前後不覚に陥る。
前へ前へと思えば体は少しづつ前へ。
後ろへ後ろへと思えば体は少しづつ後ろへ。
カクカクカクカクと小刻みに動く身体。
全身の力を抜いて尚小刻みに動く腕や体。
身体の ...
ハッパッパ
はっぱっぱ
MIDORI−No
葉っぱッパ
食前食後に
ハッパっ葉
葉ッパっぱ

腹減ったー





って言うルームメイトを見て阿呆だなぁと思っていた俺は
...
あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。

アンタは彼女に甘過ぎるのよ。

アンタは動物 ...
 突然の嵐のように
 跳び込んでくる君

 傷だらけ
 涙まみれの君は

 宿命という名のルールに
 従がって
 僕に遭遇した

 絡みあう
 はじき合う

 君の目は澄 ...
 まっすぐに歩く
 目の前には
 様様な人生を背負って
 歩く人がいる

 通り際に
 挨拶も交わさず
 通りすぎるけど

 この無限の世界で
 この奇跡を
 味わいかみしめ ...
生きているのが怖いだろう


せっかちな生き物は人間
でっかちなのは俺の頭


生きてゆくのが怖いだろう


{ルビ前頭葉=おでこ}のあたりがむず痒くて
眼精疲労でstupid
...
樹の中に大きな穴を開けてやる
啄木鳥のように朝から晩まで
喧しく叩いている

壁の中に丸い穴を開ける
電気ドリルの電池が切れるまで
喧しい振動が続くまで

地面に大きな ...
空が青いよ。
哀しいことも辛いことも
そんなのはきみのせいじゃない。
そんな小さいてのひらで、
護れるものなんて少ないでしょう?
傲慢じゃないかな。
誰かを救えるなんて、
本当に思ってい ...
 
ににんがし
にさんがろくで
にしひがし

いちたすいちも
ろくでなし
37までよめが来ぬ

来ない間に日が暮れて
クレタ島からニューギニア
ギアナ高地の贋蛙
ギアナギアナと ...
歩行者注意
そう書かれた建て看板から
色が失われてからどれくらい経つだろう
すっかりと白い顔の少年がこっちを、見ている
注意を向けられたことなんて、ここにどれだけあるだろう
大きな予鈴
僕 ...
最近、よく考えてしまうことが在る。
二月なのに良く冷えるなぁ〜〜
いや、違って、
縦書きと横書きのことです。

単純にどちらが良いとか悪いとかは無いと思う。
私の考えを述べさしていただきた ...
誰よりも大切で
何よりも愛おしいDear

真綿で{ルビ包=くる}むようにして
今日の風も
明日の{ルビ柵=しがらみ}も
何にも触れないようにして
守っていきたい


誰よりも大切 ...
僕の消えていく闇の名前
石炭ボイラーの匂い
江浦路の路面電車が踏みつける
レールの間で腐っていく{ルビ瓜=うり}の皮
入り口だらけの逃げ場所

擦り切れた人民幣
二十五元五角の片道切符
...
君の手はあまりに冷たいから
突然背中に触れられると
思わず身震いしてしまう

君はそんな僕の様子に
少しだけむくれてみせて
少しだけ拗ねた目をして

きっと笑ってくれている

離さ ...
小さくてかわいそうな君の窓を
容赦なく風が鳴らす
びくつくな
真っ暗な窓に映った君の部屋には
君でないひとの姿があったのか

君は昼すれ違った人々の
幾百の息の匂いに包まれるような
寝 ...
傘を
返してほしい

名残りの雪は
綿のコートには冷たすぎて
ひとりで帰れる自信がないから

あの桜もようの紅い傘は
ほんとうはすこし空々しいから
好きではないのだけれど

...
漕ぎ出したありふれた日々
何もかもが始まっていく

偶然のかたまりが無理矢理起こしたのは
宇宙になんら影響はないちっぽけな奇跡

悲しい噂を真に受けて
馬鹿らしい証拠を並べる

ちょ ...
忘れたいって
あなたが言うから

そうだよねって
私は言うけど

あなたが
忘れきれないくらい
有名になれたらいい、と
私は
少しだけ思う

そうしたら
あなたは少し
後悔 ...
   一つの怪しい露店が私の目を引いた
   店はガラクタのようなものばかりが
   騒然と押し並べてあり
   店主は私の存在に気が付くと
   すかさず、変な眼鏡を勧めてきた

    ...
“その名前で呼ばないで下さい”
“約束ですよ”


