社会不適合者。
私の代名詞でした。
弐、参日後
げっそりとした顔でフラフラ舞い戻って来たら
指差してゲラゲラ笑ってやって下さい
ときどき無性に
死ぬほどあまいものを食べてみたくなる
コンビニじゅ買い占めるくらいの量
だけど結局帰るのは千円ぶんくらいで
食べられるのもそのくらいで
というかむしろそれすら途中で飽きる。
...
小学校からうさぎを盗んで 蹴り殺して捨てるという事件について
ボールとうさぎを間違えるのに
必要な力は 想像力である
ここに働く想像力は プラスでなくマイナスであるが
プラ ...
沈む深海の星は
{ルビ蠢=うごめ}く
ただ{ルビ蠢=うごめ}く
お前も星ならば
夜の星たちと同じように
輝やこうとはしないのか
ぐにゃり
{ルビ海星=ヒトデ}は{ルビ蠢= ...
「 ツァオベラ あの 真っ白い世界 」
わたしはその日も一斤のパンと砂糖水を摂った
目の前で食卓の隅が何枚もめくれているのを見ながら
なにかを話そうとすると、その度 ...
庭の境に置いたサボテンに
猫が吸い寄り
すんすんしてる
ちくちくしても
まだやってる
サボテンが棘を引っ込める
わたしが触ったときには
刺したくせに
恩知らず
呼んでみるけど
...
東京湾上空を固い翼たちが水平に旋回する
垂直にたちあがるオレンジのビルたちのすきまへ
ゆうぐれて輪郭を失ったそれぞれの窓へ
たえまなくなつかしい未来へ
たくさんのたましいがまどから ...
雪の上で 軽い
ステップジャンプ
口元は
叫んでいる
Jisus!と・・・
誰よりも 誰よりも だれよりもはやく
命を捨てよう
ひとのからだ
我先に 我先に われさ ...
奪われていくだけで
体の細い先っぽから熱
低い空に流れていく
雲に穿たれた青空
なくなってから知るのだと
ひとは言うけれど
得てすらいないのだ
失う事すらできないのだ
小舟 ...
ひどく寂しそうな顔をして
いったいどこを見ているの?
私も君の視線を辿れば
同じものを見ることが出来るのかな?
近づきたい
そんな気持ちが
大きくなって
君と同じ所に
立とうと ...
破れた。
ひとつ、「好き」と伝える度に 胸が軋んだ。
まるで油の切れたブリキの車輪のように、
甲高い音を立てながら かろうじて回る。
わたしは必死に、ある一言だけを繰り返し口にして、
とめどなく流れる ...
幽霊の歴史を持つ国よやって来い
肉の息を切りひらき
何者かの空腹からやって来い
何を踏みつけ
何を苦しむ
折れた風
折れた芽を運ぶ
糸羽の国よやって来い
...
散らかった記憶を、ひとつずつ頭の中で整理しようと
呆然と眺めるモニターの中、不意に見つけるアドレス
もう訪れる事の無くなった秘密の部屋の鍵をそっと開けると
真っ白なページに自分 ...
私はこの街の星空が好きだ
どこにでもある煤けた空にぼやけた
街の灯りをひっくり返したような星空が好きだ
書割の夜空のように等級の大きな星しか見えない
ビルのネオンにかき消されそ ...
右目がポケットに落ちた
左目を瞑るだけで
見なくて済むものは見えなくなったけれど
溜まっていたゴミや砂が入って
右目からは涙が止まらない
あの人のズボン泣いてるみたいだね
と言う男 ...
毒を飲まされたような
嗚咽{嗚咽=おえつ}が喉をさかのぼって来るような
気だるくて 体が重い
気持ち悪くて 動けない
そんな錯覚が現実となって襲い掛かってくる
まるで体中に楔を打 ...
あまいはずのちょこれいと
いつも今日だけ苦いのです
今年もわたしが食べました
ずっとあなたがすきでした
星のないこの空
君の姿が見えない
小さな灯りで探す僕を見えているのだろう
気づいたら
僕に声を掻けてよ
僕も返事を返すから
木のない森に行き
君を探すことで今日を過ごしている
...
凍てついた
道端に咲く
一輪の
花びら見つめ
「もう少しだよ」
君の事
迎えに行くとき
”満点”な
ボクになりたい
心躍らす
息絶えた花瓶の中で
翼々と咲く一輪の花
太陽に恋い焦がれ
12時の孤独を噛む
火照り 揺らぐ
生への渇望
恍惚と緊縛の
一寸の狭間
きみのあくびがすきだ
きみのあくびはちょっとへん
だけどとってもおもしろい
あうあ あおああ
っておおきなこえがする
たとえばなにかのどうぶつみたい
た ...
