欲望のおもむくままに自由奔放には生きられない
たえず柵にとらわれるひつじにみたいな人生にとっての
幸福とは何だよ

 知らねえよそんなの
 たった一度きりのこの世の中なんだから
 自分の思 ....
木々は枯れて葉は落ちて
遠く鳥の群れが過るとき
裸木の梢に三日月が
白銀の色を散らしながら
ぽっかりうっとり浮かんでいる

)あゝやっぱり今日もまた
)永劫宇宙の営みが
)ここそこかし ....
知らない人を知ってる記号に置き換えて、たくさんの誰かを素通りした
誰かに自分が誤解されても、仕方がないと諦めたのは、
自分が相手を分かろうとしなかったからかもしれない
暗黙のルールを知れば知るほ ....
浅野拓磨、2試合連続弾で今季10点目
キャリア初の二桁得点達成

リヴァプール、90分の劇的決勝点
トッテナムとの首位攻防戦制す
南野は出番なし

冨安健洋の評価額は3年で18倍
今冬 ....
ラムネって
響きが好きよ

夏の広い空や
夏祭りや
風鈴の音や
懐かしいことを思い出す

今は飼えないけど
いつか猫を飼って
ラムネって名前を付けたい

透き通った
空のよう ....
幸せの仮面を冠り、
不幸せの外套を纏い、
極めて平凡に生きている。

みなそうやって生きている。
遥かな草原に立ち尽くす夏制服の、三限にて早退した僕の、幻影の。
四限のプールの、命の歓びの、それだけが心残りのような細き背の。
深度0



砂糖の上にころがる、苺。

全人類を絶滅させた時、神が再来する

6:00

日本の高速道路計画は財政赤字を拡大させる

そして乾いた唇に、虹色のシャボン玉が触 ....
誰とも、話が、出来ないからなのか。
夕日が、綺麗だからなのか。
昔の想い出を、忘れられないからなのか。
何が、理由かわからない。
わからないけど、寂しいんだ。

未来が見えないからなのか。 ....
夢のなか
凍結した
雪夜の道に
滑って転び
はたと気付いた、
生活を共にした
君はとっくに
居なくなっていることに

)身籠った君の身体を
)雪道に支えたあの日、
)君はお腹の赤 ....
ふんわりシャボン玉
虹をちょっとの間のせ
風のごきげんに
文句もなく
パッと消える

ひらりと落ち葉
表と裏が一枚になり
風のごきげんに
文句もなく
それぞれ最期の旅

夢を追 ....
例えば夏の夕暮れに
線香花火を眺める若い男女は
それだけで美しいので
そのままで固まっていて欲しい
一歩もその枠組みからはみ出すことも
言葉を交わすこともなく
ずっとそのままでいて欲しい
 ....
青春のなかに月日があるかんじ



三人の月日が春の月になる



煌々とかがやく高校 後光差す
ぼくはそんなことを言ってるんじゃない。

君は、ぼくの言うことを大げさだとか。
的外れだとか、言うけど。

ぼくは、そんなことを言ってるんじゃあ、ないんだ。


女と男が全然違う生き物 ....
近く微かに揺れる紅葉
呆けた顔して立ち尽くす人

全てが忘却された雨上がりの朝、

男は綺麗に髭を剃り
キャベツを買いに街に出た
とても大きな都会の、初めて歩いた街の通りで背後から呼び止められた
立ち止まって振り返ると誰もいない
そのかわりに前方は遥か彼方迄海になっていた
波の音が繰り返されてた

彼にとってそれはけし ....
じっとしてたらこの体もこころも氷結されて凍りの柱にされそうな
冷たい雨が降ってやがる
よりによって嫌いな蟷螂がどっかから飛んで来て俺の華奢な肩にとまったじゃないかよ
俺は咄嗟にそれを濡れた軍手で ....
ラブホテルとモーテルの違いわからない。なのでネットで検索した。
ラブホテルはリッチな室内。愛し合う男女、もしくは愛情はさておいて性愛だけの関係の男女がゆったりと
一夜を過ごす宿泊施設。
対してモ ....
雨戸を閉めようとすると
足音もなく猫がやってきて
そのレールの上に座る
木製のレールは
約束されていたようにすでにささくれだっていて
座り心地はおせじにもいいとはいえなかったろうに
猫は
 ....
いつからか、周りの人の視線で痒みを感じた

