金の鱗が這って朝の空を流れて
電子レンジの反復音が忙しなくこだまして
なんだ 世界の終わりを告げる鐘ってこんな感じかもな


吐いた息は規則的に白く色付き
目に見える心臓として
生きる  ...
僕を5年間苦しめた絵が
疑問を投げ 嘲った絵が
他との区別を刻んだ絵が


今小さく足元に有る

六弦奏者よ。
踏むがいい。
踏むがいい。
踏むがいい。




此処に。
瓶詰めの空気で溺れかけた会話が
ぼくのこれからにとどめをさしても
きみは多分ジーパンに携帯をつっこんで
そのまま
二月の真っ只中に蝉を

ほんとにきらいになる。
そうやって見たこともない ...
 寒さに震える夜

 行きづまった

 笑い声の聞こえる公園に

 心の洗濯をする季節が近づいている

 春よ 春よ

 厳しい季節は僕を試す

 新しい革のコートを買った ...
夜は夜のままで、かたち通りに息づいていく
少しだけ回る酔いの、世界の
窓枠から月明かりが零れる
思うままに影の、区切られて
深くなっていく宵の
眠れないと、嘘をついた

流れはそこから、 ...
ちょっとおなかが空いて、食べ物を探していた。
「カップラーメン、クッキー、パン・・・納豆。」
探していたら、背後から人の気配がした。
恐々と振り向いていたら、ぼさぼさ頭に目を細めながらこっちを見 ...
欠けた星が昇り鳥を追う
灰の大陸と
薄暗い蒼の大陸をかきまぜながら
夜の光は地ににじむ
倒れた木々は生きつづけ
枝は沈む光に向かう
死は重なり生は隙間を埋め
...
滑稽な仕草をお互い撫で合い
笑い合えてた時間
人より少し伸びた爪を注意したり
些細なことで話しは続いた

いつもは眠る時間なのに
起きていられるのは
もう少しで別れが近づくからかな

...
     ふと思いついて、昔書いた詩を投稿してみま
     す。一九九〇年から一九九四年ぐらいまでに
     書いたものを、自分の中では「初期詩篇」と
     呼んでいます(それ以前に書い ...
ただ君が好きだから、ぎゅっと抱きしめたい。

ただ君が好きだから、「愛してる」って言う。

ただ君が好きだから、電話したい。

ただ君が好きだから、ぬくもりがほしい。

ただ君 ...
今を大切に。 ”仲間”いうもんは、やっぱ大切にせなあかんわ。
だってな、その人がおったから今、笑ってるねんで?
せやからね、感謝のキモチはわすれたらあかんよ。
たとえ仲が悪くなっても、前までは笑い合った仲間や ...
「ねぇ、何かいてるの?」と聞かれたから、「しをかいてる」と答えた。
すると、「死?」って言われた。
別に怒らなくてもいいのに、ちょっとムッとした僕がいた。
「死じゃなくて詩ね。それに、死って言う ...
じゃあ、いったい何書けってんだよ。

取り敢えず何か書けよ。

人任せっすか?

はい。だから何?

じゃあさ。オリエンタルラジオとかパクッていい?

はいだめー禁止。
え、それ ...
まるで葉っぱの落ちた木のようだ

風が吹くたびに
小さな声をあげている

ゆっくりと息を吐きながら
それでも溜め込んだ本音を飲み込んで

掲げた両手の先
どこまでも遠い空を眺めれば
...
隣の部屋で音がする
古い団地ではよくあること
玄関のチャイムが鳴って
顔を出すと泥棒が逃げていく
強盗じゃなくて
良かった
近所のよろず屋がある日突然コンビニに
これもよくある話
角の ...
ムカついたら殴ればいい

欲しければ奪えばいい

どちらもダメなら

殺せばいい

死ぬよりは簡単だろう

お前等には丁度いい

お前等はそれでいい
陽炎ゆらめく金の砂子
彩雲は海風に吹き乱れ
てのひらに燃え立つストレリッチア
放った水際 横なぎにさらわれる

あの辺を転がってく
サクラ紙みたいな柔らかいの
さっき2人で食べた
カッ ...
 わたしは失業し、夏を迎えた。記録的な真夏日が続いている。ここしばらく風邪をひいていた。咳が出る。寒気がす ... 綺麗だけど綺麗すぎない私は

美しくない

綺麗なのは瞳の色

母上のお墨付き

その母の眼は

歳とともに病んでいるのだった

夫は

私の瞳を一度も褒めたことがない
...
しんじたりあいしたりすることが
何よりもずっときれいだと思ってた
泣けるほど幸せな日々が遺したものは
枯れた花、壊れたこころ、それと
前よりもずっと強くなる想い

