風通し悪い部屋
　北窓の部屋

　たばこで煙ってる部屋
　ぼくが途方にくれてる部屋

　新しいベッドがきた
　寝心地はいい

　なんでも人や物のせいにすることは止めた
　時間をまぎらわすことができず
　大声でうたなんかうたってみる

　軋轢のなかでふさいでしまった心
　お呼びのかからない夢

　今ぼくは嵐のなかにいる
　書く詩にそれが表れてしまう

　ロマンティックな詩をかきたいが
　ぼくはからっぽ
　からっぽのこころでは
　愚痴しかでてこない

　身体も心も疲れきった
　明日のめどもたたないまま
　眠れぬ夜に
　誰の心にも届かない詩を書いてる

　押しつぶされた
　冬の冷気が心に染みる
　　
　ヘルプミーしてえなぁ