マルコ・ポーロ、エンリケ、ガマ、コロンブス、マゼラン、ベスプッチ、、、、、、、、、、、、、
みんな海へいった
さようならきっと戻らない
名前の残らなかったひとびと
航海 ...
始まりを歌う命
光は 止まることを知らない
終わりを告げる命
花は散るが 心はここに
始まりを歌う命
溢れる蜜は 甘く香る
終わりを告げる命
伝えるべき 言付けのみを抱いて
イタズラッコの春っぽの風っこが
ぴゅうと口笛を吹くように渡ると
空のほっぺたをっぽっと染めずに
かた物の茶色の樹々のさきっぽを
ほんのりももいろぴんくに大変身
...
梅咲けば手元に見ゆる別れの日
ばあちゃんカステラ食べながら死にました
ばあちゃんカステラ食べながら死にました
と、深爪ぎみの少女
マイクを持つのは初めてらしい
マイクに処女を奪われている
列席者は視姦している
...
長年この商売を続けていると
たまぁに
人が本になる瞬間を見るんです
ちょっと
作り話じゃありませんよ
お客さんにも覚えはあるでしょう
何もあたしの処みたいな古本屋じゃなくても良い
本 ...
あじみをさせて
みどりの小道
生れたばかりの若草のあじ
かなしくないあじ
やさしくないあじ
みずのあじ
あじみをさせて
ももいろ並木
やくめの終わった花びらのあじ
こわくない ...
わぁーといって駆けだした
川柳みたいなあめんぼう
鯨の巻き尺、眼鏡の噂
耳が無いから聞き逃す
踏んだり蹴ったり
ぼろぼろの
影絵を映して畏まる
いろはにほへとと
畏まる
三月三日のひ ...
世界は鍵のないドアのようなものだ
君は今ほほえみという名前の粉ミルクをお湯で溶かしている
名前をよびたかったがわからない
せめてメルアドを教えてほしいというと語尾上げで「はあ?」と一瞥される
...
雨の夜 黒い傘
よれよれのズボン
肩に黒いかばん下げて
とぼとぼ帰る
あなたは誰
夜明け前 自販機の横
無精ひげ
カップ酒飲んで
うとうと眠る
あなたは誰
夕暮れ 電車の中 ...
とても美しいことを書けそうだと思って
さわりかたをそっとしたりしてみる
きみへ続く空中はゆらいで白く
物理学の本ならばたとえば
ペットボトルの曲線をなぜて
やわらかに跳ね返っている
春先の ...
指輪の冷たさ
僕は自分と似る姿に
いつも嫌っていた
指輪の綺麗さ
君は自分と似る姿を
いつも欲しがっていた
裏と表の存在
どちらかが欠けてた
僕はいないだろう
もしかしたら
...
純粋は純粋から生まれず、常に混じりもののなかから生まれる。純粋とはまじりもののなかから生まれる本当の混じりものであり、本当の美しさである。あらゆる混合物を超越して輝く強さであり、結晶で ...
眠れない夜に読経が聞こえない和尚も坊主もくんずほぐれつ
あしたから猫になるから恥ずかしい名前をつけて呼んでもいいよ
泳ぐ魚 無意味と知りつつ死ぬ君の欠片が♂の形をしてる
...
戒律
日曜の教会の君の白い指若い和尚の無駄なき仕草
口移しそうっとくれたマシュマロは口に出してはいけない祈り
まっすぐな背中や胸を這い回る無意味な戒律汝犯せよ
...
「好き」を認めることは
「嫌い」も認めること。
「好き」と「嫌い」は2つで1つ。
その片方しか見ていない、
認められなければ
それは単なるわがまま。
そもそも「好き」「嫌い」は ...
いろいろな世界を見ることができる
インターネット。
さまざまな世界で活躍している人と
つながるインターネット。
常に拡大していく自分のつながり。
こうした世界を大切にしていきたい。
...
せつなさは
ほのかな香り
愛しさは
ほのかな温み
寂しさに
花びらひとつ
思い出に
花びらひとつ
甘く泣けるほどの
柔らかい痛み
そっと辿るだけで
蘇る泣き笑い
...
果実はひとつ、
熟り続ける。
きみが折れる、
その時まで。
了。
新小岩駅から北東約15分
すべての始まりはそこで
やがて
花火の夜に散るように
マイクロバスから
あせた国際色が帰る場所
すべての始まりはそこにあると
信じるものたちの
終 ...
人の細胞って一週間もすれば
すべて新しく変わるっていうけど 本当のことかなあ?
僕と言えば 何度も同じ失敗を繰り返して
DNAにそれさえもプリントされてるようで
新しく変わる意味がないよう ...