きずあとは思ったよりもず ...
敵はさるもの溶けるもの
固める温度の僅かな違い
なかなか上手にまいりません

昨日の昼休みに集まって
レシピ片手に挑みます
仕事のことは打っ棄って
頭の中はチョコだらけ
にこやかに ...
黒い犬と黒い猫が
畑の真ん中でにらみ合っている

起きぬけの太陽はまだ寝惚けているが
それでも息だけは白くなる

――パジャマの胸ポケットは
  何のために付いているのだろう?
外刃の ...
汚れてしまったプールの水
まだ空は晴れぬまま
夏が零れるのはまだ先
桜もまだ咲いていないのに
あなたなら気が早いと
笑うのだろうか

あなたを失う夢を見るたび
私は自分を捨て置いてでも ...
蔓長い水草の絡まりついた 手を叩き
水をたらふく吸って膨れ上がった 足を踏み鳴らす

「丘の裾野に咲き誇る
 キンポウゲの群生から
 花房一本嘴にくわえ
 夜露の空を飛び渡り
 あなたの ...
なにもせずに なにもかんがえずに すこしずつ ほころびてゆくよ
おさけと せっくすと たばこと ぱちんこと ぱちすろと
ばいとのぐちと くるまに ばいく おんなじはなし おんなじはなし
くりかえ ...
けだるい朝の日曜日
空っぽの心とからだを横たえて
残りの義理チョコを食す
いつもと同じ形と色と味だ
とすると真理はこの中にあるのか
改めて認識した
この手の中に
チョコ ...
朝の太陽が海面を舐めていく
薄汚い夜の顔も次第に和むと
薄青いものに変貌した燐光は
狭い浜で漁る月の覚醒に気がついて
最後の力を振り絞る
しぶきの中で網を引く裸の背中にも
...
空をとぶ楽器をスモーキーというトリをつかって
つかまえるのが35世紀のスポーツです
スモーキーは19世紀地球産のペリカンの頭と
25世紀火星産のボナム(地球名:砲弾鳥)の頭を
もつ双頭のト ...
「私はね。人なんてみんな同じような能力しか持っていないと思っているんですよ。
出会った人やきっかけによって得た力を自分だけの特別な力だと錯覚しない限り」

松本清張「けものみち」の第一回目で登場 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
朝色についてa.u.i.自由詩106/2/12 2:52
記号化稀有携帯写真+...206/2/12 2:22
水色船田 仰自由詩206/2/12 2:20
闇の中で目を光らせてる炭本 樹宏自由詩106/2/12 2:10
少しずつ落ちていく霜天自由詩706/2/12 1:15
ちょっとね・・・天使散文(批評...006/2/12 0:37
冬原霊木立 悟自由詩106/2/12 0:35
僕から君へ海月自由詩2*06/2/12 0:24
初期詩篇選集「尾行者の音楽」岡部淳太郎自由詩7*06/2/12 0:18
ただ。天使自由詩2*06/2/12 0:13
僕の好きな言葉。自由詩006/2/12 0:06
やっぱこれやろ。自由詩1*06/2/12 0:04
My Friend散文(批評...006/2/11 23:55
兄弟生臭和尚自由詩106/2/11 23:53
背伸びするベンジャミン自由詩7*06/2/11 23:53
隣からチアーヌ自由詩206/2/11 23:43
明日死ぬから生臭和尚未詩・独白006/2/11 23:28
汗の匂いとうどうせい...自由詩19*06/2/11 22:58
夏風邪光冨郁也自由詩6*06/2/11 22:40
みため蒼木りん未詩・独白006/2/11 22:37
燻る恋を殺せないなるせ自由詩206/2/11 22:27
チョコの春あおば未詩・独白4*06/2/11 22:12
バレンタインデーtanu自由詩106/2/11 21:50
月光シギ自由詩206/2/11 21:36
水死体が歌うバラッド金槌海豚自由詩306/2/11 21:29
きろ、つきはなし自由詩306/2/11 21:19
義理チョコの命あおば自由詩2*06/2/11 21:00
夢にすなどる自由詩0*06/2/11 20:54
スモーキーshell-...未詩・独白006/2/11 20:50
誰もが手を取り合って笑顔で暮らせる世界を。ナイチンゲー...未詩・独白006/2/11 20:26

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加筆訂正:
スモーキー/shell-lamb[06/2/11 21:56]
微調整
きろ、つきはなし/[06/2/11 21:22]
美醜性・・・もとい、微修正。
6.47sec.