降る雪の向こうに舌先があり
ひびわれたくちびるをなめている
黒に囲まれた空の道を
砕けては砕けては照らす風


花のからだの鳥がめざめて
空を羽の仕草になぞり
うつら うつら
空 ...
今日も行かなきゃ…めんどくさぁ
ぅん。こんな日はさぼっとけ。


お昼ご飯はローソンで
レタスサンドとボルヴィック
あとプリングルス食いてーな
バック持って
ポケットにオーディオ突っ込 ...
目をつぶると出てくる言葉が真実

手を伸ばして届かないのが本当の夢

空を見上げて想うのが希望

地面よりも見えない底を見るのが地獄

最初の言葉がとっさに出て来ないのが告白

人 ...
このままでいいんだろうか?

「薬」がなくても眠れるようになる。
「病院」がなくても生活できるようになる。
「敵」を見返してやる必要がなくなる。
「恋人」と楽しい思い出を作るようになる。
...
キミの大きな瞳は
ついつい僕に衝撃を与える
そのくせ、目をそらすチャンスは
与えちゃくれない

僕ときたら
手に持ったお茶を何度も口に運び
キミなんか気にしてもいないフリをするのに一苦労 ...
訳がわからなくなったから
まっすぐに道を歩けなくなった
その横をハイスピードで 
きみみたいなひとが
駆け抜けていった
最期にひとつだけお願いがしたくて
大声で叫んだ
「どうもありがとう ...
あーした天気になーあれっ

あれ?

下駄が斜めに立っちゃったよ

一体どんな天気になるんだろうね

雨じゃなくて飴が降ってくるとか

ベタだけど良いね、甘そうで

雨じゃなく ...
私は、ふいに立ち止まって

不敵に構える明日を早送りしようとしたり

吸着する昨日にエフェクトをかけようとしたり

見えないものに頑としてしがみついたり

鮮明に見えるものを素っ気なく ...
ガソリン代だけもって
4時間かけて親の家に行く
疲れるとか
辛いとか思ったら
崩れてしまうから
目的達成のみ考えていよう
乗り越えても乗り越えても
課題が向こうからやって来る
こなせこ ...
ワールドアパート
酢酸
失われたハサミの片方のもう片方
イチローの背番号51のように
音も無く降る雨の形
ワールドアパート
共通しない扉で
耳を傾けるスパイス・ガール
俺の掌の ...
シャムラン
とっても魅力的な
姿で

風をまとって現れた

シャムラン
本屋でばったり
かわいい唇
シャムラン

色々あって
僕の妻

どこからきたのか
何してたのか
...
もう
なにがなんだかわからない

何故こんなに頭が痛いんだ

何かを覆い被せられているみたい

もっと素直に感じ取りたい

今のままじゃ ゴミも拾おうとしなくなりそう

ほんの小 ...
愛とか絆とか
なんでもいいから

誰かあの人を
ここに留まらせて

一番淋しい夜に
あなたは手を差し延べてくれた
一番辛い夜に
あなたは微笑んでくれた

何も言わずにわかってくれ ...
満月と星たちが次々と、深い海底に落下して、
水鏡には黒褐色だけが見える。
孤独になった空は雲を身篭って、
粉雪を定まらない海底に落としてゆく。
きのう、海辺の空を眺めて笑っていた僕は、
今日 ...
灰色の 潮風が 腐るので
お花が 死に絶えたあと
ラベル貼りの 嘘つきの
集まりが 車を 燃やし
何故か 俺は 一度 夢を
見た

十五夜に ウサギが
一億匹 神奈川県を
跳んでいる ...
今夜もまた車を走らせる

たどり着きたいのは

新しい夜明け

自由な自由を探して

虚ろな世界を駆け抜けて

誰かの言葉

彼女のしぐさ

昨日のイタミ

全部がバッ ...
最近魔王はテレビを見ている
テレビの前で「武勇伝!武勇伝!」と言ったり
「フォー!」と奇声を発したりしている
どうやらバラエティ番組が気に入ったみたいだ

「笑わなければ始まらんぞ」

...
土の中は真っ暗で
空気も悪いし
じめじめしているね

土の上に住む人は椅子に腰掛けて
ふんぞり返って言いました

今日は、土の上に住む人を家に招いたのですが
土の上に住む人は、家に着て ...
知らないとしか
答えない人がいる
知ってることも教えない
ただ自分で探してごらん
ということは教えてくれる
自分で答えを探すことが
どんなにせかいを楽しくさせるかを
その人は知っている。 ...
捨てた言葉が
もどる頃
小さい母を しょいながら
ひとり戦う 田舎道

焦った心が
ならぶ頃
小さい父と 飲みながら
ひとり戦う 屋根の下

未来に宛てた自問自答
叱咤の痛みは  ...
  

