせられて
こぼれ 破れ

仕返しに なれない

切る たびに
つつみ くるまれる 微々
私はその日かごの中にいました
かごの中には私だけしか
ありませんでした

次の日も
私はかごの中にいました
次の日も、その次も
あまりにも
そのようなことが続くので
私は悲しくなりま ....
明日を、呼ぶ言葉は
失われてしまった
先程くべた小さな薪が
二人に残された最後の言葉

炎を囲んでいるというのに
横たわるこの夜の湿気は何だ
天赤道上の星の名を詠んでも
横たわるこの
 ....
  (本日の天気・九官鳥曇り)

天気予報士が少しくぐもった声で言った
昨日の予報では
(スズメのち晴れ)
小さなさえずりは 集まって
高音と 空へ抜ける
清清しい朝に撒き餌して
集ま ....
本当にその人のことを
思っていたと言うのなら
何も僕のために
忘れることはない

その人も
かの人も
君の心に刻んで

君が愛した人たちは
僕の魂に出会うための
君の道
僕にた ....
春の種をまいたら
水をあげよう

すきまなく潤してゆく
ぎんいろの雨が

わたしの窓にも
あなたの窓にも

芽吹いた想いも
大きく育ちますように
冷え性だからか
この頃、心も凍ってしまったかのようで
溶解温度は何度位だろう
変温動物に変身完了していたのかな
冬の厳しさと一緒に空虚に陥っている
花は咲くのだろうか



     ....
夜明け前に呼吸が足りなくなって
遠い地名を呼びながら目が覚める
ほんの、少し前まで
そこにあったはずの夢に
花を、植えたい
声の鳴る丘、霧降る峠、新しい駅の三番線
いつか出会ったような
 ....
   





例えば人が硝子だとする。
だから人がレンズだとする。

屈折するひとりが見る世界は、
どんなだろうか?。

では、
もうひとりがいるとする。
だから、
 ....
寒空の下
風に吹かれ
飢えと
渇きと
もう生きていてはいけないと
説得されても
首を垂れ
ぼろぼろの花弁を開き
咲いている
紅い花
もうお仕舞いなんだよ
もう待つ人は来ない
来 ....
あなたをおもうとき
僕は
思う ではなく
想う を使いたい

「相」と「心」で「想」の字
相は「あい」であり「合い」
そして「あい」はまた「愛」である
互いの心でおもうことが
「想う ....
そろそろと気配が生まれてくる
(春の音 春の音)
さらさあさ

今日は曇りのち雨でした
しっとり雨水 雨水

夢でも見ているのでしょ?
ええはい

鈍色の季節にたつ 青く震える幽か ....
{引用=




激しい風もやんでしまえば
ほっこりほっこり 春の夜空
 過ぎ去ってから わかること
 あれはやはり春の嵐だったのか
 冬のルシフェルも 今はまどろみの中
 しばら ....
じじとばばとぽぽと言うウーパールーパ型山姥が
漆黒のマントを翻し
鈍色の深鍋を掻き回している

薔薇色の身だしなみをひとつ
二枚舌のごまみそ髄をふた掴み
四角四面のしゃちこ蝗の規律 ....
冷たい雨の暗がりが
ぼんやりと寂しく誘う
私を溶かし込むには
ちょうどいいおおきさで