だうシてこんなニ可愛い顔シテ
すやすや眠ル君
僕ノ手は自然に伸ビる
そしテ君の匂ヒの中で
無邪気に笑ツて怒つて泣イテ
こどもみたいナ君
今日モ僕の膝デ甘えてル
...
さくり 足音ひとつ
さくりさくり 足音ふたつ
さくりさくりさくり 足音続いて
さくりさくりさくりさくり 白い雪原に足跡よっつ
ふわり 真綿が降ってきて
ふわりふわり 掌の上 ...
何度、夢にみては
涙したのでしょう
どれ程の痛みを胸に
歩いてきたのでしょう
差し伸べられた手も
掴むことはなく
ただ、失った光だけを
想いつづけて
幾つ季節が
通り ...
関わることの無いはずの 現実に 遭遇してしまった。
屈辱的な 言葉が心にぐさりと突き刺さる。
言いようの無い 悔しさがあったが 係わり合うのは たくさん。
私以外の 全ての人が とて ...
街は冬でも清潔で
指はすべすべしている
ウィンドウに息を吹きかけて
さようなら
またあいましょう と描いている
寒さは気分をはきはきさせる
上品で気品高く
洗われたシーツのような冬 ...
上手く行き過ぎた
何もかもが思い通りに行った
失敗も落胆も多少はあったけど
それにしてもうまくいった
今日は何一つ我慢しなかった
一日中笑っていた
こうだと思ったことを全部やった
やりた ...
窪みを照らす草の色
私の言葉はまだ実らない
土のにおいのする
沈んだ村のような湿原を私は歩きたい
狂った身体を引きずって
救われすぎた魂のために祈りたい
風を喰 ...
鳥のかたちをした穴が
空に無数にあいていて
誰かが底からこちらを見ている
誰かと仲良くなれなくてもいい
猫のかたちに溶け残る雪が
猫のかたちの壁のよごれに
小さく小 ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
辞世之句
稀有
携帯写真+...
1
06/2/16 3:52
飽きる。
和歌こゆみ
自由詩
2
06/2/16 3:05
うさぎボール
第2の地球
散文(批評...
5
06/2/16 1:32
海星(ヒトデ)
北乃ゆき
自由詩
2
06/2/16 1:24
ツァオベライ
嘉村奈緒
自由詩
11*
06/2/16 0:37
さぼってん
蒼木りん
未詩・独白
5
06/2/15 23:59
ミクシー
モリマサ公
自由詩
6*
06/2/15 23:52
白熱
阿麻
自由詩
7*
06/2/15 23:31
冬の喪失
たりぽん(大...
自由詩
8*
06/2/15 23:27
Last Message
朱華
自由詩
2*
06/2/15 23:12
恋に敗れたその翌日
むくげ
携帯写真+...
2
06/2/15 23:08
シリウスの眠り Ⅵ
木立 悟
自由詩
2
06/2/15 22:54
巻き戻す
草風
自由詩
1
06/2/15 22:41
星空
〃
自由詩
1
06/2/15 22:18
水分
たもつ
自由詩
10
06/2/15 22:00
毒気
もこもこわた...
自由詩
3*
06/2/15 21:34
2月15日のつぶやき
逢坂桜
自由詩
5*
06/2/15 21:23
星のない空
海月
自由詩
1*
06/2/15 21:15
あたたかさを待つ君へ
もこもこわた...
短歌
5*
06/2/15 21:10
始まりに 想う。
〃
短歌
6*
06/2/15 21:08
一輪
むらさき
自由詩
0*
06/2/15 20:55
あくび
松本 涼
自由詩
1*
06/2/15 20:46
子猫ヲ拾ひましタ
潔
自由詩
0
06/2/15 20:03
[ あしおと ]
渕崎。
自由詩
1+*
06/2/15 20:00
片恋
柚姫
自由詩
1+
06/2/15 19:54
心の闇
renchu
自由詩
1
06/2/15 19:31
冬知らず
便乗鴎
自由詩
3*
06/2/15 19:12
代わりばんこ
腰抜け若鶏
未詩・独白
3*
06/2/15 18:27
シリウスの眠り Ⅱ
木立 悟
自由詩
1
06/2/15 17:48
ノート(なかよし)
〃
未詩・独白
1
06/2/15 17:22
6351
6352
6353
6354
6355
6356
6357
6358
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6360
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6378
6379
6380
6381
6382
6383
6384
6385
6386
6387
6388
6389
6390
6391
加筆訂正:
白熱
/
阿麻
[06/2/15 23:42]
改題その他
毒気
/
もこもこわたあめ
[06/2/15 23:08]
少し書き直し
冬知らず
/
便乗鴎
[06/2/15 19:45]
推敲加筆。
8.86sec.