何度キスしたって
足りない

何度抱きしめたって
足りない

ぴりっとする
恋愛は
三十九回以上の

キスを、求める。
いい気になるなよっ

俺は

負けてなんかないんだっ

今に見てろよっ

ほら、おまえっ

もう、緒がゆるんで

来てるじゃないかっ。
つよく つよく
うちつけて

この ほしに

ぼくの
こわばった からだを

この ほしに

せかいが おわるまで

うごきたくない。
苛々する
テレビの音に
他人の声に

苛々する
ピアノの音に
明日の事に

苛々する
苛々する
苛々する
苛々する

ムカつく
ムカつく
あぁ、ムカつく

最近荒ん ...
空を
見上げる

君が
振り向く

微笑む
僕と君だけの空
緩やかな坂道に差す木漏れ日が

少し春めいた感じを届けたかと思ったら

また今日は、その坂道を駆け上がるように

北風が口笛を吹いていった。

これから夜半にかけてまた、

冷たく ...
君が誰とどこで会っていようが僕には見えない。

僕が誰とどこで会っていても君に見えないように。

鏡に映った自分に「僕は大丈夫?」と問いかけてみても

答えは自分しか知らないのだけど。 ...
月に住む人の一日は
朝日が昇るのと同時に始まります。

井戸水で顔を洗って
ニワトリとヤギに餌をやり
卵と乳を取ると
パンとスープで朝食をとります。

それが済めば
クワを持って畑を ...
時計を作る人の時計は
どんな時計よりもずっと正確だ
一歩進めば、時差を合わせて
絶対に狂うことはない
でも、時計を作る人の作った時計は普通の時計で
一年も使っていれば時間はずれてしまう

...
彼女の目は覚めた。
彼女の目にした物は激しい雨と揚羽蝶。
よろよろと飛んでいた様だがすぐに地面に落ちた。
死んだように見えた。
蝶の死んだ場所のすぐ近くには屋根が付いた、
彼女が眠っていたベ ...
知っている胸騒ぎ

ひっかきまわされるこの感じ

知っている胸騒ぎ

きみと相似形のこの感じ

スリル

足元が崩れる恐怖
みたいな

焦がれ

乾 ...
屍をたゆたわせて 何を祈っているのさ
産まれるものは 得てして魚が啄ばんでしまうと言うのに

屍を火にくべて 何を望んでいるのさ
産まれるものは つまる所私を殺してしまうと言うのに


...
まるで帰り道がわからなくなってしまったみたい
進む方向も曖昧で
見えるのはあなたの背中や横顔だけ
なにもかもはっきりとしないのに
魅かれてしまったのはなぜなのか
向かい合ったときにじっと見て ...
さっきまで
あたしの前にいてくれたあなたが
おうちに帰るために
あたしの前からだんだんと離れていきながら
あたしの知らない顔に変わっていく

あたしはあなたの前でもあたしのままで
おうち ...
(くもはしろいだお
と、ノンちゃん色鉛筆の箱をひっくり返す
あいにく白い色鉛筆は
どこかに失くしてしまって
ノンちゃん覗き込むけど
箱はからっぽ
みつからない

