時間が経てば
価値がでる

どんなものでも
価値がでる

経てば経つほど
価値がでる

時間が黄金に変わる時

もうそこに
所有者はいない

もうそこに
あなたもいない
 ....
金木犀が、香ってかなしい
手折って、帰ってきて、グラスに飾って、香ってかなしい
ゴミ箱の中から、香ってかなしい
ゴミ出しをしていたら、金木犀が、香ってかなしい
手折って、帰ってきて、グラスに飾 ....
天気予報通り空は晴れ上がっていた。
夜。一人でアパートの部屋に帰ったら間もなく入口と出口を兼ねるドアがノックされた。
彼は独身で孤独感満載な毎日を生活している三十代半ばだった。彼女はいない。出来た ....
キジバトがアスファルトのすき間の
塩化カルシウムを求めてやってきては
車の気配に飛び立つ
その柔軟で頑強な胸筋は
うすく乾いた空気を捉えては
スノーシェードの向こうへと飛んでいく
その屈強 ....
秋になったばかりだけど
紅葉のことばかり考えている

はっきり言ってまだ暑い
昼間は暑いけれど
彼岸花は顔を出している

人を惹きつける魅力
自然には備わっている

紅葉にはまだ早 ....
炎は薪から放たれた
銀色の薪台と
明々したランタンと
椅子に寄る僕を
確かに捕らえたのだ

星明かりの下
ただただ
炎が爆ぜるのが
天頂に突き落とされる
太古の爆風に思えた
舞 ....
初めて好きになってしまった異性の事
その名前は確かに覚えている
でもその顔立ち 身長 体型、そして性格に至ってはほとんど思い出せない

その人のどこに惹かれ何が好きになったかなんて、すっかり記 ....
9月を注意深く眠らせて
けれど10月に進みたくない双六
ナチュラルターンで
アーケードに渦潮ができてしまう

明るい未来とか
新しい展開とか
要らない
打開の決定打はいつも
ありはし ....
街の灯りが
ゆらゆらと揺れる
夜は時々
花の影を踏むように
どうにもならないことを
空へと逃してやる
歩けるなら
違う場所へ行けば良いのに
何故だろう
この段々畑みたいなネオンが
 ....
私の中で燻っている恐れ
私の中に降り積もる不安
自業自得とはこういうことか
これは私の罪だから逃げ出すことは出来はしない
真正面から見据えて
ここで朽ち果てようとも

恐れが私に罪を犯さ ....
口笛の奏で、目覚めてこの秋夜
澄んで響く何処から

明るい旋律音色のループ
微妙に低く高く震え魅惑の相

聴き入るうちに潮騒磯の香
漂いザワメキ布団が波打つ

扉開いて弓形の白浜
 ....
毎日忙しく届けられる
空からのメール

水色のベールを抜けて
発信される特別の言葉たち

心を開放して
受容の気持ちで待っている

空の一部になれた時
それは
囁くように聴こえて ....
あばら骨の檻をすり抜けて、君は君自身から脱獄せよ。
君は冤罪をかけられて、この世に生まれてきたんだろ?
朝の気温が違う。
ほんの少し、昨日より低い。
汗をかく量が昨日より少ない。
窓の外の景色が少し違って見える。
風が変化する。
においが少しずつ変わっていく。
こうやって季節が動いていく。
 ....
童貞が
洒落で道程を読んで見る。
どの程度理解するか。
曇天の下ふと思い出す。
重い 重い! 重い!!
振り返るな!


私の詩は詩なのでしょうか?
どなたか批評お願いします。  ....
最近、英詩を書き始めました。
書き始めて1週間が経過。

英詩を書くといっても、
まずは自分の普通に書いた詩をある翻訳サイト
(グー○ル翻訳などではなく、AIが翻訳してくれるサイトがあるんで ....
澄んだ眼の秋刀魚を
団扇で煙を飛ばしながら
七輪の炭で焼く
一文字のまま
黄金色に

皿にのる
香ばしい皮の下には
柔らかな身を支え
小骨をたくさんつけた
背骨が真横に走っている
 ....
掛け算のように足し算のように、駆け抜ける足



玄関の眩しさに、なにか呟く玄人



夜の外には朝の月



目を瞑って、冥王星を見る



その日を記した日記、でか ....
筋肉痛になるということは、筋肉2になるということ。
筋肉1から筋肉2へ、僕の筋肉が成長するということ。
高嶺の花は高値なのです
どんなに品が良くて奇麗に咲いていても
貧しい若者には
貧しい若者でなくても
離れた所から眺めるしかありません

そんな場合でも
涎を垂らしたり
唾を飲んだりして ....
私は役人になれませんでした

私は銀行員になれませんでした

私は学校の先生になれませんでした

私は大企業の経営者になれませんでした

私は犯罪者にもなれませんでした

私は路上 ....
キッチンの九月の透明なる床よ


屋根の上の秋に挨拶 How do you do?


