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こたえ
みえてる
かいわのなかで

からわらいして
たばこふかして

めじりをかいて
あしくみなおして

まどからみえる
そとのけしきは

どこのだれにも
わかりやすくて
 ....
ぼくは詩人

美しいものを感じるとき
それは幸せが生まれる瞬間

今日もまた

朝の散歩をしていると
小鳥に出会いました

近くの木に止まっては
綺麗な鳴き声でさえずる

こ ....
濡れはじめた空が
歌をくりかえすのに
私はピアノを弾けないでいる
雲が沈み雨音が遠くなり
やがて射しこむだろう光に
伸びた髪をさらす
地上が反転する雫のなかで溺れる
鳥の影が風に波打つ
 ....
きのう
夢の中で
誰かが死んだでしょう?

ボクの夢の中で
毎日
誰かが死んでいく
君はそのことを知っている
それは
君が仕組んだことなの?と
おそるおそる聞いてみる
ひ・み・つ ....
君の口付けを
夢見た日々は過ぎ
思い描いた風景は巻き取られる

新しい大地が現れるわけでもなく
羽の生えた女が
降臨することも笑い話でしかない

捨てられた世においては
布切れに女 ....
早速、ゴルコンダをググったら
ゲっ実際に存在していたのかよ

何だよ?1512年-1618年まで
ムガール帝国がイスラム教を
統一した時滅びたようだけど

近世デカン東部にあった ....
博士が遊びに来た
難しい話と
難しくない話を
わからない比率でしていった

翌日、
明日遊びに行きます
と届いた博士からの手紙には
二日前の消印が押されていた

お待ちして ....
ぼくは詩人

1つのものを
いろいろと考えることは
自分自身を映しだすものかもしれない

今日もまた

朝の散歩に出かけた

青く澄みきった空
綿あめみたいな白い雲

ぼくは ....
ギガバイトのうねりのなかで
わたくしの三半規管
忘れない 忘れたくない
あなたの 優しい こえ


花蜜から花蜜 あまりにも
気まぐれ過ぎる あなた
プラトニック と プラスチック
 ....
窓がない

この場所は

なま温かい

スープ

吸殻でうまった

目覚まし時計

独り言の

はだか電球

シミだらけ

マグカップ

チョコレート味だけ
 ....
ぼくは詩人

人は人として
何かに与えて
何かを与えられて
生きていく

今日もまた

朝の散歩をしていると
1枚の紙切れを見つけました
ふとそこに書いてある文に
目がいく
 ....
踏みつけていた
いつの間にか踏みつけていた
{ルビ直線歯車=ラックレール}

きれぎれにされた
人生のように
強さだけを必要とされて

  ずっとつながっていました
  峠を越えるの ....
ぼくは詩人

素朴なものほど
そこに真実が
あるのかも知れない

今日もまた

朝の散歩をしていると
少女に出会いました

春に野に咲くたくさんの花々を
両手で抱えていました
 ....
想いを何度も
辿るから刻まれる
傷という名の痛みが
証だというのならば

     想いを何度辿っても刻まないもの

{ルビ轍=わだち}も残さず
同じ道のりを
落下し続けることに
 ....
なまず なます なまず なめす
なまず なかす なまず ながす
なまず なまみ なまず なかす
なまず なめす なまず なおす
なまず なくす なまえ なくす
なまず なけず なまず なさず ....
ぼくは詩人

振り返られる過去があり
立ち止まれる現在があり
行き先のある未来がある

今日もまた

朝の散歩に出かけたげど
誰にも出会えなかった

こんな日もあるさ

でも ....
淡いピンクのチューリップがいけられた
硝子の花瓶のそばに
罅の入った銀色の金属製の心臓が
取り外されて置いてあった
彼はその代わりに
肋骨の中に脈動変光星をひとつ
納めようとしていた
昨 ....
弦が弾け飛んだ世界で
美しい旋律など
ない

ただ
哀れみを乞うように
垂れ下がる世界が広がる

せめてその
あなたの腰部
しろく張り詰めた曲線をなぞり
歌声を響かせる
こんな ....
ボイジャー2号という衛星をご存知だろうか
人間に勝手に作られて
宇宙に放り出されて
あげく永遠にさまよい続ける
寂しく小さな人工星