昔の夢から目をさますと
見なれた白い天井が水晶体に写りました
ベットから見える空の色は群青色に染まっています
いつのまにか眠って
...
『雨音はね、歌なのですよ』


今日も朝から雨だった。

ブラウン管の向こう側で、
似合わないスーツを着た気象予報士が、
梅雨前線の停滞がどうのこうの言っている。
暦は太陽暦で6月の終 ...
缶を投げて地面に当たる時と同じ
空っぽの音がアタマに響く
うやむやにして隠れてきたこの街で
自分の存在なんかあるわけもないのに歩き続けた

知っているトコロ求めて
辞めた仕事場に ...
「好きです」と

 伝えられたらいいのにと

すれ違うたび

 その背を見送っては吐く

白い溜息
さあ
南天
この冬にまだ緑を纏わせて
あなたがいることを知ろう
私が知るあなたというのは
この時節まだ凍てついているはずだが



離れても
違う名を与えられることなどなくて
冷 ...
とおく
でんしゃに
なんじかんものって

そとのけしきは
ぼくにちからをくれるけど
いまは
みたくなくて

たくさんのおもいで
くりかえす

あたたかいきもちのまま
おわるな ...
この汗は誰にも
渡さない

僕が
頑張って
頑張って
頑張って走って
走ってきた
あかしだから

あの明日も
渡さない。
ちょっとくらい
周りと雰囲気が
違ったり

なにか言っても
受け入れられなくたって

ボクにとっては
どまんなか
だから

そのまんま。

進化していく
必要は
ないよ。
許しません

怒ってます

本当に

怒ってます

自分の不甲斐なさに

怒ってます

明日はきっと

声かけますから

やさしい口調で。
 11

「地球は二酸化硅素の体を持った生物である
 ことが最近になって判明した」と
夢の中で見たプラカードに書いてあった

地球が寝返りをうった 地球がくしゃみをした
その際に起こりう ...
一度きりの虚像には 大したものは要りません
ただ

ブレのない言葉と
明確なレンズと
シャッターに力強く触れられる一瞬が

現像機を唸らせるのです
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
かめはめ波虹村 凌自由詩3*06/2/26 6:35
食前食後自由詩006/2/26 4:45
あまいala自由詩106/2/26 4:44
解消炭本 樹宏自由詩106/2/26 4:41
通り過ぎる通行人を思うとき自由詩006/2/26 4:34
引き裂く花丸ぺけ未詩・独白006/2/26 3:19
樹の中にあおば自由詩4*06/2/26 2:37
原罪と救済有邑空玖自由詩4*06/2/26 2:30
1+1=37あおば自由詩3*06/2/26 2:00
火曜日(歩行者注意)霜天自由詩106/2/26 1:59
縦書きと横書き海月散文(批評...0+*06/2/26 1:52
Dear Iris...Lily o...自由詩2*06/2/26 1:03
上海1986たりぽん(大...未詩・独白8*06/2/26 0:38
君の手はあまりに冷たいから松本 卓也自由詩6*06/2/26 0:32
サボテン哲学tkstkm...自由詩1*06/2/25 23:53
余寒落合朱美自由詩2406/2/25 23:42
春の予感もる自由詩006/2/25 23:29
さよなら時計uminek...自由詩5*06/2/25 23:28
眼鏡ハート見え〜る美味自由詩0*06/2/25 23:16
死神と私 −旅に出るから−蒸発王自由詩9*06/2/25 22:08
[ 天使と僕(あまおと)]渕崎。自由詩3*06/2/25 21:24
コンティニュウドmaumi自由詩2*06/2/25 21:18
[ 五行の恋文(白) ]渕崎。自由詩1*06/2/25 21:13
しとねはさらに美しい目をしてフユナ未詩・独白7*06/2/25 21:01
そんなたび日朗歩野自由詩806/2/25 20:13
ポケモン(ポニータにて)仲本いすら自由詩4*06/2/25 19:51
ポケモン(ストライクにて)自由詩3*06/2/25 19:50
ポケモン(オコリザルにて)自由詩2*06/2/25 19:48
「静かの海」綺譚(11〜20)角田寿星自由詩13*06/2/25 18:04
展覧会(お題:写真より)久野本 暁自由詩106/2/25 17:26

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加筆訂正:
上海1986/たりぽん(大理 奔)[06/2/26 1:21]
出だしを推敲
[ 天使と僕(あまおと)]/渕崎。[06/2/25 22:24]
試行錯誤で文体訂正。
[ 五行の恋文(桜)]/渕崎。[06/2/25 21:08]
タイトル変更
9.53sec.