いつからか、話し声を聞くと涙を流すようになった

いつからか、真っ直ぐ見つめられると目が痒くなった

いつからか、触れられると皮膚が爛れた

 ....
足の指先 手の指先 脳みそのなかまでも
俺の体内を駆け巡るすべての血管が
もし止まってしまったら
俺は間違いなく粉々になるって

表現おかしいかも知れないが
生きているって
簡単な仕掛け ....
横断歩道の罫線を歩きながら、胸中であなたにお手紙を書きました。
青信号は行って良しの合図ですからね、少々大胆な愛のお手紙です。
 今月に入り、上司と二人だけの作業が続き、精神的に疲れていた。月火は休みだったが、あいにくの曇りと雨。家にいるのは退屈だし、出掛けた。
 もうすぐ慣れた職場を離れ、あたらしい人間関係の中であたら ....
自称詩人の自称詩朗読会で
クラスターが発生しましたが
幸運にもコロナではなく
エボラ出血熱でした
朗読会を主催した
自称詩人Mr.chindonyaさんは
全身の穴という穴から
血を吹き ....
・あの日

 
母が壊れてしまったのは、今から15年ほど前の冬の出来事だった。
 
当時高校二年生だった私は、北海道での修学旅行から帰宅し、うかれた気分で玄関の扉を開いた。
父は海外出張中 ....
一日一つかふたつインターネットに書き物を投稿している
それを家族は知っている
だけどね
何の関心も示さない
だってさ
それは幾ら掘っても何も見つからない宝物探しのようなものだから

家族 ....
「人の顔がのっぺらぼうなんです。それに気づいたのは3日前か、1週間前か、いやそんなことはどうでも良いんです。だから、人の顔が何も無いんです。まず、顔が無いと気づいたのは友人Sと会ったときのことです。い .... あかるい暗やみを
猫がふうふう歩いている。
うすべったい陰を
引き摺るようにして
草むらを
すこし割りながら

白だったり
黒だったり
する猫の、
どこからみても
おなじふう ....
先日
うっかり忘れてマスクし忘れスーパーの店内に入ってしまったら周囲からの凄い視線を感じて慌ててポケットから取り出したマスクで口を覆った
 申し訳ない、これでいい
とココロで謝罪しながら買い物を ....
三畳一間の
小さな木賃宿
窓の下には鶴見川
日雇い労働者6人
あなたは私の
マスクを見つめ
三密すぎるねって
言ったのよ
若くない私は
何もかもが怖かった
なかでも一番クラスターが ....
道草次郎さんのおすすめリスト(1084)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日曜詩人- こたきひ ...自由詩720-12-19
裸木と三日月- ひだかた ...自由詩5+20-12-18
だまった- 水宮うみ自由詩4*20-12-18
うまくいって欲しい- 猫道自由詩120-12-18
ラムネ- ガト自由詩7*20-12-18
平凡- 塗絵 祐 ...自由詩120-12-17
早退- クーヘン自由詩8*20-12-17
深度0- atsuchan69自由詩4*20-12-17
寂しさの理由- 浮蜘蛛自由詩2*20-12-16
夢雪- ひだかた ...自由詩420-12-16
仕来りのように- もちはる自由詩220-12-16
人間は美しい- 花形新次自由詩620-12-14
青春- 水宮うみ川柳4*20-12-14
少ない人- 浮蜘蛛自由詩3*20-12-14
お買い物- ひだかた ...自由詩620-12-13
あり得ない現象の中に- こたきひ ...自由詩620-12-13
可能なら雨上がりの空には理想的な美しい虹がかかって欲しい- こたきひ ...自由詩320-12-13
題名を持たない詩編- こたきひ ...自由詩220-12-13
冬猫- そらの珊 ...自由詩4*20-12-12
人間アレルギー- 月夜乃海 ...自由詩320-12-12
俺の体の毛細血管もそれ以外の血管も- こたきひ ...自由詩420-12-12
罫線- クーヘン自由詩4*20-12-11
野積海水浴場- 山人散文(批評 ...4*20-12-11
小鳩- 花形新次自由詩420-12-11
母が壊れてしまったあの日から- 散文(批評 ...12*20-12-11
私と言う物語には- こたきひ ...自由詩520-12-11
S氏の記録(短編小説)- 月夜乃海 ...散文(批評 ...2*20-12-9
あかるい- はるな自由詩820-12-9
明るい未来_暗いトンネルの先に- こたきひ ...自由詩320-12-9
あなたとくらすた日々- 花形新次自由詩120-12-8

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