ボイジャー
君はしょうがなかった
何もほかに
し ....
いま精神科に一年一ヶ月入院しています。退院も程近くなっています。
復活を楽しみにしてください。
ぼくの作品に好意を持ってくださった方へ。
人間を創り直そうと思いまして
街中にごろごろ落っこちている部品を
拾い集めて廻ったのデス

殻は組み立て終わりましたのに
人間を模した其れは、いつまで待っても
まったく動かないのデス

 ....
きみが僕を
心に焼き付けていたら
男前ではないので
さぞ不細工な焼印だろう
でも僕は
焼かれると燃えてしまうから
きみの心には
焼きつかない

きみが詩で
すごいものを作ったら
 ....
きみを
おもうと
ゆうきがでるよ

ひとごみのなか
また
ひとりでも

きみを
おもうと
つよくなれるよ

こおべたれずに
とおく
みれるよ

きみを
おもうと
 ....
春雷が鳴る度に
回廊に籠もるので
駕篭かき風情が

嫉まれている

回廊を出たら
富士山が見えた
のろのろ歩いていたので
後方からの
人力車に抜かれて
お客さんに叱られる
抜 ....
鏡に映せない
言葉は綺麗な現象
だから私には
似合わないのです

指をつたう血が
涙と同じ温もり
人の温度と気づくから

  生きると言うことは
  {ルビ連星=アルビレオ}を見る ....
コチコチの石頭が
チリチリチリチリ焼けてたね
たまにパチンパチンって
真っ黒な髪の毛のまま

ブルー
チーズ
ドレッシング
だね

二週間分のクマ
眼の下につくって
イボイボだ ....
あなたの胸に投げたはずの
いつか霞んだ想いの欠片


あめの雫に流れて消えた
いままでここにあったもの


あすの彼方に投げつけられて
いたたまれずに割れていく


あくなき思 ....
ぼくは詩人

人に疎んじられても
人からあしらわれても
前に向かって
それはぼくの歩み
それはみんなへの歴史

今日もまた

朝の散歩をしていると
老木に出会った

茶色い葉 ....
膨らみかけの
まるい頭を圧する手は
あなたにとって
始めての試練

そうして知るだろう
温みあるやわらかな手が
差し伸べられるあしたを

そうして迎えるだろう
ため息と酔うた目に
愛でられる日を

花 ....
ぼくは詩人

自分の明るさが
他人に伝わればと願う
それはぼくの温もり
それはみんなへの情熱

今日もまた

朝の散歩をしていると
また画家に出会った

ぼくに絵を描きながら
 ....
阿麻さんの自由詩おすすめリスト(1003)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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博士からの手紙- たもつ自由詩1206-4-5
ぽえむ君−白雲−- ぽえむ君自由詩4*06-4-5
Op.16_ギガバイトのうねりの…- 恋月 ぴ ...自由詩17*06-4-5
はだか電球- よーかん自由詩3*06-4-5
ぽえむ君−宿命−- ぽえむ君自由詩4*06-4-5
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ぽえむ君−素朴−- ぽえむ君自由詩4*06-4-4
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ぽえむ君−未来−- ぽえむ君自由詩4*06-4-3
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調律- アマル・ ...自由詩9*06-4-3
ボイジャーはどうしようもなかった- まきび自由詩2*06-4-3
不眠症と戦いながら- 天野茂典自由詩11*06-4-3
創り直そうとした話- 士狼(銀)自由詩11*06-4-3
未知で無知- アマル・ ...自由詩8*06-4-3
いまでも- よーかん自由詩5*06-4-2
濃縮回廊- あおば自由詩8*06-4-2
鏡のナイフは似合わない- たりぽん ...自由詩1006-4-2
あのコ- よーかん自由詩3*06-4-1
投げつけられて- アマル・ ...自由詩406-3-31
ぽえむ君−前進−- ぽえむ君自由詩7*06-3-31
はるあらし- LEO自由詩7*06-3-31
ぽえむ君−交流−- ぽえむ君自由詩8*06-3-30

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