俺達ゴキブリ サバイバー
薄汚れた廊下の隙間から作戦を開始せよ
テレビの裏の埃の中から状況を把握せよ
洗面所の奥の石鹸の下から行動を報告せよ
俺達ゴキブリ タフガイ
怖いのはいつだっ ...
すべてに既知の網がかかってしまう
見たいものが見えない
触れたいものに触れられない
明解すぎる自己の意識
ジャックは切り裂いた!
誰か僕を止 ...
フライドポテトを
鉛筆削りで削り続けた
すっかり疲れると
ハンバーガーに
紙やすりをかけた
やがて消えてなくなる
という結果は
すべてにものに等しく訪れる
四日目の早朝 ...
こんな寒い日は
どうしてもシチューが食べたくなる
早く帰ろう
家に帰ろう
どうしてこんなところにいるんだろう
まったく馬鹿みたいだ
足を踏まれるために都会へ来ている
糞を踏んだ足が
さ ...
おんなのこにうまれたら・・・
きっと、誰も、夢にみる・・・
たった一人の特別な人に・・・
「だいすき」のチョコを・・・
震える手で差し出す日を・・・
...
あたしたちは別れた
(いや、ちょっと待って。
この代名詞はもう使えない。)
あなたとあたしは別れた
狩猟民族的に
幸福を求めて
あなたは南へ向かい
あたしは北へ向かっ ...
空を見つめる多眼の赤目
人はそれを畏怖し跳ね除ける
何をしたわけでもなく
何をするわけでもない
その赤目を忌み嫌う
嫌われても
嫌われても
微笑む赤目に
ただ一つだけ守りたいも ...
意味もなく涙が溢れ 溢れ 溢れ
濡れた頬を乾かす風は吹かず
憧れた自分が離れ 遠く 遠く
疲れた頭で碌なことも思わず
枯れた心は実も枯れ カラ カラ
萎れた性器を死んだ魚 ...
わたしがたぶん起きるとき
わたしはたぶん起きるだろう
わたしが眠りに落ちるとき
わたしはたぶん眠るだろう
自由なりせそ毒虫よ
からだを刺せよ
名前も持たぬ毒虫よ
私ももたぬ
粗忽者 ...
{ルビ寒気=かんき}の傷
素手しか使わず皿まで喰らう
激しい美食家たちに囲まれて
{ルビ砂傍=さぼう}と{ルビ別梳=べっそ}に
おまえの知識は吸いとられてゆく
...
世界はひし形に連なって
かけらとふるえをこぼして廻る
こぼれたものはひかりかがやき
水草を愛でるかたちとなって
午後の流れにひたされてゆく
青と青がつながって
空から空 ...
くたびれた黒猫
薄汚れた街のすみっこで
寂し寂し{ルビ寂し寂し=さみしさみし}と鳴いてます
くたびれたダンボール
解れたタオルに包まって
寂し寂しと泣いてます
ラブホテル街のネ ...
「あれ?」
「???」
「・・・」
「−−−ッ」
「!」
なんでこんなところにいるんだろう
機械の様に高い技術を 狂い無く操る日々
心なんて無い方が楽だとずっと思ってた なのに
何も無い毎日は なんて苦しいんだろう
半身を置き忘れた痛み その分重くなる呼吸
息をしない心 社会 ...
裾の長い制服に足を通そうとした瞬間、わたしは鈍痛と共に内股を伝い降りてゆく生暖かい感触を認識した。わたしは最初、下腹部に感じたその鈍い痛みをただの食あたりか何かから来るものだと思った。
わたしは ...
病室前のバス停に
貼られた時刻表を覗き込み
金曜日には帰れるんだよ
お母さんが来てくれるんだよ
取ってあげたイチゴのへたを
おはな、と言って微笑うのさ
...
「詩を書くのが趣味です」そう言うと決まって引かれる。
詩って暗い奴が書く意味不明なキモい文だと普通の人は思うらしい。
なので、それを暴露すると嘲りの笑みでもって迎えられる。
芸術を解さない馬 ...
隣にいるのが当たり前で
それだけで楽しかった日々
それ以上を望む理由なんて どこにもなかった
涙を見せたあの日
全てを受け止めたあなたが
苦しいくらいに優しいと思 ...
「で、どこに乗ればいいの?」
どこだっていいんだどうせ ...
見て 見える
ご わ
ら手 をほ
...
愛が
さりげなく
君の
日常に
溢れていてくれれば
嬉しい
目覚めた
朝に
僕からの
「おはよう」のメール
それを
読んで
微笑んでくれるのなら
嬉しい
...