流星よ若かりし日の軽音楽


時の海を漂い続ける木の実たち


雁渡し私の青いマグカップ ....
開かれる
空の瞬き青々と

白雲棚引き
行方は知らず

哀しみ溢れて
秋風の吹く
常識の一つ一つに出会う旅
 恥を知らないという恥をかく


教育もハグも出来ない親の子も
  気づきがあるから生かされている


筋斗雲あったらいいな私にも
  金と運あるのとどっち ....
九月が 群れをなして飛び去ってゆく
胸には 乾いた音階

湖畔を歩きながら
あのひとと約束した
――次に会うのは オールトの雲あたりで

やわらかな忘却が
夢のふちで微笑んでいる

 ....
泳ぎ疲れた川魚の 
ため息が水面にうかぶとき
十月は訪れる
他愛もない 言葉のくずを散りばめて
だれもいない山道の清水に流してしまおう

季節は傾斜し 黙り始める
そのはざかいに ぼくた ....
 今の信号右だった

 直進の先には今まで通ったことの無い景色

 いいように考えよう

 目覚まし時計鳴らなかった

 遅れて乗った電車には今まで乗り合わせなかった人達

  ....
選ばれる事に挑戦するのは苦手
ずっと子供の頃から何にも選ばれなかったから

のど自慢にたとえるならいっつも鐘一つしか貰えない人
鐘一つと鐘二つの計り知れない差異の大きさを悩みになやんでいた青春 ....
私には色々な付属物が
付きすぎていて
もう自分のためだけに
生きるなんてことは出来ない
ただ、死んだ後に
付属物達が
私と共に
朽ち果てるのは
あまりに忍びないので
これからは
そ ....
下手くそ野郎
と、内心思っていても 女は嘘付く
演技するんだよね

女はその体の構造上
男には受け身だからさ

男の気持ちを思いやって、傷付けまいとしてさ

だけどさ
女の気持ちが ....
道草次郎さんのおすすめリスト(1084)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アンティークショップの独り言- st自由詩320-10-3
秋はかなしい、なんてったって- 印あかり自由詩520-10-3
何となく日々は過ぎていく- こたきひ ...散文(批評 ...320-10-3
キジバト- 山人自由詩4*20-10-3
紅葉にはまだ早い- 夏川ゆう自由詩120-10-3
三河高原- Giovanni自由詩5*20-10-2
初めての- こたきひ ...自由詩220-10-2
9月30日- よしおか ...自由詩220-10-1
COSMO- ミナト ...自由詩4*20-10-1
- 無限上昇 ...自由詩420-10-1
月下(改訂)- ひだかた ...自由詩320-10-1
メール- 風の化身自由詩2*20-10-1
あばら骨- クーヘン自由詩1*20-10-1
朝、外出前に恋- レオレオ自由詩320-9-30
曇天- レオレオ自由詩3*20-9-30
英詩を書き始めて思ったこと。- 月夜乃海 ...散文(批評 ...6*20-9-30
一本芯- もちはる自由詩3*20-9-29
でかい字でかいた- 水宮うみ自由詩4*20-9-29
筋肉2- クーヘン自由詩2*20-9-29
高嶺の果実- こたきひ ...自由詩120-9-29
私は- こたきひ ...自由詩220-9-29
秋習作- もっぷ俳句2*20-9-28
初秋にて- ひだかた ...自由詩320-9-28
_- 佐和短歌1*20-9-28
乾いた音階- 塔野夏子自由詩2*20-9-27
十月- 山人自由詩4*20-9-27
いいように考えよう- 佐白光自由詩2*20-9-27
初めての夜に- こたきひ ...自由詩6+20-9-27
横須賀にて2- 花形新次自由詩920-9-26
下手くそ野郎- こたきひ ...自由詩220-9-26

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