ハンバーグに夢を
ぎゅっ と詰める君の手は
ほんの少しだけ小さすぎて
はみ出したその部分が
なんだか美味しそうだなあ
なんて
思った日から十二年
未だに夢は減らないらしく
...
白い皿の上には 色とりどりの魅惑の花びら
時代の風景が 魂の食卓にのぼる
   カタカタカタ 窓ノ向コウ 記号化サレタ君ヲ知ラナイ
   答エニ辿リツイテモ 身体ヲ置キ忘レ 今日モ浮遊スル

...
お母さん、
私ピアノは嫌いなの。
だってピアノはうたわないもの。

そう少女は言い残して
私は捨てられました
部屋の隅に置き去りにされた私は
つい先ほどまでの幸せだった時間を
思い返し ...
こうやって部屋のなかから窓の外を見ていると、雨の中でしか生きられないけものになってしまったような気がする。穴ぐらのなかで、ひたすら雨を待つ。エサはあるのだが、自分のツメで獲物を引き ... 合い鍵を下さい。

あなたの心の中の部屋を開ける
合い鍵を

そうしたら わたしは
あなたの 枕元に
ひっそりと ひとつ
わたしの 愛を 置いて ゆくから

コトリ とも音をたてず ...
大切な気持ち
わかり合えなくて

一方通行の想い
伝わるはずも無く

悲しみで溢れた心は
憎しみに変わり

キャンバスに落ちた絵の具は
消えない染みになる

想いを揺らす黒い波 ...
僕の後輩に年男という子がいて、みんなから「とっしー」という愛称で親しまれてる。けれどその子は今からする話とはあまり関係ない。

今回は「年上の男」について考える。ちなみにこれは僕の持論だが、自分が ...
私は、何処へ行くのだろう
やらなきゃならないならない
お墓に入ったからって終りゃしない
だからってその後は知らない
失礼だわねぇ
カラスの伝導師
あっちむいてほい
眼鏡をかけなおす
夕 ...
眠らない夜 そして月
貴女は眺める そして涙
まん丸 心 そして月
今宵も 想う 誰かの事

眠れない僕 それは何故
こんなに想う 愛しい涙
まん丸 お月様 眺め
今宵も 想う 貴女の ...
想い続ける事の

「素晴らしさ」と

「愚かさ」を

ポケットの中にしまいこもうと

手を突っ込むと・・・


そこには

彼女に届けるはずだった

最後の言葉が
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
鳥と子木立 悟自由詩406/3/3 1:43
ダラダラ瀬冬翼流自由詩006/3/3 0:37
独白ソノ2maumi未詩・独白0*06/3/3 0:24
真夜中、ふと怖くなって目が覚める腰抜け若鶏未詩・独白106/3/3 0:24
それが恋か?だったら物凄く遠慮したいmac自由詩1*06/3/3 0:19
墓参り第2の地球自由詩306/3/2 23:54
お天気占い美味自由詩2*06/3/2 23:53
明日につないでいくブルース瀬戸...自由詩4*06/3/2 23:32
すみれ蒼木りん未詩・独白206/3/2 23:29
ワールドアパートたもつ自由詩10*06/3/2 23:24
シャムランふるる自由詩5*06/3/2 23:12
脳が爆発しましたRAVE未詩・独白006/3/2 22:32
気持ちことは自由詩1*06/3/2 21:08
いのちの感性前田ふむふむ自由詩13*06/3/2 21:05
ごんちゃろう(享年2年)レクイエム奥津 強自由詩3*06/3/2 20:31
今夜もジム・プリマ...自由詩106/3/2 20:25
魔王と出逢った(笑顔の必要)イズミナツキ自由詩2*06/3/2 20:10
カルタアソビ〜土の中に住む人〜美味自由詩3*06/3/2 19:38
だからわたしはせかいとであう夕凪ここあ自由詩7*06/3/2 19:22
有休久野本 暁自由詩106/3/2 19:09
記憶ちがい 2AB(なかほ...自由詩206/3/2 18:14
ラプンツェルの小鬼 或いは内的な物語り水無瀬 咲耶自由詩2*06/3/2 18:12
歌をうたうピアノ夕凪ここあ自由詩1*06/3/2 18:10
雨(1986.8・4)木立 悟自由詩1206/3/2 17:54
哀 鍵Lucy.M...自由詩0*06/3/2 16:59
波紋朱華自由詩0*06/3/2 16:27
年男腰抜け若鶏未詩・独白1*06/3/2 15:25
鮮明喪失こしごえ自由詩13*06/3/2 15:02
まん丸お月様自由詩0*06/3/2 14:56
ポケットの中の言葉KADY自由詩1*06/3/2 14:30

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加筆訂正:
魔王と出逢った(笑顔の必要)/イズミナツキ[06/3/2 20:34]
微修正(><)
【批評ギルド】 このごろの請負批評/森中まゆみ[06/3/2 19:51]
批評追加
6.87sec.