ノンちゃん白い画用紙広 ...
すぎる光が
雪を揺らす
返らぬ応え
進みゆく火


安らぎに失われる言葉があり
ひとりの歩みに降りてくる
青く尾をひく虹彩の
重なる軌跡に降りてくる


赤い布 ...
イズムとかないし

わたし

イズムとかないし

保存剤がたっぷり入った
大量生産のプリンを
プラスチックのスプーン
で食べている只今

ふと目をやると
本棚に ...
他意はないんです
他意はないんです

お茶をあなたの頭の上に零したのは
預言に従ったからです。

シャム猫の毛をバリカンで刈り取ったのは
貧乏人を見てムシャクシャしたからです。

ト ...
目を覚ますと

外は あめの ドレミ

冷たい雨が

沢山の音符を
綴りながら

窓ガラスを つたってる


遠い ふるさとの ゆめ をみた

あの頃 語った 「夢」は
...
大地が揺れた あの日
父は安物のタンスの下敷きになった

私は朝7時 いつものように
テレビをつけた
育った街が燃えているのを見た

それから
つながらない電話を
ふるえる手でやっと ...
獣を飼いました。
二匹飼いました。

一匹は内に、
もう一匹は外に、
放し飼いにしました。

獣は毎日、
私を襲って、
喰い殺します。

恐くはあり ...
上空を自由に飛ぶ白い鳩
こんな雨の中何処へ行くのだろう
大切な家族の待つ元へ
自分の役目を果たすために

半円の橋を車は徘徊
こんな雨の中でも減る事をはないのだろう
雨の匂いと排気ガスが ...
お手軽な女になって
誰かに拾ってもらおう

嘘吐かれるなんて
容易いことだし

街頭で
手を繋いでる

それだけでいい、から

可愛い女を疑っている様子は
なんだか可笑しくって ...
夕暮れにはまだ早い

君は窓辺にもたれながら
溶けてゆく陽射しに
目を細めている

僕はこたつに入ったまま
足元でまるくなる
猫とつま先で会話をする

「オリンピックも終わった ...
おはようございます
挨拶ができます
同じように
詩を書く

俺たちには
考えてはいけないことがあって
それは一日に数分やって来る
深い穴に潜りこんで
だらしなく考える
↓↓↓↓↓↓↓↓
つきおとされる ...
逢いたやあなたと浜千鳥
緋と思しき爪折れは
叶わぬ侭の夢吹雪
いつかなりたや恋女房


待てど暮らせど来ぬ文を
遠い都と香り立ち
揺れる簪 手の鳴る方へ
棗に忍ぶ 恋は霞と


...
声は告げる
「風が少し強くなったような気がします」

問う前に答える
「岩と岩の間を行きましょう
枝で隠された路を」

独り言のようにつぶやく
「昔は水のにおいがしたもので ...
もはや蝋だけになってしまった蝋燭が朝日に向かってずっと敬礼をしている。背中は溶けていたが川になるという保証はなかった。よく出来た草むらの中で一時間の長さをあっちから引っ張っている王子。蝋だけになってし ... 心欠く身こそ沈めよ秋の海日をも沈めるあわれ秋の夜 予鈴のずるさを聞く前に
抜け出してしまいたかった
靴に滑り込みながら
私は少しずつずれていく
それでも、毎日に所属している自分の姿に
ほっと、息が漏れてしまうのは
私のずるさ、だろうか
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ポケモン(サンダースにて)仲本いすら自由詩2*06/3/1 22:39
ポケモン(カブトにて)自由詩006/3/1 22:38
ポケモン(コクーンにて)自由詩3*06/3/1 22:37
いらいら。ala自由詩106/3/1 22:33
青と白のあいだ436携帯写真+...5*06/3/1 21:58
どこかへ草風自由詩006/3/1 21:35
自由詩106/3/1 21:32
カルタアソビ〜月に住む人〜美味自由詩0*06/3/1 21:21
カルタアソビ〜時計を作る人〜自由詩1*06/3/1 21:04
雨中2ふじわら自由詩006/3/1 20:45
胸騒ぎjei自由詩006/3/1 20:23
葬祭久野本 暁自由詩106/3/1 20:01
あなたの断片チアーヌ自由詩506/3/1 19:18
消えないでいてとびまる。未詩・独白0*06/3/1 19:09
白い色鉛筆佐野権太自由詩11*06/3/1 18:39
夜と響き木立 悟自由詩106/3/1 17:53
イズムとかないし わたしむらさき自由詩2*06/3/1 17:47
いいわけ竜一郎自由詩1*06/3/1 16:55
浅き ゆめみし 朝Lucy.M...自由詩1*06/3/1 14:54
あの日かがり自由詩206/3/1 14:48
「 けもの。 」PULL.自由詩4*06/3/1 13:21
雨の日の安っぽいドラマ海月自由詩0*06/3/1 12:55
お手軽な女にかのこ自由詩106/3/1 10:58
まどろみベンジャミン自由詩3*06/3/1 9:09
無題---未詩・独白306/3/1 8:36
新宿区「神楽坂」恋月 ぴの自由詩21*06/3/1 7:13
声(草と火)木立 悟自由詩906/3/1 6:34
長い一日-は-まだ-はじまってもいない黒川排除 (...自由詩106/3/1 4:48
秋の思い出の夢にて歌を詠む藤村兼時短歌106/3/1 2:06
半日の休憩霜天自由詩506/3/1 2:03

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