ぬくもりを ペーパーの上に落としたら
ほと ほと と音がして
穏やかな色合いが生まれた
ずっと
ここに居られたらいいのになぁ.。
青い朝が鈴を鳴らして合図する。
霧のむこうは、へらさぎが、雨音に耳を澄まして、
零を数え終えると、夥しい空の種が芽を出して、
幾万のひかりが降る。季節が連れて来る慈悲を、
寝台に凭れて、味 ...
揺れる
ただ君の
それは僕の
ざわついた木々
風に吹かれて言の葉いずこ
塞ぐ唇
君を浮かべる
心の
波
揺れる
波
掴む腕
対岸の踊り迫る 長い夜長い川
家系図の末端より先真紫
きりつきりつハムをほおばるこわいかれ
星が目となる交わりを好む収容者
荒涼の涼を感じている裸
石柱転ぶ遠い狐を見間違 ...
軽く舞う三十一文字に気をとられ{ルビ聖域=サンクチュアリ}に右足首が
罰としてまめ電球があるだけの三角錐に閉じ込められる
指先に向こう永遠血は流れ 終わることなきダイイングメッセージ
ずっと前は黒電話
人指し指をひっかけて
ダイアルがもどる間に
会いたい人の
番号を呟いていた
プッシュフォン
短縮登録ができてから
電話番号を覚えなくなって
今は
...
じゆうにかきなぐれる紙をなくしていらい
ぼくはえを飽きらめた
あきらめたなんてかっこいいと思うでしょ
あまりにそれじゃ女々しい
言い訳のようでなんだから
いつもは「ひとをころしたことねぇから ...
まだ声が上手くいけない
扉の前で迷っていると
ここまでの、空の履歴が落ちてくる
からっぽになれる瓶の底には
薄い眠気で、まだ僕がいる
軽くなった手のひらには
まだ水分が、残っていて ...
君に映る世界の
回転速度は
{ルビ跨=また}ぐ人たちの
歩みとおなじ
だから
雨上がりの朝
生まれた
一瞬の{ルビ閏=うるう}は
君からの
溜 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
FISH N.O.
ヤギ
自由詩
5*
06/3/3 17:27
鎖
姉山右京
自由詩
0
06/3/3 17:22
*っぽ*
かおる
自由詩
13*
06/3/3 17:03
川柳1
姉山右京
川柳
0
06/3/3 17:01
まつわってしまった人たち
さいらと
自由詩
3
06/3/3 16:23
乱丁だらけの古本屋
蒸発王
自由詩
4*
06/3/3 15:46
あじみをさせて
ヤギ
自由詩
9*
06/3/3 15:31
ひな祭り
あおば
自由詩
5*
06/3/3 15:25
ワールドアパート
モリマサ公
自由詩
6*
06/3/3 14:04
あなたは誰
かがり
自由詩
1
06/3/3 13:48
春先
nm6
自由詩
8
06/3/3 13:46
指輪
海月
自由詩
2*
06/3/3 13:39
冷めた水②(1986.12・24)
木立 悟
自由詩
4
06/3/3 13:05
【短歌祭】エロは心のクスリです
ピッピ
短歌
11
06/3/3 12:39
【短歌祭参加作品】キッチンではだめ・・・
ふるる
短歌
16+*
06/3/3 10:40
表と裏
Yousuk...
未詩・独白
2*
06/3/3 10:38
つながり
〃
未詩・独白
3*
06/3/3 10:31
春
さち
自由詩
8*
06/3/3 10:21
「 金曜日の果実。 」
PULL.
自由詩
7*
06/3/3 9:51
ワールドアパート
AB(なかほ...
自由詩
1
06/3/3 9:10
この夜が明けたら
美花
自由詩
2
06/3/3 8:18
ひだまり
ひより
未詩・独白
4*
06/3/3 7:28
朝
前田ふむふむ
自由詩
6*
06/3/3 7:26
浮舟
アマル・シャ...
自由詩
9
06/3/3 3:17
発光体
黒川排除 (...
川柳
1
06/3/3 2:59
短歌狂の歌 B面
たたたろろろ...
短歌
2*
06/3/3 2:38
会いたい人に電話する
ベンジャミン
自由詩
6*
06/3/3 2:36
その一歩が見当たらない人もいるとは知りつつ
第二次テーブ...
未詩・独白
0
06/3/3 2:32
履歴書
霜天
自由詩
3
06/3/3 2:00
水溜り
音葉
自由詩
0
06/3/3 1:57
6324
6325
6326
6327
6328
6329
6330
6331
6332
6333
6334
6335
6336
6337
6338
6339
6340
6341
6342
6343
6344
6345
6346
6347
6348
6349
6350
6351
6352
6353
6354
6355
6356
6357
6358
6359
6360
6361
6362
6363
6364
加筆訂正:
波
/
水無瀬 咲耶
[06/3/3 16:13]
縦書きにしてみました
ひとつのわたし
/
松本 涼
[06/3/3 7:10]
すこしなおしました
5.44sec.