村にはじめてコンビニができたような
月がはじめて携帯持ったような
柳の川は桜四分と混じりあい
街燈も綺麗だけど
そんな気持ちにはなれない
山羊が獏にならい
はじめて夢を食べたような
...
オレンジシャーベットのような夕暮れの空
濃紺の天頂とのグラデーションが
何万光年の奥行きを塞ぐ
暮れなずむ街で
通り過ぎ行く人の群れの中
一人立ち止まり
誰も手に入れることの出来ない空を見 ...
わたし、実は芸能人なんです
わたし、実は指名手配犯なんです
いや、どちらも真っ赤な嘘です
別にわたしはイケメンじゃないし
かと言って極悪人面してるつもりもありません
気づかれてヤバいことはな ...
カラオケでもファッションでも詩でも小説でも
本人が自信たっぷりに役になりなきっていないと
逆にみんなを失望させてしまう
不快感を感じたくないなら
いつもやっている事をその日も同じようにすれ ...
買ったばかりの筆
乾いて水気が無く
絵の具を付ければ
無限の組み合わせ
付けなければ意味を持たない
信号機の色彩
赤黄青の組み合わせ
それだけで人を動かす
今の僕は出来上がる前の灰 ...
こけこっこーで、
お目覚めっぽ。
お天気晴れたら、
お散歩っぽ。
窓の向こうを、
ちょっこり覗けば、
お外はとっても、
ご機嫌っぽ。
おべんとおむ ...
ぼんやり
傘さして
あるく
気がつけば
水たまりの中を
あるいている
じゃぶじゃぶ
あるく
雨粒は
水面に繊細なマンダラ模様を描き
わたしは
さながらシヴァ神の如き破 ...
ぱちぱち
ぱちぱち
傘に当たる雨の音が
いつもと少し違い
メールを打ちながら歩くのを止め
頭をもたげた
23時。
ひとけのない夜更けの住宅街
濡れて黒くひかるアスファル ...
この雪のように真っ白な ふわふわっとした気持ちは
やさしく降り積もる君に触れてみたいって 云うの
跡形を残して消えてゆくことを知っているのに.。
この ふわふわっとした雲のような気持ちは
...
おおきく、おっきーく息を吸い込んで
ぷうーーーーーうってはき出す
空気がゆれて
それがすずしい風になって
暑くて困っている人のところに
どうか届きますように
もし、別れを言う相手が ...
死んで目覚めた人
ふざけてないで
その踊りをおしえてください。
あなたはもう
棒のようになってしまっているけど
その延焼のいろで
正しいのは一体どこですか。
眠りのたびに
目覚めを思っ ...
20日過ぎたら
返済の期日やよってに
わし、どうも参る
奈良の支店云うたかて
あら、中央の息かかっとるさけな
組合の圧力でわ無理やん
斉藤の不倫
三田の祈祷
東京の凄いんはそこで
...
それは
一目見た時から
私の心を
掴んで
離さない
感じた事の無い
鮮烈さ
未完成の
ただ
舞い乱れる
華
月明か ...
嘘をつかない人
きっとあなたも何か持っているでしょ?
嘘につかれた人
きっとあなたも何か持っているでしょ?
ぼくね、しってるよ、そらのいろ。
目には見えな ...
手のひらに溺れかけた金魚を握って
少年の僕は旅立つ
朽ちかけた恋を語る老人の脇を抜けると
傍らには黄色い看板の中華料理屋があって
赤い文字で書かれた暖簾の奥からほとばしる いい匂いだ
手 ...
ずるずるって麺をすすると
体がポカポカしてきて
…あー鼻水出るー
ティッシュくれ
勝手な行動とるものだから
自分も相手も傷ついてる
何もしなきゃ傷つくこともなかった
何もしなきゃ傷つけることもなかった
結局どうしたらいいのかわからなくて
動けなけなくなって
何度 ...
あなたがくれた
あなたの
心 その ぎせい 夢
を みた ことが
明かりを ...
【桜】
元来色の白かった私が
薄ら桃色に色づくのは
きっと貴方の仕業です
今年も
また
染まってしまいました
【金木犀】
はらはらと散らすのは
涙では無く
貴方の残 ...
部屋の外 静か
出てみると 雪
夜空に光る羽のような 雪片
息 吹きかけると
生き物みたいに壊れていく
...
夜に強くて朝に弱いわたしは、
甘いカフェ・オ・レを飲みながらホットサンドをむしゃむしゃ食べる。
夜に弱くて朝に強いあなたは、
苦いブラックコーヒーを飲みながらサンドイッチをもくもくと食べ ...
その日を過ぎると
君の背中から栓が抜け落ちて
とろとろと水、のようなものが零れていった
舐めてみると、海の味がする
帰っていくんだな、なんて思う
薄いお酒を飲みながら
時計の針を見ていた
...
