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机の上に延びる
湯呑みの影が
お地蔵さんの姿に視える、夜

――もしや

目に映る風景の
あちらこちらに宿る
心というものか
鎌倉の甘味処・無心庵の窓辺で
手の届きそうな垣根の外に
緑の江ノ電は がたっごとっ と通り過ぎ 

殻を割ったピスタチオの豆を
口にほおばり、かみしめ 
麦酒を一口

また窓外に
江 ....
道草次郎さんの服部 剛さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひと影- 服部 剛自由詩821-1-24
黄色い蝶_- 服部 剛自由詩220-10-5

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