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きみなんか大っ嫌いだ
詩にして卑怯でしょう だけどあまい夢ばっか見るから
机の苦い味に耐えられない だから
あんたなんか大っ嫌いだ
嫌いだよ
きみなんか あの橋と
今落ち ....
村にはじめてコンビニができたような
月がはじめて携帯持ったような
柳の川は桜四分と混じりあい
街燈も綺麗だけど
そんな気持ちにはなれない
山羊が獏にならい
はじめて夢を食べたような
....
小児科医院の
前の路上の
匂いのなか
空に浮かぶ水たまりのなか
きみの顔が映りこんだ
消えた
蛙啼くから帰る
そんな言葉の冷たさ
電柱の
手を繋ぐことで得る柔らかい安心のなか ....
いちいち考えるのも嫌な程
空の色は日々まちまちだから
季節という単位はいい
そして新しい春がやってくる
まだ外は寒いのに
窓は全開のまま
ビー玉のような海
煙突は禁煙しない
....
あすになれば
大人になる気がする
実感もないまま
大人になって
平気で
ひどいこと
はなす気がする
感じもしない
郷愁を
良いとおもったり
焦って沢山の駄菓子を
買い込ん ....