ほほにつたう
みぞれの砕けた{ルビ飛沫=しぶき}
雲からはぐれた
それも孤独

  いいわけ ....
もしも許されないなら 
この瞳を抉り出して捧げますから
貴方の薬指を飾る石にしてください
 
蝕まれてゆくのはいつも正常な意識ばかりで 
何かを伝えようとするたびに奥歯が軋んで
上手く ....
君の言う単なる恋愛に
僕は幾度となく涙を流してきた



君の言う単なる恋愛に
僕は幾度となく命をかけてきた



なぜなら
そこに世界で一番大切な真実があるから



 ....
吊っていた管に
私の血が流れ

立っても
座ってもいない
赤い液に

ほんとに支配しているものは
いつもは みえなくて

体から離れた時だけ

錆びる 舌先
うわずる 耳
人生を
長い坂に喩える人がいる

きっと僕もその長い坂にいるのだろう
どのくらいの地点かはわからないけど

どうして登るの?
と聞いてみたくて見渡した

登山家みたいな人が近くにいた ....
川沿いに歩いて ようやく
国道まで出た
ぼくたちは、しばしば
夜を迷う
ぼくたちには靴がなかったけれど
それはたいした問題じゃなかった
歩くべき道を
さがすだけの、夜を
迷っていた
 ....
どんな音楽を聴いているの

なんだって良いんだ、ほんとに

その時に心地よければ

歌詞に耳を傾けるタイプじゃなくて

音とリズムに乗っているんだろうな

カラオケ好きでも ....
【運転室】

ミステリーツアーの
ほんとうの行先は
汽車の運転手さえ
知らない
 
行先はレール任せなので
運転手は楽譜を前に
指揮を振っている
振りをしているに過 ....
空を見つめる多眼の赤目
人はそれを畏怖し跳ね除ける

何をしたわけでもなく
何をするわけでもない
その赤目を忌み嫌う

嫌われても
嫌われても
微笑む赤目に
ただ一つだけ守りたいも ....
君の残した想い出は
遥か遠く浜茄子咲く北の国で
いつも優しく眩しいほどに輝いて
ここまでおいでと僕の名を呼んでいた


君の残した思い出を
僕は今超えようとしている
越えることなんて考 ....
いちいち考えるのも嫌な程
空の色は日々まちまちだから
季節という単位はいい
そして新しい春がやってくる


まだ外は寒いのに
窓は全開のまま
ビー玉のような海
煙突は禁煙しない
 ....
阿麻さんの自由詩おすすめリスト(1003)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
*とげ*- かおる自由詩5*06-2-23
「_闘え洗濯機!。_」- PULL.自由詩8+*06-2-23
ノー- モリマサ ...自由詩11*06-2-23
うたの肖像- 銀猫自由詩18+*06-2-23
「_き。_」- PULL.自由詩4*06-2-23
- 砂木自由詩8*06-2-22
空になりたい- 夕凪ここ ...自由詩10*06-2-22
君は、季節をはずれてしまった- たりぽん ...自由詩11*06-2-22
あぁいを_叫ぶ!- 千月 話 ...自由詩12*06-2-21
蒼い蜃気楼- アマル・ ...自由詩4*06-2-21
空のジョウロ- LEO自由詩11*06-2-21
*ひたひたと満ちてゆく*- かおる自由詩4*06-2-21
花を植えたい- 霜天自由詩1406-2-21
「_屈折した火曜日。_」- PULL.自由詩9*06-2-21
紅い花- チアーヌ自由詩206-2-20
おもう- アマル・ ...自由詩7*06-2-20
冬の雨- こしごえ自由詩12*06-2-20
嵐は_春の…- まどろむ ...自由詩3*06-2-19
*三日三晩*- かおる自由詩7*06-2-19
傷、いとしく- たりぽん ...自由詩10*06-2-19
破綻- 落合朱美自由詩22*06-2-19
ラブレターを書きつづけた男の遺言状- 恋月 ぴ ...自由詩32+*06-2-19
ざらざらと_した- 砂木自由詩10*06-2-18
長い坂- アマル・ ...自由詩906-2-18
朝の方へ走ってください- 望月 ゆ ...自由詩25*06-2-18
*いまどきの*- かおる自由詩4*06-2-18
MAGICAL_MYSTERY_TOUR- まほし自由詩15*06-2-18
赤目の蟲- maumi自由詩1*06-2-17
ミラーハウス_(K.Mに…)- 恋月 ぴ ...自由詩18*06-2-17
アメリカ_2- 便乗鴎自由詩9*06-2-16

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34