優しいメープルが好きです
いつもこの店に来ると必ずこれを
甘い色をかけて
午後
ガラス越しに柔らかい昼
メープルの反射
私の前にあなた
二人の間にはスコーン
夢とは。。
「睡眠中にもつ幻覚」と辞書には記されてある。
幻覚とは。。
「心のない知覚」と辞書には記されてある。
夢には心がないということなのか・・・。
だから、夢を永久に記憶にとど ...
いつかこの腕の中に
キミを抱きしめるとき
オレは証しをうめこむように
キミの身体にマーキングしてゆく
キミの喉に
キミの肩に
キミの足首に
キミの指先に
オレの縄張りを確保する ...
ど:どんな時でも
こ:困った時でも
で:デートの時でも
も:ものたりない時でも
い:いつでも
っ:ついてって
し:幸せいっぱい
ょ:寄り添うよ?
大切なのは中身なんだって言われても
そんな大層なもん 俺の中には詰まっちゃいないよ
大ホラ吹いて それが崩される前に逃げるのが上手なだけ
俺の心の主成分は嘘とごまかしで出来てます
10 ...
とびらのむこうには
僕のいた世界が、静かに
けれど ...
君の残した想い出は
遥か遠く浜茄子咲く北の国で
いつも優しく眩しいほどに輝いて
ここまでおいでと僕の名を呼んでいた
君の残した思い出を
僕は今超えようとしている
越えることなんて考 ...
足 祷瀬 チカ
遮光性のロールスクリーンを低く下ろされた向こうは
部屋の中とは別に
太陽が活動していて
蛍光灯の暗さで閉ざされた方からし ...
名前なんて知らん
故に呼ぶことはない
名前なんて知らん
花は花だろ
名前なんて知らん
一生咲いてろ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
タイトルをつけてください
久野本 暁
自由詩
3*
06/2/17 19:19
黙示された夜
まどろむ海月
自由詩
1
06/2/17 19:14
三日三晩
たもつ
自由詩
4
06/2/17 19:09
シチュー
若原光彦
自由詩
7
06/2/17 19:09
2月13日にみる夢
逢坂桜
自由詩
7*
06/2/17 19:05
一般的別離
むらさき
自由詩
1*
06/2/17 18:33
赤目の蟲
maumi
自由詩
1*
06/2/17 18:27
潤いを知ったならば渇きを知れ
436
自由詩
0*
06/2/17 18:22
カーテン
/////
自由詩
2
06/2/17 18:14
おまえに
木立 悟
自由詩
1
06/2/17 17:59
ノート(変わらぬもの)
〃
未詩・独白
1
06/2/17 17:37
[ 黒猫 ]
渕崎。
自由詩
0
06/2/17 17:29
無言の疑問をいつも
436
未詩・独白
0
06/2/17 17:22
無呼吸
水風-miz...
自由詩
0*
06/2/17 16:14
仄かな言葉
白石昇
散文(批評...
4*
06/2/17 14:48
金曜の朝
ふたば
自由詩
8
06/2/17 13:57
どっちつかず
腰抜け若鶏
未詩・独白
6*
06/2/17 12:33
あの日からの世界
そらこ
自由詩
1*
06/2/17 12:30
DORIVER
ふるる
未詩・独白
1*
06/2/17 11:22
ふたり
〃
未詩・独白
2*
06/2/17 11:18
Happy Day
KADY
自由詩
3*
06/2/17 10:56
メープルと午後
ふく
携帯写真+...
4*
06/2/17 10:36
夢の中で。
RYO
自由詩
0*
06/2/17 10:26
マーキング
〃
自由詩
0
06/2/17 10:10
[ ドコイツ ]
渕崎。
携帯写真+...
5*
06/2/17 9:01
自分だけのアビリティー
腰抜け若鶏
自由詩
3*
06/2/17 9:00
とびら
smorza...
携帯写真+...
2*
06/2/17 8:58
ミラーハウス (K.Mに…)
恋月 ぴの
自由詩
18*
06/2/17 7:10
足
壽瀬 チカ
自由詩
2
06/2/17 4:03
名前なんて知らん
afterg...
自由詩
0
06/2/17 3:38
6348
6349
6350
6351
6352
6353
6354
6355
6356
6357
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6359
6360
6361
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6365
6366
6367
6368
6369
6370
6371
6372
6373
6374
6375
6376
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6384
6385
6386
6387
6388
5.97sec.