1
純白の太陽が沈まない世界で、峻険な断崖が水平な時間の裂け目に現われて、素肌が剥き出しになったやまびとたちが戸惑っている。首のない禿鷹の幽霊に急き立てられて、断崖を昇りきると、空 ...
たぐりよせたたより、てのひらで舞う
モノクロームでしか描けないと
紫の憂鬱を背負って、黄色い情緒不安を泳いで
いつだって手の届かない青空を見上げていた
突き抜けるような、白
輪郭 ...
大人になりたくない と
純粋に逃げ続けた頃は通り過ぎ
大人になれない と
不透明な迷路で行き詰まった頃に
私はあなたの詩にえぐられました
初々しさが大切なの
人に対しても世の中 ...
好きだった人に振られた
よくある光景よくある話で人は同情もしない
それでも私にとっては太陽がなくなるような気持ちだ
そんなときは嫌いなラブソングでも聞いてよう
幾多のラブソングが私を嘲笑うよう ...
禍々しきものの陳列された
地下室の展覧会で
私は魅せられながら
それでいて
不安に震えて過ごしていた
と、階段を昇り窓の外には
緑のなだらかな起伏が広がる
妻と二人の娘が手を振っている
...
今、
紙切れを擦っています。
心がまとまらない内に
鉛筆を適当に走らせて
しまっていたので
適当な言葉が
紙の上に並んでいます。
一心に擦ると
真ん中の方から
二つに
割れてし ...
誰にも知られることなく
二人で世界を抜け出す
キラキラを脱いでも
君はとっても素敵だった
水玉の心に手が触れた瞬間
抱きあって 溶けあって 星月夜の下 すぐに始まる
瑪瑙のよう ...
ゆうらりと
ゆれてしまえばかげひとつ
かげとかげとがかさなって
もっとおおきなかげひとつ
もっとおおきく
もっとかぼそく
うたってしまえば 月 むざん
うたってしまえば 夜 むざん
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
春
便乗鴎
自由詩
2*
06/3/2 14:10
「夕暮れ」
広川 孝治
自由詩
0
06/3/2 14:08
人見知り
新守山ダダマ
自由詩
2
06/3/2 13:00
最近学んだ処生術
腰抜け若鶏
未詩・独白
0*
06/3/2 10:24
COLOR
海月
自由詩
1*
06/3/2 10:20
「 っぽ。 」
PULL.
自由詩
19*
06/3/2 10:17
水たまりをあるく
yangja...
自由詩
0
06/3/2 9:54
帰り道
blue L...
自由詩
4
06/3/2 8:26
ゆきのように くものように
ひより
未詩・独白
3*
06/3/2 7:31
優しい仕事
バカ男
自由詩
2
06/3/2 6:13
死んで目覚めた人
ミクタギラッ...
自由詩
1
06/3/2 5:29
もろたらええやん
くつろぎの
自由詩
1
06/3/2 4:47
狂い咲き
おっとっと
未詩・独白
1*
06/3/2 4:04
見られたくない空の色
花丸ぺけ
自由詩
3*
06/3/2 3:39
手は そしてまた言葉は
黒田康之
自由詩
1
06/3/2 2:32
ラーメン
瀬冬翼流
自由詩
0+
06/3/2 1:59
窓
〃
自由詩
0
06/3/2 1:57
名残り
まれ
自由詩
0*
06/3/2 1:13
三花繚乱 其ノ弐
蒸発王
自由詩
5*
06/3/2 0:29
雪欠片
maumi
未詩・独白
0*
06/3/2 0:28
[ わたし+あなた=磁石 ]
渕崎。
自由詩
1*
06/3/2 0:20
栓抜き
霜天
自由詩
10
06/3/2 0:17
やまびとの詩—散文詩
前田ふむふむ
自由詩
3*
06/3/2 0:11
輪郭(下書き)
e R i
自由詩
0
06/3/1 23:46
汲む—茨木のり子さんに—
まほし
未詩・独白
9*
06/3/1 23:38
恋歌?
夜月 深燐
自由詩
0
06/3/1 23:32
家族
tkstkm...
自由詩
0*
06/3/1 23:32
夜更けの行為が繋がる場所
夕凪ここあ
自由詩
2*
06/3/1 22:58
ほのか
もる
自由詩
0
06/3/1 22:50
霊能者が書き留めた幽霊の聴こえない歌
岡部淳太郎
自由詩
8*
06/3/1 22:46
6326
6327
6328
6329
6330
6331
6332
6333
6334
6335
6336
6337
6338
6339
6340
6341
6342
6343
6344
6345
6346
6347
6348
6349
6350
6351
6352
6353
6354
6355
6356
6357
6358
6359
6360
6361
6362
6363
6364
6365
6366
加筆訂正:
アトリエ・サバンナ
/
まほし
[06/3/1 22:58]
最終連を訂正しました。読んで下さった皆様、大変申し訳ございません。
6.44sec.